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なぜ人は「すぐに行動できない」のか

すぐにやった方がいいのに、なかなか動けないことってありますよね。
けど人はなかなか変われません。
そしてその動けないにもやりたいのにできないのと、めんどくさいからできないがあると思います。この辺りを言語化したと思います。


やりたいことがあるのに動けない

現状維持バイアス

こちらは理論的には判明しているようです。
理由は一言でいうと「現状維持バイアス」です。
人類の長い歴史の中で圧倒的な時間を占めるのが狩猟採集の時代です。
その長い時間に人類に組み込まれたものが「生存本能」であり、命をつなぐことを最優先します。そして食料の少なかった当時は体力の維持のために新しいチャレンジよりも命を守ることを優先したのです。

潜在意識

顕在意識と潜在意識というワードを聞いたことがあるかもしれません。
顕在意識が今の自分の思ってることです。割合にして10%未満という意見が多いです。
そしてそこにストップを掛けている(命を大事に!!とメッセージを送っている)のが90%を占める潜在意識です。
影で私たちを操っている存在です。

やりたいことがあるのに、最初の一歩が踏み出せないとなったとき、、、
「あ、これが潜在意識かぁ〜」
と気付くと踏み出しやすくなるかもしれません。

潜在意識の特徴は、体力温存(疲れることはやらない)です。ランニングしようとなると「しんどいからやめておきなよ〜」と声を掛けてきます。やはり命大事にセンサーが働いてますね。

潜在意識が働かないようにするには

・報酬を与える
 ランニングしたらアイス食べていいよ!というやつです。これはエネルギーを補給できるので潜在意識も喜びます。
・潜在意識以上の「楽しさ」を持って臨む
 ランニングでも自己記録が伸びている期間とか、楽しんでいるときって潜在意識の声が聞こえないですよね
・習慣、継続
 毎日続けたり、習慣付けることによって潜在意識も少しずつアップデートされます。逆に走らない方が気持ち悪いまで持っていくと最強です。

以上、潜在意識を悪者に書いてきましたが、潜在意識は非常に大事です。潜在意識がないと私たちは日々たくさんの命を投げ出すことになるでしょう。

めんどくさいことをやらない

・大したことじゃない
・自分にメリットがない
 (お金の支払い等)
・無駄に時間を使う
・いいことにつながるかわからない
・創造性がない

基本的に最終的に自分にメリットがないから動けないんだと思います。
例えば、食後の食器洗い。
めんどくさいですよね。しかも食べて幸せのあと。
そして溜まっていくシンク。
そしてさらにやる気を失くす。(現実逃避)

この食器洗いを時間軸で考えてみます。

食後すぐの食器洗い
①先延ばし
食器洗うのがめんどくさいので放置(快楽)⇨次回困る
②すぐ洗う
今、頑張る⇨次回すぐお皿を使える(幸福)
となります。
また無形資産として、②だとシンクに溜まらないという付加価値までついてきます。

おそらくここまで考えることができれば食器洗いも苦じゃなくなるのではないでしょうか。

という私も冬場溜めがちです(笑)
そしてめんどくさいことはできません。

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