第三次音楽革命

長らく敬遠していたサブスクリプションに手を出したのが四ヶ月前。
「Apple Music が良いぜ!」と風の噂で聞いたのでナイスチョイスしてみたのでした。

で、今。

まさにこれはオレ的 “第三次音楽革命!” だと実感、否、痛感しているのです。


まう手始めに、THE WHO の『四重人格』を聴いてみました。
高校時代、あんまり話したことない石田くんが、このアルバムをCDウォークマンで聴いているのを見て「それ貸して!」と頼んだら、快く貸してくれたのでした。
ついでに何枚もの僕が知らないブリティッシュロックの一緒にです。
石田くん、ありがとう。
で、帰ってすぐにテープにダビングして、せっせと聴いたのでした。


あれから三十数年が経つ。
僕は高校卒業後にレゲエやらワールドミュージックやらに傾倒していって、いつの間にかあれだけ聴いた『四重人格』のテープは何処かに消えてしまいました。


その『四重人格』をなぜ選んだのかわかりません。
パッと思い浮かんだのです。
で、僕は三十数年ぶりに聴いたわけです。


あの頃のあのワクワク感。
あの頃のあの空気。
一瞬にして蘇りました。
高校時代の僕に再会したような気になりました。


Apple Music は「こういうのが好きなら、こういうのはどう?」と次々に薦めてくる。
で、それらがことごとく僕のツボにクリーンヒットするわけです。
たまに大外れがあるのは御愛嬌。
ほとんどがいいんだよ。
ヤバくないか。
ヤバいぜ、AI。
しかも、月々1080円で聴き放題だっつーんだからスペクタクルとはこのことか。
まさにこのことなのである。


で、今は Session Victim って心地良いエレクトロが店内に流れています。
これも Apple Music が教えてくれました。
ドイツ人の二人組だそうです。
今の自分では、絶対たどり着けなかったアーティストだと思うのです。


そうそう。
冒頭で「これはオレ的 第三次音楽革命だ!」と書きましたが、第一次は “CD”の登場。
で、第二次は “iTunes” の登場ですね。


この音楽環境をより良くするために、小型の Bluetooth スピーカーもゲットしましたよ。
もちろん SONY ですよ。
無茶苦茶音も良くて最高。
何がどうなって、ここから音が出ているのかサッパリわからないけど、ともかく最高なのです。


今後も音楽の奴隷として生きていこうと決心したのでした。


股旅。

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