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【キーボードの話】IQUNIX A80 + Input Club Hako Violet


 最近買った、この最高に可愛くて、最高にイカしたキーボードIQUNIX A80の話をさせてほしい。

製品スペック

製品スペックとしては下記のものになる。
・80%キーボード
・US配列
・無線対応
・Bluetooth 5.0
・2.4GHzレシーバ付き
・有線対応
・USB TYPE-C
・Nキーロールオーバー
・ホットスワップ対応

 これで価格18500円 + 関税2200円だった。
 スペック的に近いのはKeychron K2とかKeychron Q1(これもほしい)が近いか。

 メーカーはIQUNIX。日本だと正式代理店としてふもっふのおみせで売ってたりするが、あちらはF96(フルキーボード)とF60(60%キーボード)を販売しているがA80は販売していない。
 以前F90を購入した際にはデザインと打ち心地の良さがだいぶ気に入り、もう少しコンパクトな物が欲しいなと思っていた。
 何しろIQUNIXの一番の売りはなんと言っても色使いだと思う。パステルカラーっぽい色使いが他のメーカーだと取り扱っていないもので、この可愛さにメロメロになって購入した経緯がある。
 あとは少しザラッとした心地のいいキーキャップはとても気に入っていて、ずっとキーボードを叩いていたくなるような感触がたまらない。ABS製よりPBT製のキーキャップが気に入ったきっかけもIQUNIXだ。

デザイン

 一目瞭然である。かわいい。色使いは目新しさがあるのにキーボードの形状としては斜めに配置されたファンクションキーがアクセントになっていて、レトロな雰囲気を演出している。
 外側のプラスチックフレームがチープだと言う人もいるかも知れないが、私は玩具のように感じて、ガジェットとしてのワクワク感を高めてくれる。
 ファンクションキー斜めだけどどうなのと聞かれたが、使っている人間としても斜めに配置されていてもファンクションキーを押すことに違和感がない。むしろ手が届きやすくて便利なイメージである。
 むしろ最近は65%ばかり使っていたものだから、ファンクションキーの存在がありがたい。HOMEもENDも地味に使用頻度が高いのであるとやはり便利。
 必要なキーが揃っていて、しかもかわいい。無敵である。

キースイッチ

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 銀軸で購入した。ゲームをするからこだわりがある、というわけではなく、接点が浅くレスポンスの早いうち心地が気に入っているからという理由である。
 といってもせっかくのホットスワップ対応だということで、購入後にはタイトル通りInput Club Hako Violetというキースイッチに変更したところ、これがとんでもないやつだった。
 タクタイル軸は個人的には苦手な部類の軸だった。かちゃかちゃ感がほしいのならクリッキー系で思い切り鳴らしたほうが気持ちいいし、Cherry MX Brown使ったときはもっさりした感じがしてあまりいい体験ではなかった。
 しかしこのHako Violet、尋常ではなかった。よくレビューで上がっているコツコツ感ということがやっとわかった。この感触は麻薬だ。ここ数日はずっと寿司だを続けていて、手が疲れてもこのタクタイルの感触もう少し味わいたいと思っている。
 Hako Trueが押下圧58gf、Hako Clearが押下圧63gfと重めなので打ち応えはありそうだが、重いキーボードはそれだけで割と指が疲れてしまう。だが軽くてもしっかりとしたコツコツ感のメリハリがあるのでさらに中毒性を加速させているのだろう。
 個人的には一大ムーブメントを引き起こしている。この感触であればリニアとは完全に別物だ。タクタイルの沼を垣間見た気がした。たしかにLubeする人の気持ちがわかる。

仕事道具としてではなく、嗜好品としてのキーボード

 このキーボードはガジェットとして愛せるキーボードだ。
 色使いとデザインは仕事で使うにはちょっと尖っているけれど、こういったブログを書いたり、休日のコーディングだったり、物書きだったり、趣味に費やす時間をより楽しくしてくれる。今日もちょっと触ってみるかな、なんていう気持ちにしてくれる最高のキーボードだ。
 とはいえ、流石にテンキーが無いので、動画編集などの作業には不向きかもしれないが、そういった方にはフルキーのF98をおすすめする。こちらも別の機会に紹介したいが、良いキーボードだ。
 また、ホットスワップ対応のため、別のキースイッチに帰ることもできるし、もちろんキーキャップだって別のものに変更できる。なれた配置で別の感触を楽しみながらマンネリ化を防ぐことができる。
 おかげで記事を書くことが楽しくて仕方がない。好きなガジェットで趣味に没頭できる時間を作ってくれる最高の相方として、もうしばらく堪能させていただこう。

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