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コラム09 3歳三冠レース

【コラム09 3歳三冠レース】
競馬の花形、三冠レースのお話です。
3歳馬には皐月賞、ダービー、菊花賞の三冠クラシックレースが用意されています。「皐月賞は最も速い馬が勝つ、ダービーは最も運が良い馬が勝つ、菊花賞は最も強い馬が勝つ」と古くから言われています。なお、このコラムでは、これを『牡馬三冠』と言います。

また、3歳牝馬限定でも、桜花賞、オークス、秋華賞の『牝馬三冠』があります。僕が競馬好きになった時は桜花賞とオークスしかなく、「なぜ牝馬は二冠だけなんだろう?」と思っていましたが、それから程なくして三冠目のレースができました。
超厳密に言えば、秋華賞はクラシックと呼ばれず、八大競走にも含まれません。しかし歴史を重ね、名勝負が数多く行われたことで、今は秋華賞だけを区別する方が違和感を覚えます。

牡馬と牝馬の三冠レースを比べると距離体系に違いがあります。牡馬三冠は皐月賞 2000m、ダービー 2400m、菊花賞 3000mとレース毎に距離が伸びていきます。それに対し牝馬三冠は桜花賞 1600m、オークス 2400m、秋華賞 2000mです。

そして、今年から『ダート三冠』が整備されました。メニューは以下の通りで、全て大井競馬場での開催です。
・羽田盃4月下旬 1800m 優勝賞金5000万円
・東京ダートダービー 6月上旬 2000m 同1億円
・ジャパンダートクラシック 10月上旬 2000m 同7000万円
また、三冠レース毎に、上位馬に優先出走権が付与されるトライアルレースが組まれたことも、今回の改編の目玉の一つです。


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