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Life in Tokyo -2-

初めて緊急事態宣言が出て、自分の仕事も時短勤務になり、これまでに経験した事のない静かな春を迎えたのは、2019-2020年度修了作品の上映が終わってまもなくのことでした。
人形コースに移ったもうひとりのパクパは、この緊急事態宣言中の最中にチベットへ帰国。最後に会うことは許されず、本当に悔しい残念なお別れになってしまいました。

そして、最後に残ったパクパと再会したのは、とりあえず最初の緊急事態宣言が明けようとしていた5月の終わり頃でした。以前、一緒に作品をつくるために寝泊まりもしたアパートから引っ越し、2020-2021年度はアートアニメーションの夜間教室には通わず、違う学校や教室に通う新しい生活をスタートしていました。

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その学校も、卒業の時期を迎えました。この2年間は、彼にとっては、日本でアニメーションの仕事をするのか、自身の作品に専念していくのかどうかも含めて色々考え動きながらの日々だったと思います。最終的に、彼は、今月いっぱいで日本を去ることに決め、チベットへ帰国し、先に帰った仲間と一緒に活動していく道を選びました。週末の個展は、その日本での最後の集大成になるのかもしれません。

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olympus PEN D
lomography 800
2020 spring Tokyo



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