大病院でも患者に向き合わず暴行に注意!被害者は、高齢者・・・Part4 後日談

 私は教育問題を中心に社会学者としてこのnoteに書いてきましたが、「大病院で患者に向き合わない医師」(2023年7月30日 00:07)は、現在76人が圧倒的に支持され、その反響の大きさに驚きました。前回は「ケアマネ」と書いたのが、実は成年後見人の振りの「司法書士」が強制的に父を施設に入居させ、施設からの入院だったことが判明しました。

 ここでは、前回の後日談。私の知らぬ間に、父はその施設から大病院へ入院。その主治医が大変感情的で「今、私の治療を否定しましたね!」と言った話。当時は、施設長に迷惑を掛けてはいけないと、保身の塊の若い医師のことは捨ておき、医師が嘆願する「理事長による責任ある回答」を求めない、と高次の判断をしたと書きました。

で、その痣だらけの身体にされて退院し、施設長も、家族である私に、その施設で高齢者虐待をしたのではない、と言いたかったのでしょう。かつてエリート官僚だった父の尊厳やプライドは踏み躙られ、父は力が強かったので、相当抵抗したことは想像に難くありません。

父が施設に入居していると知らされた(既に入居後3ヶ月経過)私が、初めて家族と共に父を訪ねると無視して目を閉じていました。そこで、私は施設長に挨拶に行く前に、大きな字で手紙を書きました。

「美子はお父さんがここに居るなんて知らされてなかったの。お父さんに会うために、何度も◯(父の孫)と実家に行ったんだよ。でも会えなかったの」と。私の家族によると、父は首を上から下へ動かしながら(縦書きで書いたので)読んでいた、と。

施設長に話を聞いて戻ると、父は私の手を握り占め、誤解が解けたのです。しかし、施設で食事以外、何もない生活。ヘルパーさんが自宅に来てくれていた時は、会話も楽しんでいたのに。2回目に息子と熱中症に悩まされながら、炎天下を徒歩40分は非常に辛かった。でもその大病院に電話を掛けたことを報告,「酷い目に逢ったね。もう、美子がそんな思いさせないからね!」と強く言うと、か細い声で「あ、ありがとう」と言って私の手を握ってくれましたが、その力が酷く弱く・・・。

 完璧な認知症なら本人は判らないでしょうが、父は耳が遠いだけで私の言うことは全て理解できたのです。でも、そこから助け出す術もなく・・数日前から食事・水分を手で払い除けで拒否している、と施設のケアマネに言われ、居室に行くと・・人間とは思えない姿。水分拒否は父の自決だと思いました。そう思い至るまでが、さぞ無念だったろう、と。涙が出ました。

その翌々日、父は息を引き取りました。もう施設への遠慮は不要、その大病院に何度も電話をし「身体的拘束」という名の虐待を病院側は認めました。「他の病院ではやっていないんですか?」と医事課が言うんですよ!父は自分で点滴を抜いたり、ベッドから転げ落ちて骨折するなど考えられなかったのに、ベッドに縛り付けたんです!18日間も!

 しかも、それは、成年後見人の振りをした「司法書士」には詳しく説明して了承を得た、と言うのです!何の権限があって!?

 因みに、成年後見人の仕事は人の「生命・権利・財産」を守ることです。
司法書士政治連盟がこの制度を推進しているって、驚きませんか?

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