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「念い」が伝わるプレゼンは手書きで表現する

手書きでプレゼンしたことありますか?


プレゼンに関しては、営業塾の運営などもしていた関係から
興味の高い分野だったんですが、どちらかといえば、資料な
どを見た目美しく整えて、作りこんでいくというイメージを
持っていましたが、ちょっと違う方向からのアプローチに、
ワクワクしております。

実は、熊野町という筆の産地で有名な街があります。そこで
85年続いてきた「熊野町筆まつり」が今年はオンラインで
開催することになり、その企画の一環として前田鎌利さんの
ワークショップを企画することになりました。

書道家であり、プレゼンテーションクリエイターという活動
を進める前田さんの著書「ミニマム・プレゼンテーション』
を手に取りました。

前田さんは、書道家でもあることから、一般的なプレゼンと
は違った視点からのアプローチを著書の中で伝えています。

その一つがプレゼンは手書きでするということです。


プレゼンとは念いを伝えて結果を出すもの


プレゼンとは、相手に自分の念いを伝えて、感情を動かし、
行動を促して結果を出すものと前田さんは定義しています。

そのためには、限られた時間の中で端的に何を言いたいのか
明確に伝えることが必要となります。

その表現手段として「手書き文字」を使うわけです。

なぜなら、手書きは伝わるからです。

相手の心に響くには、信念や企業理念という言葉にも含まれ
ている「念い」を伝えることが大切です。

志を大切にしているわたくしにとっては、非常に共感共鳴で
きるところです。もちろんプレゼンテーションのときには、
必ず志を伝えるようにしています。

「何を行うか」より「なぜそれを行いたいのか」「何のため」
を説明できるようにしておくことと、どうすればより伝わる
のかということです。

「念い」がなければ中身のないスカスカなものになってしまい
心を動かすことはできません。

念いを伝える3つのポイント


念いを伝えるために押さえておきたい3つのポイントを実践
していきたいと思います。

1.誰に を明確にする
伝えるというのは、誰かに情報を提示することからスタート
しますが、ひと手間かけて相手の立場にたって資料などを
準備していくということが大切です。

2.シンプル+ロジカル
課題→原因→解決策→効果をベースに枚数を絞り込んだ資料
を用意するとともに、どんな質問をされるか想定したQ&Aを
準備しておく。

3.感情を動かす
写真や動画を使っていかに、やってみたいと思ってもらえる
のか、さらには「その人自身」が伝わるかで左右されるとこ
ろは大きいものです。


特に、その人の美意識や、可視化されていない「個」である
人間力を感じて認識してもらうことが差別化になります。

圧倒的な「個」を打ち出すためのツールとして使えるのが
「書」であると言えます。

なぜなら「書」という活動は、「個」に埋没する活動であり
自分や「念い」と向き合い磨く活動だからです。

では、手書きであればメモ書きでもプレゼンテーションに
なるのかと言えば、そこに手書きにしようと思った明確な
目的があるのかどうかが関係します。

現在、1日1枚ずつ「笑顔流筆文字」という書き方を活用
してハガキで明るい未来を描く言葉をプレゼントする企画
を開催しています。

これも一つのプレゼンテーションを毎日しているという
ことになるのだろうか、と感じました。

9月23日に開催される「書プレゼンワークショップ」で
前田鎌利さんとお話をするのを楽しみにしています。

『ミニマム・プレゼンテーション』

今日ご紹介したのはこちら!

ミニマム・プレゼンテーション 』 

著者:前田鎌利

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書プレゼンワークショップ

一般社団法人プレゼンテーション協会
代表理事である前田鎌利氏に登壇していただくワーク
ショップのプロデュースとファシリテーションという
お仕事が舞い込んできました。

確実に何か流れがきていますね


書プレゼンワークショップ
~あなたの今年を漢字一文字に書きプレゼンしよう~

9月23日 18:00~20:00
☞ https://www.reservestock.jp/events/482247

なんと!! 参加費無料です。
性を磨きプレゼンスキルを高めたい経営者向けです。

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