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断食 day 3

Day 2夕方以降の目眩は結局収まらず、お夕飯の豆乳お味噌汁も戻してしまい、胃のなかすっからかん状態でうんうん唸りながらの就寝となりました。眠りも浅い。現実と夢とを隔てているのは、うっすい紗幕一枚のような感覚です。意識下の紗幕を手で押し開けてしまえば、そこはもう伊豆。

この日の朝の瞑想と体操はお休みして、残った体力で朝はお洗濯。洗い終えたものを干す元気はなく、そのまま放置して朝寝をし、その後、朝食会場へ向かいます。

この日はグリーンスムージー。小松菜成分たっぷりです。生の葉っぱの状態よりもさらに葉っぱ感マシマシ。

お待ちかねのはずのお食事も、胃の入り口あたりから、「なんてものを入れるのよ!ひどい!訴えてやる!」と言わんばかりの猛烈な反対運動が始まります。

みどりの葉っぱをこれ以上中へは一歩たりとて入れはすまい!というシュプレヒコールが胃の上部に鳴り響く。

その勢いに押され、結局グリーンスムージーは身体から追い出されてしまいます。追い出し切った後の、反対運動側の歓喜の声すら聞こえてきそう。敢え無く敗北した葉っぱ擁護派は、そのままベッドでバタンキュー。

具合が悪いことは朝食会場で自己申告しておいたので、午後には代表がお見舞いに来てくださり、三種の神器を置いて行ってくれました。

こういうフォローがありがたい。缶ジュースは見た途端、反対運動派がにわかに「なぬっ」っと意識を向けるのを感じたので、まずは塩タブレットから。細胞がわきゃーーーーーーっ!!!!っとなるのが分かります。塩分、足りていなかったのね、わたし。「イシマルに固形物を!党」がちょっぴりしゃきっとしたので、りんごジュースをひと舐めします。おお、ひと舐めならば、大丈夫。

よく頑張った自分へのご褒美に、またウトウト。1時間くらいしてから、もう一度、りんごジュースをひと舐め。そしてまた寝る。これを何度か繰り返し、数時間かけて190gのりんごジュースを完飲しました。

塩タブレットをもうひと舐めして、そこから何度目かの爆睡。ふと目が覚めたら、もう夕方18時近くでした。自分でもびっくりするくらい、すっきりしている。

お夕飯は、かぼちゃのすり流し入りのお味噌汁。胃にじわーーーーーーっと沁みわたります。反対運動派の面々も、どうやらかぼちゃの甘みに癒された様子。気持ち悪さもなく、そのまま胃の奥へと誘われていきました。おおおおお、よくやった、イシマルノカラダ。

周りの方々にも、「顔色が随分戻ったねー!」と優しい声をかけていただき、感動はさらに高まります。世界は優しさに満ちている。

そこからメキメキ元気が出て、夜はずっとみんなとおしゃべり。お一人手相を見てくださる方がいて、15分ほど見て頂きました。

背中を押してくださるお言葉に、来て良かったなあ、とまた感動もひとしお。そのまま今日も眠ります。明日も良い日でありますように。

トップ写真は、やすらぎの里の癒し犬、海ちゃん。


言葉は言霊!あなたのサポートのおかげで、明日もコトバを紡いでいけます!明日も良い日に。どうぞよしなに。