見出し画像

帯広市×ワーケーション×農業体験

帯広市で農業体験も取り入れたワーケーションを令和4年8月19日(金)~20日(土)の1泊2日で実施し、札幌市内に拠点を置く企業2社にご参加いただきました。

ワーケーションって実際のところどう?

最近ではよく聞くようになった「ワーケーション」。
北海道では、「北海道型ワーケーション」として、豊かな自然など本道の潜在力を活かした、「北海道だからできるワーケーション」の普及・展開を進めています。
今回は、道内でもアウトドアを基軸にワーケーションに力を入れている帯広市で実施しました。

一日目:work

帯広市に到着後、各自昼食を済ませ、市内にあるホテルヌプカの共有コワーキングスペース「ヌプカハナレ」に集まりました。

帯広市のご担当者様からは、企業をターゲットにしたワーケーション推進の取組について、ホテルヌプカ様からは、地域に人を呼び込むための取組や今後の展開についてご説明をいただき、官民が連携した地域全体の取組について理解を深めました。

その後、「ワーケーションを企業で取り入れること」をテーマに参加者を交えて、ディスカッションを行いました。
参加者からは、ワーケーションを自社に取り入れることについての課題や有効性などについてご意見をいただいたほか、自社で取り入れている働き方改革の取組をご共有いただくなど、企業側、受入側の双方が取組を推進するにあたり、必要な情報交換を行っていただくことができました。

事業者交流後は、コワーキングスペースを利用し、オンラインで会議をしたり資料を作ったりするなど、それぞれの業務を進めていただき、業務終了後は各自で街中を周る馬車BARや「北の屋台」を堪能するなど、参加者それぞれが思い思いに過ごされました。

「ヌプカハナレ」でのリモートワークの様子
帯広の街中を回る馬車BARは一度は乗ってみたいコンテンツ

二日目:vacation

2日目は、8時前にホテルを後にし、敷地内で2,500種類を越える植物を季節ごとに見ることができる「紫竹ガーデン」で、朝食とガーデン散策を楽しみました。土曜日ということもあり、リラックスした様子で参加者同士も楽しんでいるようでした。

紫竹ガーデン

その後、長芋が有名な川西地区にある「いただきますカンパニー」に移動。
AIR-Gで農業に関する番組「農Lands」のパーソナリティを務める、大野真奈様をお迎えし、参加者と一緒に農業体験を行いました。
いただきますカンパニーの畑ガイドさんからは、十勝の代表的な農産物や農家さんの苦労などについて教えていただきました。

普段はなかなか入ることができない畑の中で、農作物の成長の過程を肌で感じることで、農家さんへの感謝の気持ちや、食について深く考えることができ、また、非日常の景色を楽しんでいただくことができました。

その後、収穫体験として旬の「トウモロコシ」を各自収穫。この「トウモロコシ」は、生でも食べることができる品種で、甘みが強く、とても新鮮でした。

お楽しみの畑ランチは、自ら収穫した「トウモロコシ」と、十勝産食材をふんだんに使用したランチセット。参加者全員が大満足の様子でした。

オール十勝産の食材でバーべキュー

その後、農機具歴史館で実際に使用された農機具に触れることで、歴史の深さを実感するとともに、改めて道内有数の農業地域であることへの理解と地域への親しみを感じていただくことができました。

今回の地域活動を終えて

参加者からは、ワーケーションの推進を社内で進めるにあたり体験できて良かった、ですとか、家族連れの参加者からは、特に農業体験は、小さいお子さんに必要な食育の知識を与えることができるいい機会になった、との声をいただきました。

企業をターゲットとし、アウトドアを基軸としたワーケーションの取組を実際に体験いただき、地域コミュニティや地元の方、参加者同士で接点をもつことで、今後の継続した関係づくりに向けた取組みの一歩として、活動できたと感じています。


事業主体

北海道総合政策部地域創生局地域戦略課
(道内版関係人口創出・拡大事業)
協力:帯広市、HOTEL NUPKA、株式会社いただきますカンパニー

#帯広市hokkaido #十勝hokkaido #地域魅力発見 #農業体験 #ワーケーション

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?