◎本命予想【シナリオＡ】：
私の本筋予想はズバリ「堺雅人（ベッパン）が泣きながら役所広司（ベキ）を殺す！」である。で、世界には孤児が多くいることなど世界情勢の悲惨さを訴えながら、ニノ（ノコル）がベキの思いを（できる範囲で）引き継いでいくという流れになっていくと予想する。※ノコルに殺人をさせない描写が伏線。テントは理由はどうあれ、テロを請け負い、市民を（少数だとしても）巻き込んで人を殺してきた。テロ前に死亡数予想をしていたが結局は何人か殺していたわけだ。また、役所広司（ベキ）は確かに不幸な境遇であり、その後、立ち上がった素晴らしい人格者という見方もできるだろう。しかし、地下に眠る（地球の）資源（フローライト）を売りさばいて孤児救済という大義名分のために独占しようとしているのは行き過ぎたエゴである。堺雅人とベッパンはそこは許さなかった。で、一件落着して、二階堂ふみと幸せになるという完結。

◎対抗予想【シナリオＢ】：
ペッパンの指令（キムラ緑子）と、その上司（総司令）が黒幕のシナリオで、公安と堺雅人と松坂桃李が組んでペッパンを解体に追い込むストーリー。１２話完結だったら、このシナリオもあったと思うが次回１０話で最終回なら、この線は薄くなった。続編や映画化もあるならペッパンは残しそうな気もしてきた。で、その続編や映画化でベッパンを解体する云々はありそう。これはトム・クルーズのミッションインポッシブルでの【IMF VS CIA】を【ベッパン VS 公安】にして流れをトレースして（パクって）いくストーリー派生パターンである。エンタメビジネス的にも、こっちの方がいろんな人が儲かるし、楽しめる（笑）。

フェイク＆細かい演出の予想：テントが土地を買い始めた３年前と、二階堂ふみが医者としてバルカに住みはじめたのが３年というのもあり「やはり、二階堂ふみ怪しい説」が最初からあるが、私は「二階堂ふみ、ただの良い医者説」だと考えている。そもそも医者は諜報員になるほど暇じゃないのだ。怪しむのは経緯が全く語られないドラムの方だろう。個人的には「ドラムはテントではなくベッパン」という可能性があるとみている。

ともあれ、予想＆考察するのがこんなに面白いドラマ作品は何十年ぶりだろうか。制作陣、迫真の演技をして引き込んでくれた演者の皆さんには感謝を申し上げる。

日本版の『ミッション・インポッシブル（スパイ大作戦）』や『007』のシリーズみたいにして本作続編やスピンオフで続けてくれぇーーー！！！！（切なる願い）