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AGA以外にも!?男性の脱毛症の原因と種類、対処法、治療薬

TVCMなどですっかり定着したAGAというワード。でも脱毛症のすべてがAGAというわけではないんです。
貴方の気にしているその薄毛、もしかしたらAGAじゃないかも!?
脱毛症の種類によって対処法も異なります。
自分の脱毛症の種類を知って、正しい治療・クリニックを選びましょう。

3タイプに分けられる男性の脱毛症

男性の脱毛症は「男性型脱毛症(AGA)」「脂漏性脱毛症」「円形脱毛症」の3タイプがあります。
ではそれぞれを詳しく説明しましょう。

■男性型脱毛症(AGA) -成人男性の4人に1人がAGA!?-

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男性型脱毛症とは、一般にAGA(Androgenetic Alopecia)と呼ばれる、成人男性によく現れる進行性の薄毛です。
一説によると成人男性の4人に1人がAGAで、男性の薄毛の90%がAGAが原因だと言われています。
生え際か頭頂部、または両方から薄くなっていくのが特徴で、早ければ思春期以降に発症、50代以降では半数の人が発症します。

AGAは遺伝や男性ホルモンの影響が主な原因で、発毛サイクルが乱れている状態です。
髪の毛は成長期が2年から6年あり、その後退行期・休止期を経て抜け落ちます。休止期の3~4ヶ月を経て、新たな毛髪が発毛するサイクルを繰り返していきます。
しかしAGAを発症すると成長期が数か月から1年ほどに短縮されてしまうので、毛髪が十分に育たないうちに退行期・休止期を迎え、抜け落ちてしまいます。

毛包がなくなってしまった箇所からは植毛しない限り発毛は困難なので、毛包が残っているうちに治療をスタートすることが大切です。

■脂漏性脱毛症 -皮脂の量とマラセチアが原因-

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脂漏性皮膚炎という皮膚の病気が原因でなる脱毛症です。思春期以後30・40歳代に多い病気で、まだ明確にはわかっていませんが遺伝・皮脂を過剰に分泌する環境要因・精神的ストレスなどが原因だと考えられています。
また、皮膚に常在しているマラセチアというカビ(真菌・常在菌)の一種が発症に関わっているとの見解もあります。マラセチアは脂腺から分泌される皮脂を栄養源としているため、皮脂の量が多くなるとマラセチアも増殖します。

初期の症状では、過剰な皮脂が分泌されて頭皮が赤くなり、細かいはがれた皮膚(フケ)が付着しはじめます。大きめのフケが頭皮にこびりつく場合もあります。
症状が悪化するにつれ、脱毛がみられるようになります。

脂漏性皮膚炎が原因の脂漏性脱毛症は、AGA治療薬で改善させることができません。
脂漏性皮膚炎の治療になるので、皮膚科を受診し外用薬(軟膏・クリーム・ローションなど)を処方してもらうのが一般的です。

■円形脱毛症 -自己免疫疾患・アトピー素因・ストレス-

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円形や楕円形での脱毛が突然現れたら、円形脱毛症が疑われます。10円玉程度のサイズのものから、頭部全体に広がるもの、眉毛やまつ毛、体毛などに及ぶ重度のものもあります。

外部からの侵入物を攻撃することで私たちの体を守ってくれている免疫系機能に異常が生じ、自分の体の一部分を異物とみなして攻撃してしまう自己免疫疾患が原因と言われています。
発症する人にはアトピー性疾患を持っている人が多いとも言われており、円形脱毛症患者の40%以上がアトピー素因を持ち、半数以上が本人もしくは家族にアトピー素因が認められるようです。
また古くから言われるように、精神的ストレスにより血流悪化で毛根への栄養が行き届かなくなることも原因になりえます。

円形脱毛症もまた、通常のAGA治療薬で改善させることができません。
治療はステロイド注射や局所免疫療法、ステロイドや抗アレルギー薬の内服・塗布を行います。

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