英語のスピーキングが通じるために大切なこと
こんにちは!
今回はちょっとした英語のスピーキングのコツについて書こうと思います。
私は2014年からイギリスに留学して、2019年に博士号を取りました。その後は現在までアメリカの研究所で働いています。
その間に、日本から来た企業や大学の研究者の人の英語を聞く機会があったのですが、やはり皆さんかなり苦労されていました。
私はネイティブ並みとは言いませんが、少なくとも英語でプレゼンテーションをしたり、ミーティングで発言したり、論理的な議論をする上では苦労しないレベルです。
日本から来た方で特に苦労している部分は発音だと思うのですが、これはネイティブっぽい発音ができてないのは全く問題ではなくて、実は本当の問題は別にあります。
日本の英会話スクールだとネイティブっぽく喋りたいみたいな人が多い気がするんですが、日本で生まれ育ったてしまった時点でどう頑張っても日本のなまりは抜けません。
なので、正直、そこで努力をしても結構無駄です。
そうではなくて、本当に大事なのは英語のリズムで発音することです。
特に英単語の音節の数を意識しないといけません。例えば日本でもお馴染みのMcDonaldは日本だとマクドナルドと六音節で発音しますよね?
マ・ク・ド・ナ・ル・ド
と6つの音にぶつ切りにして発音をしますよね。しかし、McDonaldを6つの音節(英語ではsyllableといいます)で発音してしまうと、英語が母国語の人には絶対通じないです。
なぜなら、英語でMcDonaldは3音節だからです。
Mc・Don・ald
の3つです。カタカナで書くとマッドノーが発音としては近いと思います。とにかくぶつ切りにして6つの音節で発音してしまうといけません。何とか3つの音の塊で発音をしないといけません。
このマクドナルドの例は、ある日本人の学者の先生がアメリカに来て、お昼をマクドナルドで食べようよとこっちの学生に英語で提案したときに全然通じてなかったことがきっかけで使っています。
私がMcDonaldのことだよって言ったら、みんなオーマイガーって爆笑してましたね。
みんなある意味それで日本語発音の英語に興味を持ってくれたので面白かったです。
話を戻しますが、英語をしゃべる時は、日本語みたいに細かい音切にぶつ切りにして喋ってしまうと通じないです。いくら巻き舌でRの発音をしっかりできても通じないです。
逆に言うと、正しい数の音の塊で英語を発音しさえすれば、日本語のアクセントがついてても、何の問題もなく通じます。
なので、英会話を練習するときは、英単の音の塊を意識してリズム良くしゃべるように練習してみてください。今までよりも通じるようになると思います。
今回は以上です。お読みいただきどうもありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?