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【エッセイ】男子校の日常〜男子校2年生〜

中学受験を終え、どこの中学校に行くかを決める時が来た。
迷わず第一志望の男子校を指さしたが、
両親は少し不安げな顔を見せていた。

男子校とは、いったいどんなところなのだろう。
入学前は、不良がいっぱいいるのかなと思っていた(☜偏見)
が、入学すると、最高の青春が幕を開けた。

男子校といっても、基本的に普通の共学と一緒だ。
数学があり、英語があり、
ふざける奴もいれば、真面目な奴もいる。
違うのはたった一つだ。
「女子がいない」こと。

女子がいないと、男だけの世界になる。
恋する人も少ないし、
女子の目を気にすることもない。
だから、みんなはじけられる。

ここで、男子校の1日を見てみよう。

朝。
1時限目が始まる前の朝休憩。
始業は8時30分なのに、
6時から来ているという早登校ガチ勢が数人。
ちなみに僕は7時30分登校。

朝の支度をして、友達と校庭へ出る。
そのまま野球をする。
時間が経つにつれ、人が増えてくる。
みんな早起きだ。

1時限目がスタート。
授業中にみんなが真面目になれるのはせいぜい2科目だ。
それ以外は先生がフレンドリーで、
時には生徒と話しすぎて圧倒的に時間が足りなくなる時もある。
それだけみんな仲がいい。

体育の授業だ。
着替える時が1番男子校を発揮する。
まず上裸は当たり前だ。
着替える時にそんなことを気にする奴はいない。
で、ふざけてる奴は普通に下まで脱ぐ。
キモい〜
早く着ろよ〜
と言いながらも、
教室中は笑いに包まれる。
多分こんなことは男子校を卒業したらないだろう。
これもおそらく青春だ。

ご飯の時間。
弁当を持ってくる人もいれば、
売店でパンやおにぎりを買う人もいる。
売店の店員はみんなに親しい。
売店のおばちゃんとみんな呼んでいる。
そう、男子校の女性は、みんなすごく優しいのだ。

放課後。
教室の中は、自習する人と
時間を潰す人で溢れる。
なぜか教室の中で、
野球が始まる。
外でやればいいのにといわれるが、
なぜか教室内でやる。
キャッチボールを始めたら、
自習してる奴も「俺が投げたい」とか言い出して、
結局みんな野球をやってる。

こんな感じの1日だ。
男子校ならではのこともあれば、
共学の男子とやってることが同じなこともある。
少なくとも共学の男子は、体育の時にパンツまで脱がないだろう。

こんな生活が6年続く。
最初は不安で、ついていけるか心配だったが、
今ではみんなが仲良く、最高の青春を送っている。
男子校を卒業する前に、この青春を味わいたい。

今回も読んでいただきありがとうございました。
それではまた次の記事で!

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