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エクササイズ:多様なプラクティス

「exercise : 多様なプラクティス#1」展

【参加作家】
内田百合香/宇野澤宣行/カワムラシュウイチ /齋藤はぢめ /島袋八起

【会期】
8/24(金) 17:00 - 22:00 (opening day)
8/25(土) 13:00 - 20:00
8/26(日) 13:00 - 20:00

【会場】
Gallery NIW
https://goo.gl/maps/4ndJmwumYMq

【プロジェクトコンセプト】

このプロジェクトは私たちが抱える問題意識やアイデアを繰り返し作品化(展示)していきます。
鑑賞者は繰り返される展示の中で作品の試行錯誤や変化を目にすることになります。

【展示ステイト】
「絵は私ではないし、私は絵ではない。私は私の思想や私が満足できるような絵画の画面を作ることと、私以外の人(他人)が絵を鑑賞した時、その絵が絵画的または芸術として成り立つ。その両義を目指す」を目標する内田百合香。「男を殺すにゃ仕事を奪えばよい」この言葉に強いリアリティを持ち、経済や労働を大きなテーマとして、廃業した映画館や銭湯での企画展や路上生活者を題材に作品を発表する宇野澤宣行。YouTubeのプレイリスト、暗記用の単語カード、すのこなど日常にあるものを用いて、特定の”条件”を設計することで鑑賞経験を発生させる生態学的アプローチをベースにしたパフォーマンス/インスタレーション作品を制作するカワムラ シュウイチ。社会に蔓延する先入観や既成概念といった表層的なイメージを基に、コスチュームを用いたパフォーマンスを行う齋藤はぢめは、内面化されていた価値や規範を再考し、そこで生まれる意識の変容を自身の体験を交えながら作品化する。オリジナリティが価値とされる創作。創作における定型。例えばゴールデンボンバー、VTuberのおしゃれになりたい!ピーナッツくんのパロディーやパクリはその定型を露呈する。そこに関心があるため、定型に注意して音楽や小説や批評、絵画やマンガや服を作っている島袋八起。

それぞれ考え方、価値観、アプローチの違う5人はこのプロジェクトの「展示→振り返り→展示」のループの中でお互いに影響し合いながらそれぞれの仕方で作品のアップデートを試みる。