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ニコンのサンニッパ

ニコンのサンニッパ[NIKON AI-S NIKKOR 300mm F2.8 ED]の話になったので作例をひとつ掲載しましょう。

 これは全日本空道選手権のポスター用に撮り下ろした清水亮汰の写真。荒川の河原に行ってニコンD3Xにサンニッパ付けて撮った。光の状況があまりよくなくて、真上に太陽があるピーカンだった。レフ版一枚で顔のシャドウを消そうとしていたけど非常に撮りにくかった覚えがある。河原の背景がそれなりにゴチャゴチャしていたので開放に近い絞りにしてボカしました。

対照的に標準系の「AI Nikkor 35mm F2S」で撮影した横位置の写真は歩いてきた道を表現したかったので絞り込んでパンフォーカスです。

 この日は俺も道着を着て一緒に記念撮影。

外での撮影は環境によって光の状況が刻々と変わっていくので、時々データを修正しながらの撮影になるのが面倒くさい。

やはり俺はスタジオ写真の方がいいですね。ただスタジオではサンニッパを使う事ないだろうな~。使いようがないわな~。

若い駆け出しの頃、サンニッパは憧れのレンズでしたが、今となってはこんなレンズなくてもAIでいくらでも背景イジれるからな~。切ないね。


実際に入稿されたデザインも掲載しておきます。


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