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ダート界の展望 〜メチャクチャ楽しみなG1連戦〜

◆ 楽しみ満載のダート界
中東シリーズと川崎記念が終わったいま、上半期の今後のダート界を展望してみたいと思います。というのも、これからの数週間、クラシック競走やG1が目白押しの芝競馬界に比べると、ダート界は少し控えめに見えますが、実はメチャクチャ楽しみなレースが続くからです。

◆ 今後の重要レース
それに一役買っているのが、今年実行されたダートレース体系の改編です。5〜6月にかけて、スプリントはさきたま杯(6月19日)、マイルはかしわ記念(5月1日)、中距離は帝王賞(6月26日)で、それぞれ上半期の距離別の王者が決まっていきます。
春の砂の女王を決めるエンプレス杯(5月8日)も行われます。
さらに、今年から3歳ダート三冠レースが整備され、羽田盃(4月24日)と東京ダービー(6月5日)が、上半期に実施されます。

◆ 国内待機組VS中東遠征組
古馬G1級レースでは、力を付けてきた国内待機組が、中東遠征した超一流の実績馬たちにどこまで迫れるのかが見どころです。レースを重ねるたびに、ダート界の層の厚さが増していると思っており、対決が楽しみです。
最初のG1は、2月のフェブラリーSに続くマイルの大一番となる、かしわ記念です。中東遠征組からは、マイル初挑戦のクラウンプライドの出走が予定されているようです。さらに、その後のさきたま杯や帝王賞では、より一層白熱した対決が見られそうです。

◆ 中東遠征組の次戦
主な中東遠征組の今後の予定です。
ウシュバテソーロとデルマソトカゲは早々に上半期を全休し、9月末の日テレ盃からBCを目指すと発表がありました。
昨年の最優秀ダート馬でマイル絶対王者のレモンポップはさきたま杯、強豪メイショウハリオは帝王賞に直行し3連覇を狙うことが発表されています。
また、暫く休養を挟まずに走ってきたウィルソンテソーロやドゥラエレーデは、上半期のレース選択を未だ発表していません。

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