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病気の専門家は専門分野の病気を予防できない

こんにちは、Dr.K(ドクターコージ)です。

少し過激な題名でしたが、極一部の糖尿病や動脈硬化などの代謝性疾患について、生活指導により薬を使わずに患者さんを健康な状態にしている医師がいることは事実ですので、その様な医師に謝らなければいけませんが、残念ながらその様な医師は数えるほどしかいませんし、興味深いことに「本来の専門分野」では無い医師であることが多かったりします。

最近は「臨床経験◯年の◯科専門医が教える病気にならない方法」と言う様な情報が増えています。喜ばしいこととは思いますが、もしそれが出来るのであれば、「専門医が増えればその病気は減らなければおかしい」ですよね。

コンビニよりも歯科医院や一般診療所の方が数が多くなっているにもかかわらず、なぜ「症状を和らげる投薬治療」や「悪い部分を切除する様な処置」しか出来ず、患者数が増えているのでしょう?

実は医科であれ歯科であれ、本来は病気にかかる前の状態に戻ることが「治った」という事なんですが、現代医療は「薬で症状を見えにくくする」という事や、「不幸にして器官や臓器を失った人には擬似的な代替物で補う」ことくらいしか出来ません。そして「症状が和らげば」「進行がゆっくりになれば」、「患者を治したことにする」と言う定義をしているわけです。

加えて、本当に患者さんのことを意識するほどに、経営が厳しくなるのが医療システムです。もちろん症状が進行しつつある状態から改善させてやったのだからそれで我慢せよ、と言う現代医療の立場も痛いほど理解はしてますが、根本原因は何なのかを頭を使って考えそこを改善させるのでは無く、闇雲に対症療法をすることは、単純に自然な体の機能を壊しているだけ、とも言えます。

医師や歯科医師にとって、投薬や処置、手術をすることは簡単ですが、現状復帰させることはどんな神の手と言われる名医にも出来ません。

だからこそ、生まれ持った自然無い体の環境をよりバランスを取れた状態にするとともに、日頃からメンテナンスをすることが大切なんです。

医療費が高額な海外における研究や、東洋医学などの伝統医学の再評価などから、現在では病気の根本原因については、呼吸、食事、運動、メンタルケア、環境改善などについて、どの様にすべきなのかある程度のことは分かっています。

ではどうすれば良いのでしょうか?日頃は自主的により良いメンテナンスをしましょう。その様な知識があるのにメンテナンスをせずに不調や病気の際に嘆き悲しんでも、完全な自己責任ということになります。そしてできるだけ、体を壊す様な医療に頼らない様にしましょう。

もちろん命の危機を乗り切る為に、医療の助けが必要な場合があれば、体の機能が制限された場合に介護の助けが必要な場合もあるでしょうが、あくまでバランスを崩した時の支えと認識すべきで、自分で立って歩ける様にするには、日頃のメンテナンスが重要と言うことです。

その為にどの様なメンテナンスをすれば良いのか、独力で情報を集めて自分の体に合うやり方を見つけられる人は、ぜひ自分のブログやnoteなども参考にして、そうして頂けたらと思います。

しかし、現代医療の知識や経験がありながら、様々な伝統医療や代替医療について学んできた医師を顧問として雇うことで、時間をかけて雑多な情報を集め取捨選択するというコストはかなり削減できます。百人いれば最適解は百通りあり、しかも常にその解が最適だとは限りません。

知り合いの専門医に相談したとしても、専門分野の病気への対処法は詳しいとは思いますが、幅広い健康知識はむしろ一般人より乏しかったりすることは珍しくありません。

健康顧問医師であるDr.Kの健康や病気予防の知識がどれくらいのものなのか確かめてみたい方は、ぜひ1月6日までの新春特別健康相談をご活用下さい。

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