奴隷と奴齢 ①

私はご主人様に出会うまで、主従関係の経験はありませんでした。SM的な知識もほとんどなく、奴隷という存在がどのようなものであるかもよく分からない状態でした。それどころか、ノーマルな性的知識も経験も乏しかったと思います。

そんな私がなぜ厳格な主従関係を結び、奴隷になったのか?それは、ただただご主人様に惹かれたからです。「ご主人様がご主人様である」ことが私には重要で、他の人ではダメなのです。ご主人様だからこそ従いたい、支配されたい、全て捧げたい、尽くしたい。単なる「奴隷」になりたいのではなく、「ご主人様の奴隷」になりたいと思えたので、ご主人様との主従関係を結びました。

全くの初心者である私を躾け、育てるのは大変だっただろうなと思います。未熟な私を見捨てず、育ててくださっているご主人様には心から感謝しています。

私も初めて経験することばかりで、ご主人様のご命令に従うことに必死でした。努力を続けても、先の見えない不安もありました。そんな時、ご主人様が「奴齢」というものを示してくださいました。これは文字通り「奴隷としての年齢」のことです。私は人としては40年以上生きてきましたが、奴隷としては生まれたばかりです。「何も知らない、できない赤ちゃんのような状態」=「奴齢0歳」からのスタートです。

「奴齢」は、奴隷としての精神面、技術面の成長を総合して、ご主人様が判断されます。成長が認められれば奴齢は上がりますし、何か粗相をすれば奴齢も下がりやり直しになります。

今現在、私は奴齢6歳です。まだ小学1年生並みです。ご主人様の奴隷になって3年半、、、決して早い成長ではありません。。。上がったり下がったりしながら、ようやく6歳、、、という感じです。この「奴齢」というものは、現在の自分の位置が分かりやすく、目標も定めやすいのですが、その反面、なかなか奴齢が上がらないことへの焦りや、奴齢が下がってしまった時の落胆、ゴールまでの長さへの不安、などを感じるものでもあります。

私が目指している「愛奴」という存在は、奴齢20歳にまで成長できたら与えられる称号です。奴隷としても、成人したと認められるということになります。奴齢20歳まで、つまり、私がご主人様の愛奴になれるまで、まだまだ先は長いですね、、、。

奴齢が上がったら、Twitterやnoteでもお知らせしていこうと思います。

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