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2023年2月 活動報告

【Cheese cake】
で始まった如月。お菓子づくりの得意なジビエメンバーが、みんなに振舞ってくれた。紅茶も淹れてくれて、最高かよ。旨い。

【生ハム】
加工会社さんに預けてから、一年以上の時を経て帰って来たモモ肉。こんな感じになるのだね。
今後、どのように活用されていくのか。販売はされるのか。そして、どんな味と食感なのか。改めてお伝えできればと思う。

【カモシカ】
かなり鬱蒼としているため、分かりづらい場所。何かいるなと思ったら、シカではなくカモシカでした。長生きしたまえ。

【仮事務所】
朔日から事務所機能を完全移行。としたかったところだが、光回線の移設が午後になったり、荷物の運搬等でバタバタしたり。

2日から、本格稼働となった。まだ仮置きのモノがたくさんあるけど、プレハブに移動させればスッキリするはず。

【Nausicaa Requiem】
光回線の引き込みは2階のロフトだが、複合機は1階に設置。無線通信とFAXを使うには有線で繋がないといけないようなので、ホームセンターに行ってこれらを購入。ラン、ランララランランラン。

びろーんと10メートル。本来なら、カベ伝いに配線カバー的なのを施して、スッキリさせたいところだけど。お客さんが上がるわけでもないし、仮だし、これはこれで良いのでは。ララララランランラン。

【鹿ミンチ】
を作っていた、社員Mくんと協力隊Kくん

【ハンバーーーグ】
にしてくれたので、焼いてみた。鹿肉には脂肪分が皆無なため、ややボソッとしたような感じにはなるが、旨い。

【網ジカ】
協力隊Kくん・社員Mくんが対応してくれることになったが、僕もお邪魔させてもらう。痩せて骨ばって弱々しく、おじいちゃんジカという感じか。いずれ寿命が近かったのかもしれない。
絡まった網は、もはや解けないので切るのみ。張ったばかりの新品だったらしく、もったいないけど仕方ないね。
そして、ワシが居る必要は無かった。昨年度は、実動部隊が代表と僕だけだったけど。頼もしい若手が何人も増えてくれたからな。良いことだ。

【旧事務所】
分割して運ばれ、

仮事務所の前に移設された。第二の人生、いや家生が始まる。

元あった場所の基礎も、少しずつ削り壊されていく。

【肉まーーーん】
の差し入れをいただいた。ほかほかで旨い。

【ランチガチャ】
出てくるのは、町内の飲食店で使えるお食事券。

一回500円で、最低でも600円分が手に入るから、ハズレ無しというわけだ。恐ろしくクジ運の無い僕は、もちろんこちらをゲット。

社員Mくん・協力隊Tくんと一緒に、焼肉屋さんへ。普段のお昼ご飯は、いちど家に帰って軽く食べるパターンだけど。たまには贅沢も良いだろう。カルビ温麺、旨い。

【落石】
鹿さんを探しに沢や林道に入ると、よくゴロゴロしている。朝イチだと凍り付いてたりするから、剥がさねばならん。

【アミ鹿】
またも、張ったばかりの網に絡まったデカオス。道路沿いなので多くの人の目に留まり、多くの通報があったようだ。
こんなのが長ーい年月、繰り返されていったら、シカも手(前脚)を使って解けるように進化するのかな。まあその前に、もっと良い対処法が開発されるか。あるいは、鹿か人間どちらかが滅びるか。

【ドラゴン】
のお土産をいただいた。龍って甘いんすね。旨い。

【K民泊】
協力隊みんなお世話になっているお母さんのところへ、数名で。これでも小さいというカニをメインに、相変わらずたくさんの料理を出してくれる。写真の後にも、次から次へと。満腹っす。

というところに、シメのエンドレスワカメしゃぶしゃぶ。

日付が変わる頃に外へ出ると、20cmくらい積雪していた。僕が大槌に来てからの2年間では、一番じゃなかろうか。まあ、かつて暮らした福井や北海道に比べたら、降ったうちに入らないっすね。とはいえ久々に経験すると、ダルいなあと思ってしまうわね。

【消防団】
の所属部、11名でお出かけ。2台の車に分乗し、内陸の市でお昼ごはん。麻婆飯、スパイシーだった。辛いの苦手なんすよ。じゃあ何で頼んだ?

ランチ会で終わり、なんていうことは無く、さらに雫石町まで走る。鶯宿(おうしゅく)という、漢字検定準一級レベルくらいの難読温泉へ。かつてウグイスが傷を癒やしたことに由来するのだという。そういう伝説、各地に点在してるよね。いや批判じゃなくて、素敵だなって。

五つ星だというホテルは、小洒落た感じ。

ずんだサービス。Zun, Da, Zu Zun Zun Da, yeah

いちおう説明しておくが、みんなで積み立てをして、こうした催しに充てている。公費を使っているわけじゃないから、誤解なきよう。

いわば「研修」である。おいしい料理をいただきながら。
酒池肉林、というと卑猥なイメージを持つ方がいるが、あくまでも豪奢な酒宴という意味だ。漢字検定五級くらいで出題されるだろう。たぶん。

脱落者が一名。たまには羽目を外すのも大事だ。人間だもの。
夜と朝は温泉に浸かり、

翌日、帰りがけにジンギスカン。これは、人生イチ旨い羊肉だったかも。
一泊二日ひたすら、ごちそうを喰らっていたな。そして色々と、学びになった。また行きたいね。

【プレハブ倉庫】
前述の旧事務所に続いて、吊り上げられ、

連れ去られていく。いよいよ解体小屋だけが残り、休憩したり暖を取ったりできる場所が無くなった。新工場の稼働まで、解体班は厳しい労働環境に身を置かれることとなる。

【ちおこ活動報告会】
地域おこし協力隊の、年イチ報告会。11月にジビエチーム12月に移住定住チーム1月に観光交流協会チームと開催され、いよいよ今回でラスト。

震災伝承・福祉・林業の各分野で活躍する5名の、合同チームだ。来場者数は、過去最多となる60名越え。ぜんぜん集まらず撃沈した昨年度に始まり、今年度みんなで頑張った成果といえるだろう。

大盛況で、終演後はみんなでお片付け。あっという間に綺麗サッパリ。

【朝イチ出猟】
を続けている。基本的に氷点下である。基本的にシカとは出逢えないのである。

【焼きホタテラーメン】
解体メンツで、隣市へお昼ごはん。といっても、わりと近く。シメ用のミニライスボールが付いてくる。旨い。

【TICK TOCK】
久々に登場した、レーザー加工機。指示しても動かないと思ったら、冷却水が干上がってたぜ。給水して復活させ、木製の時計に慌てて何やら刻んでいく。きっと急がないとToo late

【ありがとう会】
が催されたのである。MOMIJIを主体とするジビエプロジェクトで、立役者となってくれた方への感謝を込めて。居なくなられるわけじゃないけど、区切りとしてね。

大槌町が誇る割烹にて。鹿肉も最高に旨く調理してくださるのだ。

本来、割烹に肉料理は含まれないのだという。それを違和感の無い料理にし、自然な流れで提供できるところが、一流なのだろう。
ちなみに左上のは、おしながきで作った折り紙、羽根つきハート。カナダ時代にひたすら折って、人に配ったりしていたので、手が覚えている唯一の作品だ。表ウラ2色の紙なら、もっと綺麗なハートになるんだぜ。どうでもいいって言われそうだぜ。

【電子決済】
が一気に加速するぞ。これまでは現金&ナントカペイのみだったが、ようやくクレジットカードやら交通系電子マネーやらも使えるようになる。こういう初期設定的なのとかは何気に得意なので、勝手に担当するぜ。
どんどん購入して、どんどんピッしてくれたまえ。

【キーホルダー作り教室】
今後、雑貨づくりやワークショップなどに携わる予定のメンバーたち。作り方をおさらいする。事前に僕が切り出しておいた革を、革用ボンドで貼り合わせる。
適量を載せるのが、意外と難しい。多すぎるとベチャッとなる。少なすぎると追加分を塗り延ばす際に、くっ付いちゃう。

焼き芋の差し入れをみんなでハフハフしたら、

細長く切って、キリで印を付けて、編み編みして、カシメ(金具)を付けて、

三つ編みキーホルダーが20コほど完成。こちらは、ご注文いただいたところに納品される。

【第22期 緑のふるさと協力隊 オンライン会】
先月の記事でも触れた、同隊。呼びかけをしてくれたので、久々に同期が顔を合わせることとなった。
「緑」では、全国の田舎、一地域に一人ずつ散らばっていく。しかし一年間の活動に先立ち、事前研修で一週間・ブロック研修や中間研修で2,3日・総括研修で4日間くらいと、同期で集まり研鑽を積む機会があるのだ。逆に言うとそれしか会っていないはずなのだが、不思議な絆というか、安心感のある旧友のようなメンツなわけである。

メンバーの入れ替わりもあったが、26名(途中除隊を含めると30名)のうち9名が参加。みんな変わらず、元気そうだ。しかし大学を休学して参加してたコたちも、アラサーになったというのが驚き。僕もおっさんになったし。当時は年長グループだったのに全然青く、いま思うと恥ずかしいことだらけ。これでも、だいぶ成長してきているのだよ。
再来年で10年が経つ記念イヤーなので、リアルに集まりたいねと話し、解散となった。楽しみだね。

え、地域おこし協力隊と関係ないじゃんって?いやいや、関係あるんだな。緑のふるさと協力隊の方が歴史が長いし、「地域おこし」創設の参考とされているんだな。そして僕の大きなターニングポイントであり、現在に繋がっているんだな。

【作者は書いた この続きは自分で作りなさいと】
本を2冊、いただいた。皆さんお気付きの通り、コミュ障で根の深い問題を抱えている僕に、ピッタリそうである。読むのはめちゃくちゃ遅いが、少しずつ齧って反芻して消化していこう。

【トリコロールキーホルダー・改】
ご依頼により作ったやつは、色の並びにイマイチ規則性が無かった。なので購入いただいた方が自ら、一度ほどいて、ネットの動画を参考に編み直してくれたという。これなら綺麗に、順番に三色が並んでいる。ワシの詰めが甘かったのう。今後は、このパターンで作っていこう。

【メディア】
雑誌・新聞・テレビ・ラジオ等、いろいろ取り上げてもらっているMOMIJI。じわじわとボディブローのように、世の中へ知らしめるのだ。

【狩猟戦隊MOMIJIレンジャー】
何やら部材を運搬している、レッド・ブラック・オレンジ・イエロー・グリーンの男子5名。強敵・ビッグハンマーディアを倒すべく、新たな武器の開発に着手するのだ。
次回、狩猟戦隊MOMIJIレンジャー最終回「なぜ女子キャラを入れなかった!視聴率低迷&打ち切りの責任を巡る、壮絶なラストバトル!」

ではなく、シカ囲いわな移設の作業である。設置されていたものをバラして運び、

新しい場所で組み立て直す。カメラとセンサーが付いており、遠隔で監視・ゲート閉鎖ができるICTってやつ。くくりわなに比べれば、いくらか人道的だと思われるし、お肉の質も良いのではないかと思われるし、複数頭まとめて捕獲できる可能性もあると思われる。

【新工場】
いよいよ、ほぼ完成状態。外壁にも銘板というか、プレートというかが取り付けられた。目立つサイドには、素敵な「山と海が育てた大槌ジビエ」ロゴ。

正面エントランスでは、エムオーエムアイジェイアイがオシャレに照らされてお出迎え。

内部も見てみた。加工室だけ、ご紹介しておこう。残りは次回だ。

【棚卸し】
末日は全商品の在庫を確認するので、社員Mくんと一緒に。加工品は個数をカウントし、精肉は一つひとつ固有番号を読み上げながら、理論在庫・実在庫を照らし合わせていく。在庫管理システムが改良されれば、もう少しラクになるのかな。
ギッチリ詰まったドッグフードなど、穴が開いてしまっていることも。そういうのはパックし直す。

【あとがき】
冬場は捕獲も解体もその他の仕事も減るから、すなわち活動報告のネタも少なくなる。今月は、通常の八分の五くらいになってしまったな。決して手を抜いているわけじゃないんだよ。これでも一所懸命、執筆しているのだよ。

月間捕獲数もゼロ、なんてこったい。昨年同期は、5頭だったのだがな。シカはどこへ消えた?まあ暖かくなり始めたし、そろそろ戻ってくるだろ。
明日、春が来たら 鹿に逢いに行こう






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