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子育ての正解は〇〇【女医が思う子育て#1】

はじめまして。くんぱす先生と申します。
なんとか医師となり子どもを育てる上で、自身が歩んできた道のりではこれからの激変する時代では通用しないと思い、自分軸を持って子育てをしています。とはいえ、子どもの変化を見ながら試行錯誤の日々です。
趣味で子育て本をこれでもかというくらい読み漁ってきました。

ここまで読んでいただいたあなたに私なりの現時点での結論を先にお伝えします。
『子育ての正解はない。』
私の考えはこれに集約されています。
がっかりした方もいると思うので、もっと言わせてください。
『正解を求めるな。』です。
正解がどこかに落ちているんじゃないかと探してしまう、その姿勢から変えるべきだと思います。

子育ては悩みがつきない。
離乳食を思うように食べてくれない、夜寝てくれない。
そう思っていた新生児期はあっという間に過ぎ去り

イヤイヤ期 なにに泣いてるの?意味わからん。チーン。
こんな中トイトレしろって幼稚園・保育園で言われる。
などなど悩みは解決しないままに次の悩みに知らない間にどんどんシフトしていきませんか?
そのたびにGoogle先生の検索ボックスに”イヤイヤ期 接し方 コツ”とか打ち込んで自分の子どもに近い経験談を見て『うちはこれでうまくいきました~』っていうのを信じて試してみる。
そうなんです。それ、”ママあるある”なんです。
私もそのステップを踏みまくって、今の結論がこれ。

『子育てに正解を求めるな。』

がっかりさせますが、【答えはない】んです。
ないものをいくら探しても見つかりません。
探している時間がただ解決してくれただけです。
答えがない、というと崖から突き落とされる気持ちになるかもしれないのでフォローさせていただくと、【答えがあるとするならば目の前の子どもにある。】ということだと思います。
なんなら、目の前の子どもが笑ってたらもう正解なんですよ、きっと。

我々は、特に日本人は答えを求める教育をずっとされてきています。
「答えがきっとあるはずだ。」という思考回路に洗脳されてるんでしょうね。答えがない、と言われたら急にどうしていいか分からなくなる。
youtubeとかでよく見かける教育評論家などが言っていることに正解を求めてしまう。
そもそも、正解はその子その子によって全く違ってくるわけで、みんなにとっての正解なんてあり得ないという当たり前のことに気付くべきです。

東大に行かせたママが公文式がいいって言ってた。
SAPIXに小1から席をとっておかないと入塾の枠なくなるらしい。
マンションのみんながプログラミングやってるみたい。

SO WHAT?
だから何?

東大に行くこと、医学部に入学することが自分の子どもの正解なのかなんて親の我々にもわかるはずがありません。
今幼稚園の子が成人するのにあと15年、小4の子が成人するのにもあと10年。誰があと10年、15年先の未来を想像できるでしょうか。
子どもがどの道に進もうが、自分で悩んで挫折も経験して進んできた道を正解だと思える心を育てることが親のあなたにしかできないことだと思うんです。
少しでもハッとした気持ちになれたなら、一旦スマホは置いて目の前のお子さんをぎゅっと抱きしめて、「今日もおつかれさま。お互いよく頑張った。」と笑って一日を終えてみませんか。

あなたがブレない軸を見出せるお手伝いができるような記事を今後も書いていきます。

私は医師になり、たくさんの医療従事者と仕事をしてきました。
たくさんの素晴らしい先生方にもお会いし刺激を受け、日々精進しポリシーを持って働いています。
でも、医学部に入学したときの違和感を未だに感じています。
医療界って狭い。
志望者が多い医学部、医療界について語りたいこともたくさんあります。
医師を志した動機、どんな幼少期を過ごした?、女性ってやっぱり医療界で大変なの?などの医療ネタや、専門医としての内科的知見、今後の社会で避けては通れない認知症、女医だからこそ意識している子育ての軸について今後も投稿していきます。

今日も一日お疲れ様でした!乾杯!



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