【汚れ仕事とは】 大河ドラマ 「光る君へ」 第16回
道兼の哀れさに不覚にも涙腺が緩みそうになった回でした。道長の一言で父の呪いから解き放たれ、生き直そうとしている道兼。内大臣の言動を真っ当な諌め方をしているのに、それを「叔父上は何か良いことを成したのでしょうか」と、過去をほじくり返されて反論されてしまいます。
更生しようとしているのに、過去の罪をまたあげつらわれてしまうことは、今の社会にもあるのです。何らかの罪を犯し、刑期を終えてやり直そうと思う元受刑者に対し、果たして今の社会は寛容なのか。彼らに対する「犯罪者」というレッテ