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プライムビデオ「ザ・フード-アメリカ巨大食品メーカー」が面白い!

こんにちは、サカモトです。

さて、今回は、動画の話です。プライムビデオで配信されている「ザ・フード」の紹介です。

https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B08R993W2N/ref=atv_dp_share_cu_r

石油王と言われたロックフェラーや鉄鋼王と言われたカーネギーなど、重厚長大産業で世界を牛耳る巨大企業がアメリカで巨大企業が生まれたことは有名です。

だけど、食品産業においても、同様で巨大企業が生まれているのですよね。

コカ・コーラ、ケロッグ、ハインツ、ハーシー、ケンタッキーフライドチキン、マクドナルドなど、今や全世界に名が知られている企業が取り上げられています。

これらの企業がどのように誕生したのか、その誕生し、どのように発展したのか、ドラマ仕立てでストーリーが進んでいくとともに、合間専門家や関係者の話が挟まります。

専門家や関係者のコメントを挟む形式って欧米のドラマやドキュメンタリーは、こういう形式が多いですね。

このドラマがよくできています。

ドラマ自体が面白いのに加えて、なぜアメリカにこれだけの食品企業が生まれたのかよく分かるようになっています。歴史みたいなものがスルスルと頭に入ってきて勉強になりました。


個人的にはなぜこれだけの食品企業が生まれたのかの考察が面白かったので、その部分だけ紹介しますね。

まず、最初に巨大企業が生まれたのは、19世紀後半から20世紀初頭。

  • 19世紀の中頃に起こった南北戦争が終わり、平和になったこと、

  • 食品の保存方法がよくなく、安全性が保証されていなかったこと、

  • アメリカ全土に鉄道網が張り巡らされたこと、

  • 20世紀の初頭に電気が普及してきて大量生産が可能になったこと

などを要因として、巨大な食品企業が生まれたわけです。

この時期に生まれたのが、コカ・コーラ、ハインツ、ケロッグ、ハーシーなどです。

フォードがT型フォードでライン生産方式を導入したことが有名ですが、ハインツはそれより前に世界で初めてライン生産方式を導入したそうです。


次に、巨大企業が生まれたのが、第二次世界大戦後です。

その契機は、車社会となって、アメリカ全土に高速道路網が張り巡らされた事です。

この時期に生まれたのが、マクドナルドとケンタッキーフライドチキンです。

マクドナルドの話は映画「ザ・ファウンダー」での話と同様でした。


このドキュメンタリー、一話大体1時間半くらいで全三話なので、全部で4時間半くらいで見ることができることも魅力の一つです。

今日から三連休なので、見てみてはいかがでしょうか。

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