twilight walk / dozeu

元柏市役所の地域づくりコーディネーター。現オンライン書店「dozeu.net書店 銀河…

twilight walk / dozeu

元柏市役所の地域づくりコーディネーター。現オンライン書店「dozeu.net書店 銀河望遠鏡」店主。 本活倶楽部代表、カシワ読書会、柏まちなかカレッジ、柏まちなか図書館のスタッフなど…。本に関することを中心にいろいろ。

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    現代思想の方法/山本哲士

    1997年初版。ちくま学芸文庫版。定価1030円/傷みの少ないお品です。
    ¥1,800
    銀河望遠鏡
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    喪失/福田章二作

    昭和52年11刷り。中央公論文庫版。定価260円
    ¥700
    銀河望遠鏡
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    蜃気楼の戦士/A.メリット作

    ハヤカワSF文庫版。昭和45年2刷り。定価230円
    ¥450
    銀河望遠鏡

銀河望遠鏡

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本の良さ、再発見。本にも貌がある。物語だって、たぶんある。ホントの時間を大事にしよう。銀河望遠鏡へ、ようこそ。店主・所英明
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現代思想の方法/山本哲士

1997年初版。ちくま学芸文庫版。定価1030円/傷みの少ないお品です。
¥1,800
銀河望遠鏡
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喪失/福田章二作

昭和52年11刷り。中央公論文庫版。定価260円
¥700
銀河望遠鏡
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蜃気楼の戦士/A.メリット作

ハヤカワSF文庫版。昭和45年2刷り。定価230円
¥450
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村上春樹は、むずかしい/加藤典洋著

2015年12月初版・岩波新書版・帯付き。定価800円+税。まずまず良い状態のお品です。はたして村上文学は、大衆的な人気に支えらえられる文学にとどまるものなのか。文学的達成があるとすれば、その真価とはなにか――。「わかりにくい」村上春樹、「むずかしい」村上春樹、誰にも理解されていない村上春樹の文学像について、全作品を詳細に読み解いてきた著者ならではの視座から、その核心を提示する。
¥320
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定本 ラヴクラフト全集2 小説編2

昭和59年11月初版。国書刊行会刊・単行本。箱入り。ほぼ傷みのない良い状態のお品です。
¥11,880
銀河望遠鏡
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定本 ラヴクラフト全集1

昭和59年10月24日初版。国書刊行会刊・単行本。箱入り。定価3200円。傷みのほぼない、良い状態のお品です。
¥8,820
銀河望遠鏡
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心理療法論考/河合隼雄

1988年4刷。新曜社刊・単行本。定価2800円。まずまず良い状態のお品です。心理療法論考 ユング派の旗幟を鮮明にした初期の論考から、療法一般の原理的・理論的考察、技法と実際の吟味、そして療法家の教育にいたるまで、理論と実際の両面から我国心理療法の発展をリードしてきた著者の、療法家としての思索と体験の初期の集成です。
¥2,340
銀河望遠鏡
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SF Japan MILLENNIUM:00

平成12年4月5日発行。徳間書店刊・雑誌。定価1500円。第20回日本SF大賞&特別賞 発表第1回日本SF新人賞 発表
¥3,510
銀河望遠鏡
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SF Japan 2001年春季号

平成13年4月10日発行。徳間書店刊・雑誌。定価1600円。第21回日本SF大賞発表号。
¥2,070
銀河望遠鏡
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インタヴューズ Ⅱ/クリストファー・シルヴェスター編

1999年2月6刷り。文藝春秋社刊・単行本。定価3,333円+税。1859年から1992年まで、現代史をつくった巨人たちへのインタビューを集大成。第2巻はスターリン、ピカソ、ガンディー、ヘミングウェイ、ジョン・レノンなど38人の肉声を聞く。
¥490
銀河望遠鏡
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辺境の惑星/アーシュラ・K・ル=グィン

1978年初版。サンリオSF文庫版。定価280円。五千日も続く冬の到来を前に、竜座の第三惑星では大混乱が生じていた。原住種族ヒルフのなかでも蛮族として知られるガールが、他部族の食糧を略奪しに北から移動してこようとしていたのだ。この惑星に移住して、何世代もたつ異星人ファーボーンは、ガールの大軍に立ち向かうべく、ヒルフの温和な部族トバールと同盟を結ぶ。だが、ファーボーンの頭アガトとトバールの族長の娘ロルリーが出会ったとき、事態は大きく展開するのだった…異種族間の相克を、ル・グィンがみずみずして筆致で鮮やかに描いた、『ロカノンの世界』につづく長篇第2作。
¥855
銀河望遠鏡
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アポロの彼方/バリー・N・マルツバーグ

昭和55年初版。早川書房・海外SFノヴェルズ版。定価1000円。帯はありません。経年の割にまずまず良いお品です。発狂した宇宙飛行士による小説、手紙、調書、独白などを通じて、鬼才マルツバーグが金星探検にまつわる謎を様々な角度から描き、第一回ジョン・W・キャンベル記念賞に輝いた傑作!
¥980
銀河望遠鏡
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ブリスさん/J.R.R.トールキン

1993年1月初版。評論社刊。定価2300円。箱入り。箱にはやや傷みあり。車をかったブリスさん。目のさめるような黄色い車体に、まっ赤な車輪。友人のドーキンズ兄弟をたずねておどろかせてやろうと、いさんで発車オーライ。ところが、ところが―。トールキン自筆の、しゃれたセンスあふれる楽しいイラストと、味わい深い筆蹟を収めた、ユーモアおはなし絵本。
¥760
銀河望遠鏡
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時間衝突/バリントン・J・ベイリー 大森望訳

1992年7刷り。創元SF文庫版。定価500円。良い状態のお品です。異星人との戦争で過去の遺産がことごとく失われた地球。異星人が遺した遺跡を調べていた考古学者たちのもとに、驚くべき資料が届けられた。300年前に撮られた一枚の写真に、現在よりはるかに古びた遺跡の姿が写っているのだ。遺跡は年とともに新しくなっているというのか?彼らは異星人の技術を用いてタイムマシンを開発し、過去へと旅立つ。アイデア派の鬼才が放つ究極の時間SF。
¥250
銀河望遠鏡
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カレル・チャペック旅行記コレクション チェコスロヴァキアめぐり

故郷をこよなく愛するとともに、世界各地の多様な風景・風俗を愛したチャペックは多くの旅行記を遺している。その巧妙でユーモラスな筆致は、深い人間愛と洞察を底に秘め、世界中に今もなおファンが多い。本書は故郷チェコスロヴァキアの国内見聞記。子どもの頃から親しみ、童話の舞台にもなった風景や人々の暮らしを丁寧にあたたかく描くなかに、鋭い社会批評が挟まれる名エッセイ。イラスト多数。
¥450
銀河望遠鏡
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偉大なるデスリフ/C.D.B.ブライアン 村上春樹訳

平成2年初版。新潮文庫版。定価520円。ギャツビーのかなわなかった夢、そしてギャツビーには思いもよらなかった幻滅―フィッツジェラルド神話の“検証”にして『グレート・ギャツビー』へのオマージュ。哀しみと、華やぎと、遊び心に満ちた六〇年代の恋愛物語。
¥280
銀河望遠鏡
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少年狩り 野田秀樹戯曲集1

昭和60年再販。角川文庫版。380円登場人物――西田幾多郎、護良(もりなが)親王、サン・テグジュペリ、少年1・2・3、あんあん、のんの、立の木リサ、その他――をいちいち説明してもはじまらない。南北朝時代から600年をへだてた世紀末、すなわち現代の、たとえば「人に刃物を持たせると危ない」ような暑い夜、愛の絆などが問題になるのではけっしてなく、「うつつの世は夢、夜の夢こそまこと」である現世において、「月の光と鏡のいたずら」によって事が起き、鎮まり、ついに「鏡の海の果ては、行く先々で千夜一夜」という言葉で果てる、烈しさのあまり人の手を焼く、華麗不遜な、失なわれゆくものの物語。
¥380
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七つの人形の恋物語/ポール・ギャリコ

平成20年改版初版。角川文庫版。定価514円+税。
¥340
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秘儀としての文学 テクストの現象学へ/笠井潔

1987年初版。作品社刊・単行本。定価1600円。経年の割に良い状態のお品です。絶版A.K.ル・グィン、P.K.ディック、J.G.バラード。…光と闇が交錯するSF空間を疾駆し、コリン・ウィルソンと至高体験を語る。文学・思想の両域に跨り、秘教的世界を横断する、初の文学論集。
¥1,800
銀河望遠鏡
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Ryu Book 現代詩手帖特集版 村上龍

1990年初版。思潮社刊。定価1500円。良い状態のお品です。巨大な想像力の翼を広げ、超速度で飛翔し続ける作家、村上龍。境界を超えた各ジャンル第一線の人々により、今、その魅力の全貌が明らかにされる。神秘と軽快さに溢れる村上龍の書き下ろし短篇、インタヴューなど龍の魅力炸裂。
¥890
銀河望遠鏡
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世界SF全集15 クラーク/アーサー・C・クラーク

1969年初版。早川書房刊・単行本。定価770円。箱・帯付き。経年の割によい保存状況です。「幼年期の終り」「海底牧場」の二大長編を収録。
¥2,125
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国のない男/カート・ヴォネガット

2007年7刷り。日本放送出版協会刊・単行本。1600円+税。 良い状態のお品です。村上春樹をはじめ多くの作家に影響を与えた、戦後アメリカを代表する作家・ヴォネガット。人間への絶望と愛情、そしてとびきりのユーモアと皮肉。世界中の読者に愛された、戦後アメリカを代表する作家のひとり。その遺作となった当エッセイで軽妙に綴られる現代社会批判は、現在を予見していたかのような鋭さと切実さに満ちている。この世界に生きるわれわれに託された最後の希望の書。
¥801
銀河望遠鏡
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時の旅人/アリソン・アトリー

2005年新版5刷り。岩波少年文庫版。定価840円+税。病気療養のため、母方の古い農場にやってきたペネロピーは、ふとしたことから16世紀の荘園に迷いこむ。王位継承権をめぐる歴史上の大事件にまきこまれた少女の、時をこえた冒険。名作。
¥200
銀河望遠鏡
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ちひろBOX 2 世界の絵本画家たち/ちひろ美術館

2009年初版。講談社刊・単行本。定価1980円。まずまず良い状態のお品です。必見、絵本原画の宝箱。ちひろ美術館コレクション選りすぐりの26カ国98人を収録。
¥980
銀河望遠鏡
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司馬遼太郎の跫音/司馬遼太郎ほか

1998年初版。中公文庫版。定価1143円+税。経年によるシミ等あり。司馬遼太郎―「裸眼で」読み、書き、思索した作家。その、人びとをかぎりなく豊かにしてくれた、巨大で時空を超える作品世界をはじめて歴史的に位置づける。これまであまりにも語られることの少なかった、人と文業を知る最良の案内書。
¥450
銀河望遠鏡
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ビバ! ミュージカル!/扇田昭彦

1994年初版。朝日新聞社・単行本。定価2000円。若干紙焼けがありますが、まずまず良い状態のお品です。急成長を続けている日本のミュージカルをとりあげた、演劇記者による本格的評論集。83年から93年まで、日本で上演されたミュージカル53本についての舞台評と、日本のミュージカルの流れについての展望からなる。
¥500
銀河望遠鏡
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プラダを着た悪魔 DVD

恋に仕事にがんばるあなたへ贈るゴージャス&ユーモラスなサクセスストーリー●初登場第2位、4週連続TOP10入りの大ヒット作●DVDならもっと楽しめる! ゴージャスで華やかなブランド衣装や小物の数々を好きなときに好きなだけ自宅で楽しめる!!●アカデミー賞女優:メリル・ストリープ、「プリティ・プリンセス」のアン・ハサウェイ出演。「セックス・アンド・ザ・シティ」デイビッド・フランケル監督他、豪華キャスト&スタッフ●原作本はニューヨーク・タイムズのベストセラーリストに6ヶ月間登場。世界27ヵ国で出版されている。
¥360
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dozeu.net雑想ブック/所英明

平成17年初版。dozeu.netによる自費出版。定価980円。古本ではありません。■製作時の仮目次(完成時に若干変わりましたが、だいたいこんたもん)dozeu.net批評ブックまえがき 半世紀を目前にした痩せ我慢の記1.時をかける少女論2.天国にいちばん近い島論3.東京物語評4.ラスト・サムライ評5.初恋の来た道評6.ノッティングヒルの恋人評7.トニー・パーキンスとサイコの影※8.アート・ガーファンクル・コンサート評9.岡村孝子コンサート評10.自由と永遠にとどく日に →要改稿※間奏曲(デパ地下、ヴィレッジ・バンガード、愛知万博、スコーン、京都)※11.The Catcher in the Rye評12.夏の小説13.1972年の栄養失調 →要改稿14.やさしさと親切の精神史 →要執筆※15.書くことの根拠 →要改稿あとがき
¥490
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墓に唾をかけろ/ボリス・ヴィアン全集10

1995年6刷り。早川書房版・単行本。定価1300円。まずまずきれいなお品です。白人どもを殺せ! おれの黒い血が騒ぐ――パーティーで出会った金持ち美人姉妹を獲物に狂気の行動に走る白い肌の黒人青年リー。真夏に爆発する若者たちの暴力とセックスを描く衝撃の発禁小説!架空のアメリカ人作家ヴァーノン・サリバン作品の翻訳という形で出版、当時はセンセーショナルすぎて裁判になった作品。
¥980
銀河望遠鏡
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土星の環/所英明

平成16年初版。dozeu.netによる自費出版。古本ではありません。定価1200円ベネッセ・コーポレーション発行 月刊文芸誌「海燕」95年3月号224頁から『金子昌夫・同人雑誌評』抜粋とりとめのない表現 世の中には、似て非なるもの、というたとえがある。最近の小説に見られる傾向は、つまりは冗長と簡明をとり違えたことによって起る、その好例であるように思う。いたずらに書き綴られる文章は、滑らかでとどこおるところがない。だがよく読んでみると、そこで必ず言語化されなければならぬ文字は、羅列の中のわずかな部分だ。この場合、作者は淡々と綴っているので、それが簡明だと考えているのかもしれない。しかしそれをいうのなら、簡明というのは、多くの語るべき事象を、凝縮してひとつの表現として結実させることで、はじめて成立つものなのである。結晶と來雑物を混在させて並列することとはなんの関係もない。このあたりへの留意を、できれぱもう一度確認したいものだと思う。 所英明「尾道ラビリンス」(「新現実」44号、東京都)をまずとりあげたい。この作品は、小説という形式だからこそ成就しうる、ある感動を与えられる一篇である。独身の若いサラリーマンがやっととれた休暇を利用して、ハイウェイバスで、尾道へ出かける。車中で小学生の頃隣家に住んでいた麗子に出逢う。主人公の弘明は思わぬ遭遇に驚きながら、彼女と行動を共にする。彼等は弘明が中学生になって、彼の父の転勤のため別れ、以後たまに訪ね合うことはあっても、その後麗子の父母の離婚のため、いっそう疎遠になっていたのだ。すっかり大人になった二人は尾道の観光を楽しむ。その時、弘明は、尾道の入り組んだ路地の傍にかつて麗子と隣り合せで住んでいた二人の家を見出す。その晩ホテルで麗子と結ばれるが、翌朝麗子は浴室の鏡の中に消えていく。弘明は昨日見た家を見つけ、麗子宅の玄関に立つ。ちょうど帰宅した十代の少女である制服姿の麗子と出会い、旅行の途次同行した彼女に渡そうとしたブローチを贈る。麗子は彼に少年時代欲していたレコードを手渡す。帰京した弘明は、友人から麗子が高校生時代、自宅の火事で焼死していたことを聞き出す。これは哀切な恋愛小説といってよい。むろんすでに亡い女性との感傷旅行という設定は、現実にはありえないことだが、それが決して意想外という印象を与えないほど切実で、逆にリアリティがある。これこそ小説だけが持つ表現力の強さであるといってよかろう。 宇佐美安子「イレーヌの店」(「カブリチオ」3号、東京都)は、麻雀荘を切り回すルイ子という女性を主人公にした物語である。(以下略)
¥720
銀河望遠鏡