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"風邪には葛根湯"と誰が決めた?


"風邪には葛根湯"??

僕は昔、
漢方の師匠に3年間弟子入りして
いろんな漢方薬の使い方や
東洋医学的な考え方を
教えてもらっえたので、
もちろん普通の薬も自分で使いますが
漢方薬が好きです(^^)

ということで、
前回の僕の風邪をひいた時の対策に引き続き、
いよいよ本題(?)の
漢方薬の話をしていきます。

とはいえ、
僕は漢方薬の専門家ではないため
(普通の内科医です)
あくまで自己利用のために
調べたり、漢方の師匠に
教わったことから
考えた話

これから書いていきます。

よく患者さんと
風邪をひいた時の話の中で
"葛根湯を飲んだけど全然よくならなかった"
と言われることがあります。

なんで、
"風邪といえば葛根湯"になったんでしょうか?

もちろん
葛根湯は風邪にも有効だとは思いますが、、、。
ほかにも風邪に有効な漢方薬は
たくさんあります。

調べてみると、
1990年代にCMなんかで
よく葛根湯の宣伝が流れていたようなので、
その影響はあるかもしれません。

ただ、落語にも
"葛根湯医者"と言って
なんでもかんでも葛根湯を出す様子を
面白おかしく表現した話もあるので、
そうとう昔から
良くも悪くも話題によくあがる
漢方薬のようです(笑)

葛根湯は
上手に使えば
実は風邪以外の場面でも
様々に活躍する漢方薬
なので、
落語にもなったと言われています。

僕の師匠は肩こりがひどい人に出したり
していました(^^;)

ただこの葛根湯は
けっこう癖の強い漢方薬だと
僕は思っています。

理由は中身の成分構成なんですが、、、

ここから先は
長文かつ賛否両論ある内容になりますので
保身のため(笑)
有料とさせていただきます

もし興味があれば覗いてみてくださいね。

東洋医学を勉強をしたことがない方には
とても役に立つ話だと思いますし、
漢方薬は薬局で手軽に購入できるものなので、
今後のセルフメディケーション時代には
かかせない存在になると思います。

多くの内科医も知らない
ちょっとしたポイント

全然効果が違うタイプの薬でもあるので
その理論背景も含め
ご紹介しようと思います。

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