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Scrum Fest Osaka 2020 セッションレポート チームのカルチャー形成のための雑談ワークショップ

いま見直される、雑談の効用

リモートワークが急速に普及していくのと並行して、急速にその価値を見直されているものがある。それが「雑談」だ。

それまで自然発生的に起きていた雑談を公式に設計して運用する。そのためのワークショップだ。

雑談がチームワークを下支えする

チームワークの7段階。雑談は、その1-3(知っている/話をする/理解する)を網羅できる。

雑談の効果を上げるコツ

雑談という、当たり前に存在していたもの。当たり前であるがゆえに言語化・設計されていない。第一人者によるコツの共有は大変にありがたい。

不確実性と踊れ!叫べ!

安田さんのお話だけでも参加する価値のあるセッションだったが、
zoomをあとから見ただけでは体験できない価値がこのセッションにはあった。それが、不確実性との対峙だ。

・いわきりさんの音声が出ない
・Zoomでブレイクアウトできない
・安田さんがアウトブレイクを連呼して死を予感させる
・ブレイクアウトできないから座学で伝える方式に変更
・やっぱりブレイクアウトできないからRemoに移行
・うまく移行できない参加者を、参加者たちで助け合う

おそらく、運営している側はずっと冷や汗が止まらなかったのではないか。トラブルが多いな、というのが正直な感想だった。
また、突然のRemoは臨機応変ではあるものの、初めて使う、かつサインアップを求められるツールの利用がいきなり求められるのは抵抗があった。

それでも、運営側におまかせではなく、自分たちで場をつくろうという自己組織化された空間には感動したし、苦労してたどり着いた先で雑談できたときは、なんだか感動を覚えた。

こんなこともあったり。

非公式のコミュニケーションを公式に設定する

最後のワークでは、初対面の人たちと雑談をした。(@watanabeisan とはSNS上で絡みがあったので、初対面感はなかったが)
それでも話が盛り上がったのは、テーマが設定されていたこと、そして事前に安田さんから効果的な雑談のコツが共有されていたからだろう。

明日からでも使える雑談のコツ。参加してよかった。

追記: ワークショップの資料


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