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ふしぎ旅

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伝説の土地への旅日記。 歴史の不思議は、身近にある!
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2020年2月の記事一覧

【ふしぎ旅】アラハバキ神社(2)

つづき。 さて、代表的なアラハバキ神社をもう一つ。  多分、一番よく知られたものであろう…

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【ふしぎ旅】寝覚ノ床

「木曽路はすべて山の中である」   島崎藤村「夜明け前」の一節であるが、まさしく木曽川の傍…

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【ふしぎ旅】アラハバキ神社(3)

 番外編的に続く。  さて、アラハバキ神は、たしかにつかみどころがない神とは述べてきたが…

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【ふしぎ旅】石仏山

 石川県能登半島の内陸の山道を行く国道249号線沿いに、石仏山”とよばれるところがある。  …

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【ふしぎ旅】モーゼの墓

 石川県旧押水町、能登半島の一角にあるモーゼパークは、一部の人には有名なミステリースポッ…

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【ふしぎ旅】高負彦根神社

 埼玉県吉見町にある、「高負彦根神社」の歴史は古く、武蔵地方では最古と言われ、延喜式によ…

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【ふしぎ旅】弥彦明神の投げ石

 新潟市鮭川というところに”弥彦明神の投げ石”と呼ばれる石がある。  由来としては、平安時代の怪物として知られ越後において暴虐の限りを尽くしたと言われる黒鳥兵衛(くろとりひょうえ)の家来の大蔵(だいぞう)兵衛というものの話として伝わっている。  黒鳥兵衛と同じく大蔵兵衛もまた、新津市七日町を拠点に周囲に乱暴を働いていた。  これを見て怒った弥彦の神様(弥彦明神)は、大蔵が昼寝をしている時に、神社にあった大石を大蔵めがけて投げた。(弥彦神社から、新津市までの距離は30㎞くらい

【ふしぎ旅】皆神山

 長野県長野市松代町。  松代藩真田十万石の城下町として栄え、また川中島合戦の跡、佐久間…

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【ふしぎ旅】婆池

新潟県秋葉区川口にある諏訪神社の片隅に”婆池の跡”と書かれた石碑が建っている。  ここに…

【ふしぎ旅】七色の池

 新潟県秋葉区に秋葉山という小さな山があるが、そのふもとにある池には、このような話が伝わ…

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【ふしぎ旅】こうせん宵宮

新潟県旧新津市と旧小須戸町の間にある小さな神明宮に伝わる話。  この神明宮は昔から「宵宮…

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【ふしぎ旅】似類

 橘崑崙の「北越奇談」に「似類」という話がある。  信濃川の分流である西川をはさんで”曽…

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【ふしぎ旅】引っ越しを嫌った神様

 新潟県秋葉区田島の地区内の住宅街。その一角に小さな神社がある。  なんということはない…

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【ふしぎ旅】失われた遺跡を求めて

 価値観が時代や場所によっても大きく異なってくることは言うまでもない。時代と共にいわゆる名所であったところが、まったく価値を持たなくなるということもある。  また時代の流れとは別にして、ある日、突然、価値ある場所であったところが、何の意味を持たない場所になることもある。  そんなところをいくつか訪れてきた。  まずは馬場壇遺跡、ここは発見当初、日本最古の石器が出土したところだ。1984年(昭和59)以降の発掘調査で前期旧石器時代、推定7万年前の旧石器時代のものと思われる石器