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おかえりモネ BGM使用回数ランキング(60)【 東京編32位➉ 来光(feat.アン・サリー) 】

来光(feat.アン・サリー)

3場面で使用

このドラマの冒頭に流れた名曲
東京編でも地味だけど良いシーンに使われてますこの曲にはモネの誕生というテーマがあって、それを想起させる場面で使われていると思うんです

使用場面 1/3回
57話 
嵐が来っと俺に頼み事するっつうのはおめえの癖か

モネが生まれた日、耕治さんが新次さんに必死に頼んで、新次さんが船を出してくれた
そしてモネが無事に生まれた(百万回案件)

今回もまた耕治さんか新次さんに船に乗って助けてくれと頼んでいる

そしてBGMは同じ曲
新次さんに頼み事をする時にこの曲を使うのはスタッフの癖か
いやいやww
これが演出の妙というやつですね

使用場面 2/3回
67話
もうその土地を離れるしかないってことか
無理じゃないでしょうか

週タイトルは離れられないもの
その土地が住みにくくなっても、なぜ人は生まれ育った地元から離れられないのか?
考えなくちゃいけないんです

モネは離れるのは無理と言ったが、地元を離れ東京で働く自分はどうなのか?と思っているかもしれない
朝岡さんは命を盾に離れろというのは部外者の暴力では?と思っている
週タイトルの「離れられないもの」への答えを、耕治さんがこの後持ってきてくれた

使用場面 3/3回
84話
橋がかかった

ここでも生まれた時と同じBGM😢
生まれた時橋はかかっていなかったと
そう話すモネだけど
ほんとに思い出すのはその時のことじゃない
いつか出来るといいね
地元に貢献できる仕事

そしてまずこのことを話したかったのは耕治さん

あの時直ぐに島へ帰られなかったこと
何よりもその時島にいなかったこと
ずっとそれを心に抱えてきた
だからこそ
これでもう大丈夫だよ
いつでも島に帰れる
よかった
よかったな

そう言い合うモネと耕治さんの気持ちが心に染みる
あの時一緒だった耕治さんもモネと同じ気持ちだったということは、モネもわかってる
橋が架かったことの感慨を他の誰よりも共有したかったのが耕治さんとだったんですね
だから耕治さんがモネの気持ちを一番分かってるのは自分だというのは、ハズレじゃないと思います
これが「係り」になって、92話の「橋を渡ってきた」の「結び」になるんですね

少ない台詞なのに抑えきれない気持ちが溢れて伝わってくる
清原さんと内野さんという2人だからこそ成立した場面かもしれません
この電話のシーン
数々の菅モネの電話シーンと比べても見劣りしない静かな名場面だと思います

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