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PORTO暮らしの保健室 vol.1

なんとなくやりたいなと思っていた企画。
やっと第1回を開催しました。
どうしてこの企画をやりたいと思ったのか、第1回目はどんな感じだったのか振り返りを残しておきたいと思います。

どうして「暮らしの保健室」をやろうと思ったのか。

私は、上川町に住んでEarth Friends Campという会社で働いています。
「地域の暮らしを自分たちでおもしろくしていくために」という想いでコミュニティースペースの運営をしたり、新しく宿泊施設を作っています。

もとを辿ると札幌で約10年間看護師として病院で働いていて、生きること死ぬことを患者さんと一緒に考えていました。
個人的なことをいえば、自分の心のアップダウンに振り回され続けて、うまく生きられない自分が嫌で「自分ってどういう人間なんだろう」「どんな暮らしが心地よいんだろう」みたいなことを試行錯誤しながら、このnoteに残していました。

たぶん、自分のものなのに全然上手く取り扱えない「こころとからだ」がとても興味深くて、その難しさみたいなものを考えるのが好きなんです。

看護師としても「ストレスを溜めない生活をしましょう!」なんて簡単な説明だけじゃなくて、どうやったらストレスが少なく快適に過ごせるのかまで一緒に考えたい。だけど、病院じゃなかなかできず、もどかしい気持ちでいっぱいでした。

上川に移住してきて1年。
いろんな世代、いろんな職種の人と仲良くなって、親戚のおじちゃんおばちゃんといとこがたくさんできたみたいな感覚です。
新しい分野、地域の人と関わると新しい価値観もたくさん。

大きな街で暮らしている時には気づかなかった「町が成り立つ仕組み」みたいなものもたくさん知ることができました。
医療的な分野だけでも病院と役場と社会福祉協議会、施設やデイサービス、ボランティアさん、そこに関わる様々なひとたち。
役場のひとたちが町を支えるいろんな分野の取り組みをしている。
その辺にいるおじいちゃんが町議会の議員さんで、まちがどうなっていくのかを考えている。「経済を回す」ということもこの町で暮らしていくためには必要なこと。

みんな顔がみえるから良いも悪いもすごく具体的に知ることができた気がします。
私の「健康」という概念もきっとすごく変化している。

だからこそいろんな人の「どうやって生きたいのか」「どんな暮らしがしたいのか」みたいなことを改めて知りたいなと思ったことが「暮らしの保健室」の始まりです。

いろんな人がいろんな視点で暮らしていることを知った上で、医療的な分野に関われたら新しい発見がたくさんありそう。
長い目でみたら、看護師としてまた働くこともいいかもしれない。
そんなこともちらりと思っています。

まずは、私が日々いるPORTOで企画してみよう!
医療とはちょっと離れた場所だからこそできることをやろう!
そう思ってコンセプトはこんな感じにしてみました。

ちょっと気になっていた体の不調を話せたら最高。
普通だと思ってたけど、結構辛かったんだみたいな発見になってくれたらより最高だなと思っています。

第1回「すこやか」ってなんだ?

記念すべき第1回はハーブティーを飲みながらお話し!
ゲストよどくんオリジナルすこやかブレンド

みんなでわーっと書きながらお話してみました。

みんなの「すこやか」

・頭が痛くない
・どこも調子が悪くなくて元気に過ごせる
・心も体も元気で軽い
・よく食べよく寝られる
・好きなことができる
・好きなことをしてる人ってすこやかに見える!
・子供達は楽しそうで「すこやか」の象徴かも。
・人と話すのが楽しいと思えること
・仕事も暮らしも充実感がある。
・自分に合う働き方ができること
・やりたいことをやれているとき
・料理が楽しく上手にできた日

どうやって「すこやか」を維持してるの?

・3食ちゃんと食べる
適当になりがちな朝ごはんと朝の時間を作ってくれるモーニングって最高!
・おいしいものを食べる
・寝る
・自分の調子がいい時間にあんまり好きじゃない「やらなきゃいけない仕事」を片付ける
・余力を作る:整体に行ったり、温泉に入ったり。映画をいるとか趣味時間を作ることも余力になってるのかも。

「ただ、本当に疲れちゃってるとそれもできないよね……」にはみんな納得。
自分がどこまで「やばい」なのかを知っておくことは良さそう!少し客観的に見えることで、できることは増えそうだな。なんて意見も。

・お昼寝タイムという名の何もしない時間を作る。
スマホを見ないで横になって、何も考えないでただ深呼吸をする。

哲学派の意見

すこやかは「心身ともにマイナスではない」。
悩んでいることと困っていることは別のことだから、実際に困っていることがない状態が「心身ともにマイナスではない」なのかも。
自分がすこやかにいるための根源はなんだって考えてみる。
絶対に譲れないことはなんだろうを「なぜ、なぜ」って深掘りしてみると日々の生活で自分にとって必要な要素があるはず。それを少しずつでも増やしていくと快適。

みんなの感想 

◎ハーブティー効果とみんなとお話ししたからか次の日の調子が良かった。
◎ただお話できて、聞いてくれる人がいるってすごく良い。
◎ちまちま何かを作る時間が好き。みんなとお話してもしなくても同じ空間でのんびり過ごせる会があったらいいな。

今回はゴールを決めずにただ1時間半みんなでお話してみました。
「うんうん、そうだよね。」「それもいいね。」
全然違う視点の意見がでたけど、ただ受け止めてくれる優しい時間でした。
参加してくれたみんなに感謝です。

私の振り返り

私自身も自分の生活のバランスってどうだったかなと振り返る機会になりました。
私はのんびりする時間、ゆっくり寝ることが確保されている上で自己実現的な頑張る仕事とかワクワクするお出かけがちょこちょこっとあるとすごくいいバランスだなと気がついたので、改めて日々意識してみています。
あとは、ゴールは決めないとしてみたけど、参加してくれた人がみんな自分の思ったことを話せているかなとか、どうしたら満足して帰ってもらえるかなということも企画する人としては工夫していきたい。

今の「PORTO暮らしの保健室」

第2回の予定

5月は今回いろんな意見がですぎて話しきれなかったこと。
「教えて!みんなの心と体のメンテナンス」
にしようかなと思っています。

みんなでお話する会もいい。
誰かのこだわりとか知識を教えてもらう会もいい。
お話しないでそれぞれで過ごすための時間を作るかも良さそう。
参加してくれる人、一緒に企画してくれる人大募集中!

第1回振り返りはここまで。
参加してくれた皆様ありがとうございました!

2回目はこんな雰囲気だったの写真取るぞが目標です



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