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2020年、中日ドラゴンズ2軍開幕理想スタメンと投手陣

キャンプが始まらないかとワクワクしている「やま」です。今回は「中日ドラゴンズ2軍」についてです。こういったドラゴンズについてのnoteはロバートさんつけものさん(ツイッターでは西洋つけものさん)を筆頭に上質がnoteを書いてくださっているので、私はこの2人のようなnoteは書けませんが、温かい目で見てください。


1. 2軍の理想スタメンと投手陣

最初に2020年2軍の開幕理想、、、スタメンはこのように予想しています。

1(ニ)高松
2(右)岡林
3(中)根尾
4(三)石川昂
5(左)石垣
6(遊)伊藤康
7(一)A.マルティネス
8(捕)石橋
9(DH)溝脇


投手陣はこのように考えます。(去年を参考)

先発: 阿知羅 岡野 吉見 山井 松葉 福谷 鈴木翔太 ヤリエル・ロドリゲス(育成) 松田(育成) 石川翔(リハビリ中)

中継ぎ 小熊 伊藤準規 谷元 佐藤 鈴木博 田島 木下 ブリトー(育成) 浜田達 濱田智(育成) 

抑え 石田健人マルク

次の章ではなぜ私がこのようなスタメンにした理由を説明をします。(投手陣については次回書きます。)

2.開幕スタメン

まず、1番に高松を置いた理由についてです。

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高松は去年のウエスタンリーグでは82試合 打率.278(216-60) 0本 29打点 出塁率.305 長打率.292 OPS.597 という成績を残しました。主に2軍では1.2番でのスタメン出場が多く、今年は一軍にも昇格し、代走として出場しました。高松の武器は50メートル5.8秒の俊足であるが、しかし、高松は去年のウエスタンリーグでは5盗塁であり、彼の武器である俊足を生かしきれてない。彼の武器である俊足を活かすため、今季は1番打者として出塁率の向上と盗塁数増加に期待したいところですが、チーム全体で長打力向上を目標にしているので、高松にも長打力向上を期待したいです。


次に2番にルーキーの岡林を置きました。

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岡林は高校時代では投手と外野手の二刀流で活躍し、プロでも二刀流をしたいということもありましたが、先日、今後は外野手に専念することが発表されました。彼は記事内でこのように発言しています。

岡林は「担当の清水スカウトに自分から言いました。野手の方がチャンスも多い。足と肩を期待されていると思うので、自分が持ってる武器を最大限に生かしたい」と明かした。
(引用:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200119-01190106-sph-base)

岡林が外野手として専念したいということで、これはチームにとっても外野陣の高齢化が課題となっているなかで、その外野陣に若い岡林が入ることはチームにとっても岡林にとっても良いことだと思います。さて、2番に置いた理由ですが、その理由は岡林が持つ長打力を2番という打順でも活かして欲しいためです。岡林は投手としては150キロのストレート、打者としては高校通算25HRと野球センスが高い選手であります。外野手として長く活躍していくためには守備もそうですが、打つことも大事になってくると私は思います。2番という打順は4,5年前の野球界では1番打者出塁後に確実にバントを成功させるやクリーンナップにつなぐ役割が多かったです。しかし、近年は「2番打者最強論」を元に2番に長打力に長けている打者を置くことがNPB,MLBでよく見られるようになり、岡林も多く打席機会が得れるだけでなく、その長打力を活かして、高松が出塁後に長打で点を取れる2番が良いと考えました。岡林には昨年の根尾と同じように400打席以上で打率は.250以上を目標で、外野のレギュラー獲得を目指して欲しいです。

(参考)0:26~から岡林の高校時代のホームランが見れます。




3番根尾について

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根尾は去年のウエスタンリーグでは108試合 打率.210(410-86) 2本 32打点 出塁率.266 長打率.298 OPS.564でした。去年は開幕後はプロの洗礼を受けて、期待された成績を残すことが出来ませんでしたが、シーズン後半ではプロの球にも慣れていくことで徐々に成績を残していき、1軍にも昇格しました。また、台湾ウインターリーグでは外野の守備にも挑戦し、工藤コーチは根尾について「良い外野手になりそう。正直」と話しています。

私は根尾をセンターとしての出場に期待しています。ショートとしても素晴らしいですが、1軍には京田という球界屈指のショートがおり、私としては外野手として大島、平田の後釜として活躍できるのではないかと考えています。そのために2軍では外野手として出場をしていき、1軍に昇格した際に外野手として出場出来るようにするためにセンターに置きました。また、3番という打順は去年ほぼこの3番として固定されており、今年も首脳陣の方針で3番だと思います。

4番石川昂について

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4番には2019年ドラフト1位の石川昂弥を置きました。今年、石川昂弥が2軍で成績を残すことが出来なくても、彼を2軍の4番で固定する方針で行くと考えています。私がこのような考えを持つのはある監督と球団の育成方針が石川昂弥の育成方針に似ているからです。その監督とは今年からヤクルトの監督である高津臣吾さんです。高津さんの著書である「二軍監督の仕事 -育てるためなら負けてもいい」の中に昨シーズン、高卒2年目最多タイ36HR&96打点を達成した村上宗隆の育成方針が書かれています。

「球団では毎シーズン、ドラフト上位で指名し、チームの将来を担う人材を『強化指定選手』に定めている。(中略) 強化指定選手であれば、どれだけ打てなかったとしても、打撃フォームをいじるようなことはしない。」

「2018年のシーズンでいえば、村上は4番固定だった。どんなことがあっても動かすことはない。これは僕というよりも球団の意志である。(中略) ファームの時点から4番の打席に立つシチュエーションを叩き込む、ファームは4番としての「帝王学」を学ぶ場所なのだ。」
(引用 高津臣吾 「二軍監督の仕事 -育てるためなら負けてもいい」 光文社

この村上宗隆の育成方針を参考に石川昂弥を育成していくことが一番ベストだと思います。成績としては打率は.250 本塁打は二桁以上は期待したいところです。守備位置はサードにしました。「石川を外野手として出場させるのがいいのではないか」という意見もあります。中日・巨人OBである井端弘和さんも石川の外野手転向を提言していました。私としてはこのような意見もありかもしれないですが、まずは本人が高校時代にしていたサードの守備をさせていくべきではと思います。首脳陣もサードに専念させていくと思います。

5番石垣について

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5番には石垣を置き、守備位置はレフトにしました。昨年のウエスタンリーグでは81試合 打率.243(284ー69) 5本 30打点 出塁率.307 長打率.349 OPS.656という成績を残しました。また、一軍に昇格を果たし、巨人の菅野から一軍でプロ初ヒットを打ちました。

石垣はウエスタンリーグではファースト、サード、レフトを守りましたが、本職はサードであり、他の守備位置では少し不安が残ります。しかし、石川をサードとして起用しようとする際に石垣と守備位置が重なり、石川と石垣の2人を同時に起用することは出来なくなります。そこで守備には不安があるものの石垣をレフトに置くことによって、2人を同時に起用出来るようにしました。石垣も複数の守備を守れるようにすることが出来れば、一軍に昇格した際に出場する機会が増え、チームとしても起用の幅が広がるので良いと思いました。
このように石垣が5番でレフトとしての出場について説明してきましたが、今季のキャンプでは読谷組として振り分けされています。その理由は昨シーズンのオフに左半腱様筋の損傷(1度)をし、1軍としてではなくまずは2軍で様子を見ると考えたからです。怪我して1ヶ月後には打撃練習を再開していましたが、怪我明けに無理をさせたくない首脳陣の方針だと思い、キャンプ中に怪我の心配がなく、本来のバッティングが出来るようなら北谷組の方へ行くことがあるかもしれないです。本来は2軍ではなく1軍で活躍できる選手であり、この予想は外れるように石垣選手にはぜひ北谷組に帯同出来ることを期待しています。

6番伊藤康祐

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6番には伊藤康祐をショートとして出場すると予想しました。伊藤は昨年のウエスタンリーグでは67試合 打率.233(118-22) 2本 26打点 出塁率.267 長打率.353 OPS.620という成績を残しました。またフェニックスリーグにも参加し、16試合 打率.352(51ー18) 1本 出塁率.440 長打率.470 OPS.911という好成績を残しました。

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ここで「伊藤康祐は外野手なのにショートとかwww」と思われる方もいますが、こちらの記事をご覧下さい。

中日2年目伊藤康に内野挑戦指令「どこでも1軍出たい」すでにグラブ発注…中京大中京で二遊間経験
 「内野もやっておくようにと言われました。ポジションに関係なく、1軍で出たいのでどこでもやります」。荒木コーチからは沖縄・北谷球場での秋季キャンプで告げられた。中京大中京高2年までは二遊間も守っていたといい、すでに内野用グラブも発注したという。
(引用)中日スポーツ
https://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201911/CK2019112802100105.html

このように伊藤康祐は今シーズンから内野にも挑戦し、記事にもあるように二遊間を守った過去があるようです。今季は外野手と内野手の両方の守備をしていくことより、首脳陣が内野の守備をいきなり一軍でさせることは考えにくく、2軍でもし開幕を迎える場合に岡林と根尾が外野手として出場させる場合に外野に空きがないため、今季から挑戦する内野においてショートを守るのが出場機会も生まれて、良いのではないかと思いました。そして、伊藤にとっても内外野を守れるユーティリティープレイヤーとして活躍できれば一軍でもプロとしても長く活躍でき、理想としては西武の外崎のようになれたら考えています。また、6番に置いた理由は例えばクリーンナップで点を奪った後でも、伊藤康で追加点を奪える可能性が高いからです。
伊藤康は長打力率も高く(フェニックスリーグにおいて)、点を稼げるバッターとして6番に置きました。

7番A.マルティネス

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7番にはA.マルティネスをファーストとして置きました。ファーストにした理由は私がA.マルティネス推しであることから、試合に出ている姿を見たいのでファーストとして置きました。
A.マルティネスについては赤味噌さんがnoteで詳しく書いているのでこちらをご覧ください→



8番石橋

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8番には石橋を置きました。昨シーズンは高卒1年目ながら7月9日の広島戦でプロ初スタメン出場すると、プロ初ヒット初打点となる2点タイムリースリーベースヒットを放ち、鮮烈なデビューを果たしました。。高卒新人の先発マスクはチームとしてもドラフト制後では史上初の出来事であり、ファンそしてチームに大きな印象を与えた。また、2軍では前半戦において打率は低いものの高校通算57HRの強打を活かし、3HRを放った。シーズン後にはフェニックスリーグ、アジアウインターリーグと積極的に参加し、着々と実戦を多く積んでいる、将来の「竜の正捕手」と呼ばれています。

ここまで話していくと2軍ではもうやることは無いように思えますが、しかし、今年入団した東京六大学野球三冠王の郡司や“加藤バズーカ”で有名になった加藤、木下拓、大野奨などがいる中でやはり一軍で出場機会に恵まれない事もあると考え、シーズン開始時は2軍で出場させるべきではないかと思い2軍の開幕スタメンにしました。石橋には二つの事を目指して欲しいと思います。
・強打を活かし、前半戦までに5HR以上
・一軍に帯同したら、そのまま帯同し続ける。
来年の正捕手争いがさらに激化しそうな予感です。

9番溝脇

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溝脇には9番DHとして置きました。昨シーズンはウエスタンリーグでは51試合 打率.257(187-48) 0本 20打点 出塁率.286 長打率.321 OPS.607という成績を残し、フェニックスリーグにも参加しました。溝脇は昨シーズン前半は右手有鉤(ゆうこう)骨を骨折し離脱していましたが、後半戦から復帰し出場していました。ここのDHは溝脇だけなく、A.マルティネス、滝野、石川駿などが入ると思いますが、まずは溝脇ではないかと思いました。

3.終わりに

ここまで読んでいただいてありがとうございました。5000字をオーバーするnoteになってしまいましたが、どうだったでしょうか。よろしければスキなどつけていただくと嬉しいです。
次は投手陣について書いていきます。また、その時もよろしくお願いします。 
参考 引用
・中日スポーツ
・赤味噌さん 「アリエル・マルティネスのオフシーズンまとめと今後への期待」


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