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2021年7月22日嘘のようなホントの話

一目惚れをした。。。


男だから女の子を見て可愛いと思ったことは

数え切れないくらいある

学校に向かってるとき

ショッピングモールで買い物をしてるとき

友達と街を歩いてるとき

ふと視線を向けた先に

その子はいる


男でも女でもふと良いなと思う時はよくある

でも普段は胸の中で、あるいは仲間内で

思いを留める

そこまでの子じゃないのかもしれない、

もし気持ち悪がられたらどうしよう

もし、、、どうせ、、、

そんなことを考えながら笑い話にしたりして

通り過ぎて、忘れていく

それが普通だし、当然の反応だと思う

僕も今までそうだった

だけど、

初めての投稿で話した、人生を色濃くしたい

そんな思いが、自分でも知らないうちに

膨らんでいたのかもしれない


最近は仕事でビジネスホテルに泊まっている

仕事終わり、コンビニで買った一番安い白ワインを

持ちながら部屋行き、扉にカードキーをかざす

開かない、尻のポケットにずっと入れていたせいか

故障してしまったようだった、(めんどくさいな。。。)

交換してもらおうとフロントに向かった

そこには彼女がいた

マスクをしていて口元はわからない

黒縁メガネがよく似合っていて、その下には

あどけなさが残る綺麗な瞳があった

カードキーを差し出して事情を説明すると

「かしこまりました!少々お待ちください。」

ハキハキとしていてそれでいて優しさ伝わってくるような声で

そういうとパソコンで作業を始めた

カウンター越しに作業をする

彼女に気づかれないように

高揚してるのを隠しながら盗み見て綺麗だなと思った

5分ほどして、終わったかなと思ったら

「すいません。パソコンが固まってしまったので

こっちのパソコンでやり直すのでもう少しお待ちください。」

パソコンがフリーズしてしまい、少し慌ててる感じがしたので

「全然良いですよ、ゆっくりで急いでないですし」

思いつく精一杯のフォローをして

彼女のはにかんだ笑顔を見たら

ずっとパソコンが動かなければ良いなと思った

そのままカウンターで待ってても良かったが

無言でいるのもどうかと思ったので

タバコを吸いにいくことにした

「ちょっとタバコ吸いに行ってきますんで、焦らなくて良いんで

ゆっくりやってください」

そう言って喫煙所に向かい

タバコに火をつけ、迂闊に惚れそうになってる

気持ちを押し殺しながら、煙を吐くと

彼女がカードキーを持って喫煙所に入ってきた

わざわざ届けてくれたのかと思ったら、

押し殺したはずの気持ちが秒速で戻ってきた

カードキーを受け取り、少しでも、、、

そう思って呼び止めて世間話をした、我ながらつまらなかった気がする

彼女が喫煙所を出て行った後

もう一本のタバコに火をつけ煙を吐き出す

「惚れた」

思わず口に出た、一目惚れだった

今まではここで終わりだった

でも、何かがその日の僕は何かが変わっていて

伝えたい、そう思い足早に部屋に戻った

仕事終わりの汗をシャワーで流しながら

運命なんて言う程の良い言葉を使って

気持ちを高め、身だしなみを整え、香水をふり

話の口実を作るためさっきのお礼という程でお菓子を買い

意を決してフロントに向かった

エレベーターを降ると彼女がフロントを片付けていた

言おう、そう思ったけど心臓が飛び跳ねていて話せる気がしなかった

素通りして喫煙所に入り、落ち着くためにタバコを吸った

味もわからず、訳も分からない嗚咽がしたが

吸い終わり火を消して、、、

「すみません、さっきはありがとうございました。

軽い気持ちなんで、どうぞ」

とお菓子を手渡した

彼女は少し戸惑った顔をしたが

「ありがとうございます!」

とマスク越しでも笑顔なのが分かるくらい綺麗な目をしていた

夜中の2時近かったので

「夜勤ですか?お腹空いたら食べてください。」

そう言うと

「ちょうどお腹空いてたんです!ありがとうございます。」

ちょうど空いてたなんて、合わせてくれて優しいなと思いつつ

「良かったです。」

もう限界だった、平静を装っていたがこれから伝えると思うと

頭が真っ白になって会話が続かない

沈黙が続く前に早く言ってしまいたくなって

「あの、ふざけてると思うかもしれないんですけど、

一目惚れしました。」

言った。言ってしまった。

映画で見るような、突飛なことで彼女もびっくりしていた

少し間があいてから

「メガネもしてるし、マスクもしてるし」

そう言ってきた、意図はわからないが

多分、素顔も知らず、ろくに話したこともないので

なんでなの?そんな意味だとは思う、僕は

「さっきの気遣いが、嬉しくて」

そんなことを言って、胸ポケットに入れていた

電話番号をメモした紙を渡した

緊張と恥ずかしさ混じり合って逃げ出したくなって

「良かったら連絡ください。」

そう言って立ち去ろうとした、彼女はただ

「ありがとうございます。おやすみなさい」

そう言った。

「おやすなさい」


嘘のようなホントの話




3日目の日記。どらごんです!

日が空いちゃったので日時がおかしくなってますけど

ご愛嬌ってことで!

自分でも刺激的すぎたので、気持ちや頭の整理が

付いてなく、ダラダラといつもの倍くらいの長さになっちゃったん

ですけど、最後まで読んでくれた方ありがとうございます!

伝えた日から丸一日経ちましたが、今のとこ連絡は来てません!

人生そんな甘くないwでも人生の1ページになったし、

悔いはありません。

彼女からしたら少し迷惑だったかもしれませんけど

それはごめん!

でも今までの自分とは何かが変わった気がしますし

なかなかできない体験素敵な体験だったと思いますw



それと!note初めてまもないですが良いねとコメントが来ました!

仕事中に見たんですが、ガッツポーズしてマスクの中で

5分ぐらいにやけてましたw

人から応援されたり共感されたりってこんな嬉しいんだなって

改めて思い知った気がしますw

これからも書いていきますので読んでいけたら幸いです!

少しでもあなたの人生の潤いになればと思っています!

コメントもしていただけると飛び跳ねますw

返信できないのが残念。。。













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