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チルト・シフト撮影を気軽に楽しむ

結論

想像通りの撮影(シフトもチルトも)ができて大変満足でした~(^^)


さいしょに

レンズをチルト・シフトする撮影をしてみたい!動機の大多数は「経験してみたい」と「知的好奇心」 & ちょっとの実用(笑)

でもチルト・シフトレンズは高いので買えないです(Nikon用で20万円以上)。。。なぜチルト・シフトレンズはこんなに高いのか。。。シクシク。。。

そこで思いつきました。自分、マルチマウント(Nikon FとFujifilm X)なので、マウント・アダプタでいけるんじゃね? -> 調べたら海外製品でありました~。

ちなみにチルトでやりたい事は、物撮りの時にもっと前後のピントをパンフォーカス的に合わせたい。
建物の撮影でパースの影響を少なくしたい、です!

商品紹介

仕様

  • 正式名称

    • Fotodiox マウントアダプター Pro TLT ROKR チルト・シフトレンズ対応 with ニコンFマウントGタイプレンズ to 富士フイルムXマウントカメラ

  • ブランド:Fotodiox

  • マウント:Nikon F -> Fujifilm X

  • フォーカスタイプ:MF(マニュアル・フォーカス)

    • なぜかYahooの通販では「オート・フォーカス」となってますが、電子接点などはないです。。。

  • 型番:TLTROKR-NikG-FXRF

  • サイズ:8.64 x 8.13 x 4.83cm

  • 重量:200g

  • 価格:33,916円(ポイント即利用込み)

    • Yahoo通販

  • 納期:約10日間

製品写真


マウント・アダプタ(Nikon F -> Fujifilm X), チルト/シフト付き
(写真はチルトもシフトも最大にして撮影しています)


使用方法

  • 赤矢印がシフト(水平移動)です。

  • 青矢印がチルト

  • 緑矢印が回転

※動かないように固定するネジがRotationボタンの反対側に付いてます。

赤:シフト
青:チルト
緑:回転

使い勝手

チルト(首振り的な動き)

ピントの合う範囲(被写界深度)を浅くしたり深くしたりします。
(被写界深度を浅くする写真は、おもちゃ的な写真が有名ですね)

シフト(水平移動な動き)

建物を見上げて撮影した時など、パース(上が細くなる)の補正ができます。

回転

例えば下へ首を振る(チルトする)と、ピントの合う範囲(被写界深度)が深くなります。
逆にレンズを回転させて、上へ首を振る(チルトする)とピントの合う範囲(被写界深度)が浅くなります。(おもちゃ的に映る方です)

撮れる写真

チルト

※紙は奥へいくほど盛り上がっています。
 (上記の物の写真を撮った時と同じ、白背景の撮影ボックスへ置いてます)

  • 上チルト(被写界深度が浅い方)

上チルト(被写界深度:浅い)
  • 下チルト(被写界深度が深い方)

下チルト(被写界深度:深い)

シフト

シフト1
シフト2

長所/短所

長所

  • 安い

  • お手軽にチルト/シフト撮影ができる
    (使い勝手も問題無し)

短所

  • 海外からの輸入なので、納期が10日間ほどかかる

  • マルチ・マウント体勢が必要

  • 持っていくレンズが増える

    • 自分は基本、Fujifilm Xのマウントで揃えています
      (以下の4本は通勤時も持ち歩いてます(笑)

      • XF8-16mmF2.8 R LM WR

      • XF16-55mmF2.8 R LM WR

      • XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR

      • 7Artisans 55mm F1.4

    • これにニコンのレンズが増えるとちょっと大変w

さいごに

このガジェットも思ったより良いものでした~。今度から物撮りする時はこのアダプターを使用しようと思いました。元々、レンズはニコンのAi改のマクロレンズを使って、マウントアダプターに付けてFujifilmのカメラで撮影してましたし(笑)




ご覧頂きありがとうございます。今日(明日)も良い1日でありますように(^^)