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重賞の紹介(1) 川崎記念、兵庫女王盃、ドンカスターマイル

今週の重賞は、JRAとそれ以外に分けて、投稿します。こちらは交流重賞と海外重賞です。

・川崎記念(2100m@川崎 G1級 定量)
水曜日には、今年初の交流重賞G1級レースが行われます。川崎記念は、昨年まではダート中距離の年明け最初のG1として、 1月末〜2月初旬に行われていました。今年から、ダート体系の再編によって、4月開催に移行しました。
昨年は2月1日に実施され、ドバイ遠征前のウシュバテソーロがテーオーケインズとの一騎討ちに勝利しています。
今年も重賞勝ちの実績がある4歳から6歳のJRA所属の6頭が中心です。牝馬2頭の参戦が彩りを加えています。
これで、上半期のダート中距離G1は、サウジアラビア → ドバイまたは川崎記念 → 帝王賞という流れができた印象です。

・兵庫女王盃(1870m @園田 G3級 別定)
木曜日には、兵庫女王盃が行われます。昨年まではTCK女王盃という名称で、1月下旬に年明け最初の交流重賞として大井で行われていました。今年から時期と場所、さらにはレース名まで変わって実施されます。
この変更によって、春の女王決定戦とも言える5月8日実施のエンプレス杯(2100m @川崎 G2級)の前哨戦の位置付けとなりました。JRA所属の4頭が中心ですが、その内容は昨夏の上がり馬2頭と、昨年末に急成長してきた2頭の対決の様相です。
今年のダート再編を経て、レディスダートの強豪馬はエンプレス杯と同条件の川崎記念と、牝馬限定の兵庫女王盃に分かれて出走しています。

・ドンカスターマイル(1600m @豪州 G1 ハンデ)
土曜日には、豪州でドンカスターマイルが行われます。同レースには、過去日本馬が4頭出走し、2015年のリアルインパクトの2着が最高順位です。
昨年11月の超高額レース、ザ・ゴールデンイーグル(GE)を勝ったオオバンブルマイ(4歳牡)が、再び豪州で走ります。GEで内ラチ沿いをスルスルと抜け出した姿が忘れられず、今度はどんなレースをするか楽しみです。

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