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とりとめない最近のこと

だらだらと、長い駄文になります。暇な人が読んで頂ければ…
スケジュールを調整したら、11月は1日しか開いてる日が無かった。
いいことか、悪い事か…アウトプットばかりで、インプット出来る時間が少なすぎる。でも時間のある限りドラマを見て、記事を読む。

新選組を描いた。自分の中で、新選組と特攻隊のシナリオは
書かないと決めていたのだが・・・
案件なので引き受けた。時代に翻弄されて、命を落とす…
私は{死}を描くの嫌いです。若いうちは、なんかドラマチックに感じる
かも知れませんが、大人になって思うのは、死は、ほぼ無です。
多少なりとも影響と悲しみはあります。
しかし、生の力に、その思い出は消えて行きます。
消えて行かなくては、ならないのです。だって、いつまでも
悲しんでいられないですからね。

故に安直に、人を斬る芝居だったり、撃ったりするドラマは
少し苦手なのです。もちろん、エンタメの要素として必要なことは
分かっています。それが、効果的な作品もあります。
好みですよね・・・たこ焼きか、お好み焼きか・・・
なので、死を扱う作品を描く時は、もの凄く慎重に、丁寧に、繊細に
向き合うことを心がけます。

京都に行き、お参りをして、日野にも足を運びました。
幕末は想像を超えた、悲哀がありました。格好良さなんかは無く
汗と血と埃…情熱と、追い詰めれた人間達
そこを描きたかった。そんな中でも、意思を貫こうとする
人間達の生の力を描きたかった。珍しく、他現場でも
安直な人間達に怒りを示した。

昔、社会ルールを守らなかった監督を呼びだして
土下座をさせて、謝らせた。業界でもう、生きていけなくても
いいと思った。悪いことは、悪いから。
結果、その後、出番は無くならずに良くしてもらった。

信念を曲げるなら、芝居などいつでもやめる。
良い事は、良い。悪い事は、悪い。
子供でもわかることを、芸能関係者はグレーにすることが
たまにある。俺は、それは許さない。お客様や、
作中の人間達に失礼だからだ。

畳屋のあけびと言う作品では、苦境の中でも
生きる喜びと幸せを見つける、人間の尊さを描きたかった。

金魚鉢と言う作品では、外圧に誇りを折られ
自殺をはかる男が、仲間の愛で、生き残る
その後の人生を想像させる、人間を描きたかった

今は、「熱海殺人事件」である。
舞台と言う意味では、一番影響を受けたのが・・・
つかこうへい氏である。・・・かも知れない。
長くこの世界に居すぎて、もはや良く分からない。
ただ、この年齢だから理解できる点が、幾つか読めてきた。
若い人には、分からない観点だ。
そこを美しく、繊細に描いて、伝えたい。
どの俳優も、輝き、それを感じたお客様の心に
少しでも、何かを残すために、足掻いている。

芸能人生の影響と言えば
緒形拳、クリント・イーストウッド
ジョニー・デップ、パク・ウンビン

この人たちに、どれだけの勇気をもらえたか{アントニオ猪木は別枠}
パク・ウンビンにかんしては、最近だが
アジア人として、こんなに演技の幅があって、それをどれも
完成させているのに、ただただ驚愕する。
国でのあだ名は{無敵}パク・ウンビン・・・
すげえわあ、まじで・・・
日本のパク・ウンビンを育てるために、奔走している

自分の中での、俳優の部分が完全に消えた。前は、少し出たいなあ~
とか、思った時期もあったが、全く消えた。だからこそ
携わる作品の、俳優達を、輝かせたい。それしか思わない。

基本的に自分のことを話すのは嫌いなので、
この駄文を書くと言う作業は良い。リフレッシュになる。

韓国ドラマの凄い所は、演技が明確なことだ。
そして、シナリオの構成が、えげつない位に、狙いが明確だ。
だから、迷わずに視聴出来る。
有名、無名が分からないので、フラットな気持ちで作品を見れる。
お国柄か、泣く、キレルが多いのは感じるのだが、
そこをうまくつかって、作品のテンポを生み出している。
予算からもう、違うから致し方ないが・・・

邦画の・・・{人間の内面}{愛の行方、すれ違い}的なのは
この年齢になると、どれも通り過ぎてしまって
あまり琴線に触れない。なので自分で、作品を描いて見ることにした。
生きているうちに、コリアン・エンタメに追いつけることはないが
挑戦は続けたい。アカデミー賞をとった、ポン・ジュノ監督は
皮肉にも同じ年齢だ・・・比べるものでも無いが
羨ましいし、悔しい

こんな気持ちがあれば、まだこの世界で生きることが出来そうだ。
10年したら、アカデミー賞を取ってるかもしれない。
人生は、儚く、美しく、そして残酷です
その現実を受け止めて、何を選択し生きる時間を過ごすのか・・・
もう、俺にもそんなに時間は残って無い
だから、伝えることは、全て伝えていきたいなあ・・・

さあ、執筆を昼間にしたら、夜は現場です。
駄文だなあ・・・こりゃあ・・・失礼しました。



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