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宮古島2日目:アオウミガメと泳ぐ

宮古島に来る前から,天気予報とにらめっこでした.4泊5日の滞在なので,丸一日時間を取れるのは3日あります.そのうち天気の良い2日間にサイクリングをする計画です.

宮古島に到着した日は豪雨で,2日目も午前中は天気が良くないとのことだったので,サイクリングは3日目と4日目に実行することにして,この日は,ウミガメ・シュノーケリング・ツアーに参加することにしました.

宮古島の路線バス

午後から参加しようと,前日夕方にツアー会社に電話したところ,午後は干潮でウミガメ遭遇確率が下がるので,申込済のお客さんは全員時間帯をずらして午前中に実施するとのこと.それなら私もと,同じ時間帯に参加させてもらうことになりました.

折角なので,集合場所まで自転車で行こうかとも思いましたが,保管状態がわからないため,大人しく路線バスで行くことにしました.

バス停 A&W前 のハイビスカス

ホテルの目の前にあるバス停 A&W前 から乗車します.目的地は「うえのドイツ文化村」で,そこから少し歩きます.バス停 A&W前 はハイビスカスで彩られていて,南国気分を味わえます.

旧・宮古島市役所

バスの車窓から景色を眺めていると,いきなり廃墟が現れました.街の中心部なのにです.一体何の建物だったのかと驚いて見ていると,「宮古島市役所」の看板がありました.えーっ,これが市役所なのか!とさらに驚いていると,しばらく進んだ先に,新しい市役所がありました.旧市役所は本島に廃墟だったようです.

宮古島の路線バス

バスでの移動中に,宮古島の路線バスの特長に気が付きました.

車内アナウンスがないのです.まったくありません.

スマホの電源を切れとか,席を譲れとか,そういうアナウンスだけでなく,停留所の案内もありません.実に静かで,穏やかです.素晴らしいと思いました.ただ,車内にディスプレイも何もないので,今どこを走っているのかもわからないわけですが.

それでも,運転手さんがとても親切で,乗るときにどこまでかを聞かれて,そのバス停に着くと,教えてもらえます.

うえのドイツ文化村で,ほぼ貸切だった路線バスを降りて,ウミガメ・シュノーケリング・ツアーの集合場所に向かいます.

うえのドイツ文化村

ウミガメ・シュノーケリング

ウミガメ・シュノーケリング・ツアーの集合場所では,お姉さん2人が待っていてくれました.1人は大学生で,1ヶ月だけインターンで来ているとのことでした.

ウミガメ・シュノーケリング・ツアーの集合場所
ワイワイビーチ

ウェットスーツを着せてもらいつつ,他の3グループ6名のお客さんが来るのを待ちます.そう,私だけボッチ参加です.

参加したウミガメ・シュノーケリング・ツアーは,ワイワイビーチから出発します.集合場所からワイワイビーチまでは,皆で歩きます.

浅瀬でマスクやシュノーケルの使い方について教えてもらってから,シュノーケリング開始です.

アオウミガメと泳ぐ

海藻を食べるアオウミガメ
一緒に泳いだアオウミガメ

すると,いきなり,アオウミガメと遭遇しました.小さいアオウミガメでしたかが,海底に張り付いて,海藻を食べています.10-15分くらいに一度,呼吸のために海面に浮上するとのことで,それまで待ちます.

アオウミガメと一緒に泳げたのは感激です.海中の写真は後から送ってもらったものです.

シュノーケリングする私
珊瑚礁を泳ぐ魚群

シュノーケリングは2時間ほどで,大満足でした.ただ,ウェットスーツを着ていても寒かったです.

集合場所に戻り,温水シャワーでサッパリして,着替えて,解散です.

みほりんでランチ

私以外の3組6名は,ランチの後,ウミガメ・シュノーケリング・ツアーの催行会社のバスで,一緒に観光するとのことでした.ここで別れて,私は別行動です.

みほりん

少し歩いたところにある「みほりん」で昼食を取ることにしました.人気店のようで,店内はほぼ満員です.食事中にも,次から次へとお客さんが来ていました.

んーぎー炒め(600円)
宮古そば(650円)

注文したのは,んーぎー炒め(かつお節とさつまいもの葉の炒め物)と宮古そばです.んーぎー炒めはとても素朴な味です.宮古そばは「あっさりスープ」と書いてある通りでしたが,もう少し濃いのが好みです.

食べ終わったら,路線バスで街に戻るため,バス停(うえのドイツ村)まで移動です.

宮古島まもる君(きよし君)

バス停の近くに,宮古島まもる君(きよし君)がいました.宮古島と言えば,宮古島まもる君ですが,無表情で,シュールです.ちょっと怖いです.

バス停(うえのドイツ村)

朝にバスを降りたバス停からバスに乗ります.バスは2時間に1本くらいしかありません.9:27ので来て,14:18ので帰ります.バスが来るまで30分以上あったので,バス停で本を読みながら,のんびり待ちます.

さんご家で宮古牛ステーキを食べる

15時頃にホテルに戻り,休憩・仕事・買い物などして,早めに夕食に出掛けました.観光客が多く,人気のある居酒屋はどこも予約で満席です.実際,電話をかけたところは,満席だと断られました.それでも,早めに行けば(あるいは遅くから行けば),1人ならどこか入れるだろうという算段です.

事前に色々と調べたところ,評判の良かった「居酒屋 琉球王国 さんご家」に行きました.

居酒屋 琉球王国 さんご家
宮古島産 ザルそばのようなざるもずく(580円)
宮古牛サーロインステーキ(3150円)
焼肉火神のA5ランク宮古牛を使用
アーサ茶漬け

さんご家にて,ガッツリと宮古島の料理をいただきました.

ざるもずくは,ざるそばのように,つゆにつけていただきます.斬新な食べ方で美味しかったです.

元々,宮古牛も含めて肉を食べるつもりはなかったのですが,「焼肉火神のA5ランク宮古牛を使用」という但し書きを読んで,食べておくことにしました.宮古牛サーロインステーキは高価ですが,流石に美味しかったです.

最後に,アーサ茶漬けをいただきました.さっぱりします.

アオウミガメと一緒に泳いで,宮古島の食事を満喫して,宮古島滞在2日目が終了です.

いよいよ明日からサイクリングです.

© 2023 Manabu KANO.

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