ドリー

名古屋の中日ファンです。Twitterでは文が長すぎて書けないようなことを書いていきま…

ドリー

名古屋の中日ファンです。Twitterでは文が長すぎて書けないようなことを書いていきます。不真面目なことを真面目に。Twitter→@dori_d_58

マガジン

  • 2022年中日ドラゴンズの記憶と記録(ドリー)

    ドリーによる2022年中日ドラゴンズの振り返り記事一覧です。年始の展望も参照になると思うのでこのマガジンに入れました。 シリーズ投稿予定:開幕前(開幕前日が目途)、ゴールデンウィーク中(開幕から1か月経って戦い方も見えてくる頃なので)、オールスター休み(前半戦の振り返り)、シーズン終了時(1年の振り返り)、優勝争いしていたら8月下旬くらいに出すかも

最近の記事

なぜ「2軍を回すこと」を考えなければならないか~2020年代の投手起用・育成の現状~

 こんにちは、ドリーです。  ここ数年中日ドラゴンズの2軍投手陣が崩壊しており、それに加えて投手不足にも陥っています。そこで「2軍を回すためにも投手を獲得しろ」という話も出てきていますが、一部の人はこんなことを思うはずです。 別に1軍が勝てればそれで良くない? しかし、2軍の選手数が不足していることは1軍が勝つ確率すら下げてしまいます。それはなぜか、そして楽観的な戦力計算の危険性を見ていきましょう。 1.NPBの投手を取り巻く現状 平均球速が上がり、変化球の種類も増え

    • 2024年も懲りずに新年早々中日ドラゴンズの展望を書く

       あけましておめでとうございます、昨年はnote執筆欲が失せて下書きだけが溜まっていったドリーです。  新年を迎えたからこそ気持ちを新たに、ということで毎年恒例の中日ドラゴンズの戦力チェックと今年の戦い方についてのnoteを書いていきます。 1.投手 今オフの投手補強は穏やかなものになりました。開幕直前にMLB挑戦を目指し亡命したロドリゲスはそのまま退団。ドラフトではリリーフタイプを下位と育成で指名し、1位で完投能力のある草加勝が入団しました。現役ドラフトでは先発候補の鈴

      • 中日ドラゴンズの「2025年問題」を考える

         こんにちは、ドリーです。  突然ですが、皆さんは「2025年問題」という言葉を知っていますか?  超高齢化社会が進んで現役世代の負担が大きくなり、医療・介護にかける国の予算額も大きな割合を占めていきます。岸田文雄首相も「異次元の少子化対策」を推進すると表明したように、長期計画での人口比率改善もしていかなければなりません。  それでなんでお前が政治経済のことを語ってるんだというツッコミが来そうなのでそろそろ本題に入ると、プロ野球球団の中日ドラゴンズにも2025年問題が近

        • 日本の野球は頭を使わない競技になっているのか~日本代表WBC優勝から見る野球の現在地~

           こんにちは、ドリーです。  WBC優勝から2日経っても興奮は冷めず、ニュースを見たらWBCWBCWBC…。日本に到着しただけで速報が流れるのは今年に入ってからでは「ルフィ」こと広域連続強盗事件の犯人とWBC日本代表くらいです。  宮崎合宿から合流していたダルビッシュ有は自分の調整をしながら他の選手に経験やMLBでのトレンドを惜しみなく伝えました。これが決勝戦で先発した今永昇太のスイーパー(大きく速く曲がるスライダー)に代表されるように世界一にも貢献しています。  大谷

        なぜ「2軍を回すこと」を考えなければならないか~2020年代の投手起用・育成の現状~

        • 2024年も懲りずに新年早々中日ドラゴンズの展望を書く

        • 中日ドラゴンズの「2025年問題」を考える

        • 日本の野球は頭を使わない競技になっているのか~日本代表WBC優勝から見る野球の現在地~

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        • 2022年中日ドラゴンズの記憶と記録(ドリー)
          5本

        記事

          2023年中日ドラゴンズの先発ローテを作って遊ぶ

           キャンプインが待ちきれず夜8時に寝てしまう皆さんこんにちは!そうでない人もこんにちは!  今日はいつもの振り返りではなく、分析しつつ遊びます。 1年間先発回れそうな投手が多くいたら先発ローテ組むのも面白くない? ということで、自分が投手コーチになった気分で先発ローテーションを組んでみよう!という企画です。あくまでも怪我人はいない前提で組みます。中日の黄金期を支えた森繁和氏も3か月先を見据えてローテを組むように教えられたといいます。その中で怪我人や不調の選手がいたら更新

          2023年中日ドラゴンズの先発ローテを作って遊ぶ

          新年早々2023年中日ドラゴンズの展望を考える

           新年あけましておめでとうございます、ドリーです。  今年の中日ドラゴンズの展望を書こうかなーと思っていたらとても140字で収まりそうにないのでnoteに書くことにしました!今年は選手の入退団も多く、考えないといけないポイントが多いので、しっかり見ていきましょう。 1.投手 投手は今オフに6枠入れ替わり、数としてはプラスマイナス0です。退団した選手は2軍でイニングを食うことが主な仕事になっていて1軍では頭打ちになっていたので、良い入れ替えになりました。やはり期待したいのは

          新年早々2023年中日ドラゴンズの展望を考える

          2022年中日ドラゴンズ若手起用の振り返り&2023年若手起用の予測

           こんにちは、ドリーです。  今年の中日ドラゴンズは最下位でしたが、若手選手の成長は見られました。よく言われていることは「立浪和義監督は若手選手を積極的に使っているから良い」という評価です。  昨季「なぜ中日ドラゴンズは若手に切り替えないのか」というnoteを書きましたが、今季もちゃんと検証してこの状況を整理する必要があると思いました。投手と野手に分けて首脳陣の若手起用を見ていきましょう。 ①投手振り返り 一応小笠原も大卒3年目と同い年で若手なんですよね。規定投球回到達

          2022年中日ドラゴンズ若手起用の振り返り&2023年若手起用の予測

          中日ドラゴンズが横浜DeNAベイスターズに極端に弱かった理由を考える

           こんにちは、ドリーです。  ペナントレースが終わってもうすぐ1ヶ月。ポストシーズンを見ている中日ファンの人の中にはこう思った人もいるでしょう。 平日の昼から~ゴロゴロ~ゴロゴロ~ あ~ぁ、DeNAがセリーグにいなかったらなぁ~ それはそうです。中日はDeNAになんと6勝18敗1分。それが五分であればセリーグ2位(貯金3)に入れたかもしれないと言われると中日は実は強いのでは?と錯覚してしまいます。 とはいってもDeNA戦以外も別に強いチームの野球やってなかったじゃん?他

          中日ドラゴンズが横浜DeNAベイスターズに極端に弱かった理由を考える

          今年の中日ドラゴンズのドラフトでの補強ポイントを考察&サマドラ2022中日陣営の振り返り

           こんにちは、ドリーです。  8月27日(土)に行われた仮想ドラフト、「サマドラ2022」に中日陣営代表として参加させていただきました。今回はその振り返りと補強ポイントの考察をしていきます。 (※データはサマドラ2022開催日の8月27日(土)全試合終了後のものです) ⓪サポーター決定 まずは一緒に戦略を練ってもらうサポーターを集めました。今回はサルノリさんと昇龍さんにお願いすることになりました。 ①補強ポイントの整理 退団選手の想定をして補強ポイントを決めていきました

          今年の中日ドラゴンズのドラフトでの補強ポイントを考察&サマドラ2022中日陣営の振り返り

          「燃えよドラゴンズ!希望の果てに」を本気で考察

           こんにちは、ドリーです。  8月5日(金)、ついに今年の燃えよドラゴンズの発売が発表されました。3代目ミスタードラゴンズ・立浪和義監督の就任で燃えドラの発売確率はグンと上がっていましたが、なかなか情報がなかったのでまさか…となっており、これで一安心です。また、1番の歌詞が「ナゴヤドームに詰めかけた」から「戦う中日 夢強く」に変更されてから初のロングバージョン作成になります。  そこで!燃えドラファンの私が本気で中身を予想&考察します!3年前もそんなものを作ったので。

          「燃えよドラゴンズ!希望の果てに」を本気で考察

          中日ドラゴンズ2022年前半戦の振り返り~選手編~

           こんにちは、ドリーです。  前回の記事に続いて今季の中日ドラゴンズの前半戦の振り返りをしていきます。今回は「選手編」で、データも使いながら見ていきます。 采配編はこちら↓ ①投手 チーム防御率は3.57でリーグ4位と心配されている投手陣ですが、掘り下げてみていきましょう。 (1)全体  防御率は悪くなっていますが、指標上はそんなに悪くありません。奪三振率は少し落ちたものの与四球率は減り、被本塁打も大きな変化はありません。ただ、相対的に見ると与四球率がリーグ平均に近

          中日ドラゴンズ2022年前半戦の振り返り~選手編~

          中日ドラゴンズ2022年前半戦の振り返り~采配編~

           こんにちは、ドリーです。   前半戦は相手チームのコロナ集団感染というまさかの幕切れでしたが、中日ドラゴンズは38勝50敗1分で借金12、最下位に低迷しています。前回は5月にそこまでの戦いぶりを出す記事を書きましたが、そこには「良い部分に気づいてそれを継続し、悪い部分は改善していくという流れを作らなければ5月以降失速ということも今の戦力では十分あり得ます。采配も選手のプレーも反省点はここまでいくつも挙がると思います。そこを詰められるチーム、同じミスをしないチームが強いチー

          中日ドラゴンズ2022年前半戦の振り返り~采配編~

          ビシエドと京田陽太は「聖域」なの?

           こんにちは、ドリーです。  早速ですが、2022年5月6日(金)の中日ドラゴンズの親会社の系列新聞である中日スポーツの1面記事をご覧ください。  題名は「立浪竜に聖域はない!! 「一番はそこですよ」大敗に不動の主砲ビシエドの4番外しにも言及」です。1面の写真まで出します。  立浪和義監督の言ったことを要約すると、「ビシエドが打たないことにはどうにもならない。前に突っ込まないように指導しているが、すぐに戻ってしまう。本気でフォームを変えようとしないと。明日本人と話し合っ

          ビシエドと京田陽太は「聖域」なの?

          開幕から1ヶ月の立浪ドラゴンズを見てみよう(2022年中日ドラゴンズの記憶と記録③)

           こんにちは、ドリーです。  プロ野球が開幕してからはや1ヶ月以上が経ちました。中日ドラゴンズは下馬評以上の好スタートを切っていると思います。じゃあ立浪和義監督への交代で何が変わったの?そんなことをnoteでは見ていこうと思います。 ①采配 今回は采配から見ていきたいと思います。 ①-(1)全体像  まずは全体像から。  結論から言うと「良いとは言えない」です。  与田前政権との比較をしていくと理屈よりも流れを重視したような采配となっています。たとえば4月17日(日

          開幕から1ヶ月の立浪ドラゴンズを見てみよう(2022年中日ドラゴンズの記憶と記録③)

          2022年中日ドラゴンズの記憶と記録②オープン戦振り返り

           こんにちは、ドリーです。  前回に引き続き「2022年中日ドラゴンズの記憶と記録」シリーズです。たった3週間ほどですが色々発見などあったので今回も見ていきましょう。そして開幕後の構想も固まってきたのでそこを中心に触れていきます。 前作はこちら↓ シリーズを纏めたものはこちら↓ 1.開幕直前!戦力チェック 今回も例の如く戦力マップを使って戦力を見ていきます。少しシーズンモードに変えてみました。 1‐1.投手編  今回も先発から見ていきましょう。  全体としては大野

          2022年中日ドラゴンズの記憶と記録②オープン戦振り返り

          2022年中日ドラゴンズの記憶と記録①キャンプ終了まで

           こんにちは、ドリーです。  気づいたら2022年も2ヶ月が過ぎてしまいました。プロ野球もキャンプを終えてオープン戦が始まり、シーズンも意外とすぐそこにいるような気がします。  さて、今回から今年の中日ドラゴンズについて節目ごとに振り返るnoteを出していこうと思います。昨年の秋に与田剛前監督の3年間を総括する記事を書きましたが、その時に自分の感情を参考とする資料がTwitterという雑多なことが書かれたものしかなかったので、少しずつまとめる形で将来自分が見返した時にもわ

          2022年中日ドラゴンズの記憶と記録①キャンプ終了まで