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0922「エンタメはそれしかなかった」は本当に正しい・・・・

林さんのこのnote……
教養とはなにか?という話題が大変に興味深いです。若い方への回答として100点満点だと思いました。

「古典」や「教養」は、時代によって移り変わります。
伝統芸能の歌舞伎は、当初は幕府が禁止するほどの危ない興行だったことは有名なことだけど、人びとが飛びつくような娯楽とは、最初は否定から始まっている気がしますね。

わたしは、押井守監督が好きなんだけど、作品をあれこれみて、「教養の深い方だな」と思っていたら、押井守の元ネタは、寺山修司なんだ!って気づいたり。

林さんが書いているものを読んでいる若い方は「林さんは教養がある方だ!」って、きっと思うんだろうと感じますね。

わたしが直接お会いしたことがある中で、一番教養がある方だなと感じたのは、アニメーション映画監督の高畑勲さんでした。

戦前の帝大出の知識人、というのは、きっとこういう感じだったのだろうなと、お会いして勝手に想像するくらい、穏やかな知識人でしたね。