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インビザラインかその他か〜その②

まず、最初に矯正治療は歯科の中でも専門的な知識と技術が絶対不可欠な“医療行為”あること。
目が悪かったら眼科
耳の調子が悪ければ、耳鼻科
脳に問題があれば脳外科
それぞれ、自分が調子悪い所は専門科をちゃんと受診する。お腹が痛いのに皮膚科に行かないのは当たり前。
では、なぜ歯並びを治すのに専門科を受診しないのだろうか?
本来歯科矯正は『機能的咬合の改善』目的である。
機能的咬合の改善のおかげで、ムダのない形態・構造を追求した結果、自然にあらわれる美しさの恩恵を受けられるのもの。
「口元の見た目を改善したい」というのであれば、最初から美容外科や審美に特化した美容系の病院を受診するべきだ。
美容整形が身近なものになりつつある近年、自費の矯正治療も、ファストファッション感覚で手軽に安価で提供している医院や歯科に関係ない異業種が、手軽に手を出せるプロモーションで参入してきている。
しかし、よく考えてほしい。
それは医療と呼んでいいものなのか?
治療に対する責任は誰がとるのか?
エビデンスやロジカルな考えの元、提供されてる治療なのか?

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