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酒と年齢確認ボタンと民主主義

みなさんこんにちは!

プロゲーマー・ブロガーのみあです!

今回のお話は、酒と年齢確認ボタンと民主主義。すごいタイトルになってますね。一見なんのことやらさっぱりわかりません。

実は先日ブログの方で、私のブログは民主主義です。と書かせていただいたのですが、その時に民主主義の例えとしてコンビニで酒を買う時に要求される年齢確認ボタンを出しましたのですが、いろいろなご意見をいただきました。

そこで、今回は、改めて民主主義について、年齢確認ボタンと酒という謎の例をあげながら、解説してみたいと思います!!

民主主義とは

民主、とかこんな格好いい言葉を使うとなんだか難しく見えますね!そんな難しいものではなく、単純に、自分たちのことを自分たちで決める考え方ということです!

対義語に当たるのが、官主主義自分たちではないものが自分たちのことを決める考え方になります。

例えば、自分で稼いだ金はみんな自分で大切に使い方を決めると思います。これは民主主義的な使い方と言えます!!

逆に、会社の金になると使い方がいい加減になる人もいるんじゃないかと言えます!これは官主主義的な使い方と言えます!!他にも、妻が財布を握っている家庭で、夫には厳しく金の使い道を制限する一方、自分自身に使う時には財布の紐がゆるくなる、こういうのも官主主義的な使い方ということになります!

要は、他人事だから良い加減な決定をすることが官主主義的と言えます!!これを国家規模で言うならば、権力者が、愚民は無能なので管理・指導してあげなければならない、という考え方になります。

酒を買う時の年齢確認は、民主主義的?官主主義的?

私たちが、コンビニで酒を買う時に必ず年齢を確認するボタンを押すよう迫られます。60歳とかの人に20歳以上ですか?と尋ねるのはある意味失礼であり、他人行儀であり、官主主義的とも見えますし、別の見方でみると、すべての人に尋ねて、自分たちの健康を自分たちで気遣っているので公平で自分目線で民主主義的のように見えます。

果たして酒を買う時の年齢確認は、果たしてどっちでしょうか?どちらだと思いますか!!??

そもそもルールはなければないほうが良い

酒の年齢確認が、官主主義的か、民主主義的か判断の基準になるのはそもそも、ルールってのは本来、無ければ無いほうが良く、どうしても仕方ない場合にしぶしぶ作るということです。

例えば、ヤンキーといった武闘派の多い高校では、服装などなど、校則が非常に厳しいです。逆に、優等生の集まる進学校では私服で良かったり、校則が基本的にゆるいです。ルールが無いほうが圧倒的に良いのがわかると思います。

その上で、酒の年齢確認というルールを見てみると、

酒の年齢確認ボタンはザル

そもそも酒の年齢確認ってなんの意味がありますか?責任のない未成年による酒購入が減り、責任のない犯罪が減り、健康が良くなる。こう考える人はほとんどいないんじゃないでしょうか。

大体、酒の年齢確認ボタンなんていうのは、ボタンを押すだけなので、嘘ついたもの勝ちです、ボタンを押すのが怖い小心者のちょいワルには効果があるかもしれませんが、覚悟を決めたワルであれば、なんのためらいもなくボタンを押すことでしょう。ドラクエ風に言えば、弱いスライムは倒せるかもしれないが、本当に倒すべき魔王を倒すことができません

つまり、なんの効果もない、ザルということになります。全く効果がないのに、ボタンを押すというルールだけが一つ増えています。誰がこんなことを考えたのでしょうか?誰一人得をしないように見えます。自分たちで考えたならば、自分たちに損失しか生み出さないこんなルールができたりはしません。権力者が、国民を管理するという考え方があるからこそ作られたルールです。つまり、官主主義です。

実際のメリットとしては、コンビニは、年齢確認ボタンを設置することで、未成年に酒を売っていませんよ、対策していますよ、と権力者に姿勢をアピールする事が狙いであり、実体として意味がないので、ただのパフォーマンスとなっています。コンビニが責任逃れをするためのルールです。

本気で取り締まるなら全員 IDカード要求必須

もし本気で未成年が酒を購入するのを取り締まる気があるのであれば、ボタンによる確認などせず、酒を買う時に必ず身分証の確認を要求する必要があります。そこまでやれば、未成年が酒を購入する事は明らかに減るでしょうから、ザルではなく、意味のあるルールと言えるようになり、みんなのためになるルール、民主主義的なルールと言えるでしょう。

ただし、コンビニのレジの回転は悪くなり、売り上げが落ちる事は間違いありません


ということで、コンビニでの酒の年齢確認ボタンと、民主主義、一見何の関係もなさそうなものを結びつけるお話でした!

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