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#138 地元のドーミーで、サウナ→飲み会→宿泊→朝ウナをした話

サウナーであり、ドミニスタ(ドーミー系列のホテルを愛好する人の総称)である私は、昨日とある計画を実行した。それはサウナ→飲み会→宿泊→朝ウナを、地元のドーミーで実行するものである。この計画を実行するにあたっては、家族の許可が必要となる。「今日は帰って来ま宣言」をしているわけだから。冷ややかな視線は覚悟していたが、妻はあっさりOK。家にいない方がよいと思われているのではという疑念がよぎったが、気にしないことにした。

飲み会スタートは18時。15時にチェックインすれば、二時間のサウニングができるではないか!この日のドーミーコンディションは、室温95度、水温10度、外気1度のストロングスタイル。その間に「相棒」を二話分見た。露天は十三階、眼下には繁華街が広がっている。何度この繁華街を千鳥足で歩いたことだろう、今日はここまで帰還するというミッションが、私には課せられている。

宿泊先のドーミーは繁華街のど真ん中にあるので、指定の居酒屋へは徒歩で。普段なら電車なりバスなりタクシーなりでの移動になるが、煩わしさからの解放である。居酒屋では気の知れたメンバーと、教育論(どうしてもね)から身の上話を肴に、ビールや黒霧島を炭酸水で割ったものなどを飲んだ。ガンガン杯を重ねたが、歩いてドーミーまで戻る気力と体力は残しておかなければならない。

普段は二次会が常の私だが、明日の朝ウナを考え、九時にはホテルに到着。ローソンで氷結の4%(朝ウナに備えて弱め)と半額になった焼き鳥を購入し、部屋に着いたのはよいが、口は飲み会アフターの条件反射で、ラーメンを求めている。そうだ、ここはドーミーだ。醤油ラーメン(ハーフサイズ)が無料で食すことができるではないか。痒いところに手が届く、さすがドーミーである。

朝六時にアラームと共に目が覚めた。ここであることに気づく。老化のせいか、日常的に夜中必ず目が覚めてしまう私が、今日は朝までぐっすり眠ることができた。シモンズ社製ベットの効果大。六時からがっつりサウニングをこなした私は、生命の尊さ、人生の素晴らしさを全身で感じていた。今日が素晴らしい日になることも確定した。もしこの計画を実行していなかったら、友を二次会に誘い、締めに豚骨ラーメンを食べ、帰宅途中のタクシーで具合が悪くなり、十時過ぎに起床というパターンに陥ってしまっただろう。三月の送別会でも実行してやろうと思案しているが、また快諾されたら、いよいよ私不要論の疑念が確信に近づくので、どうしようか迷っている。

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