AGA治療薬【フィナステリド】と【デュタステリド】効果は?費用は?副作用は?

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抜け毛を抑える薬剤・フィナステリドとデュタステリド

フィナステリドとデュタステリドは抜け毛の原因となる脱毛ホルモンを抑制することで、薄毛の進行を抑制するタイプのAGA治療薬です。

「プロペシア錠」や後発のジェネリック錠に含まれているのがフィナステリド、「ザガーロ錠」等に含まれているのがデュタステリドです。

どちらも、AGAの主な原因となるジヒドロテストステロン(DHT)という男性ホルモンの一種の生産を抑える働きをします。
そのため、DHTを原因としない円形脱毛症や女性の薄毛には使用することができません。

フィナステリドとデュタステリドの違いは?

DHTが生成されるには、酵素の一種である5αリダクターゼが必要です。フィナステリドとデュタステリドはどちらもこの5αリダクターゼの働きを阻害します。
ただし、フィナステリドはⅡ型のみの働きを阻害するのに対し、デュタステリドはⅠ型・Ⅱ型両方の働きを阻害することができます。

そのため、デュタステリドの方が広い範囲の薄毛に対する改善効果があると言われています。

デュタステリド優勢?ただし副作用に違いあり!

ここまでではデュタステリドの方がAGA治療薬として優れているように見えますが、必ずしもそうとも言い切れないのが副作用です。

・フィナステリドの副作用
承認時の国内臨床試験において、調査症例276例中副作用は12例(4.3%)
→リビドー減退3例(1.1%)
→勃起機能不全2例(0.7%)
→その他9例(射精障害、精液量減少、下痢、胃不快感等)(いずれも1%未満)

・デュタステリドの副作用
第Ⅱ/Ⅲ相国際共同試験において、日本人120例中、臨床検査値異常を含む副作用が報告された症例は14例(11.7%)
→リビドー減退7例(5.8%)
→勃起不全6例(5.0%)
→射精障害2例(1.7%)(承認時)

このように、デュタステリドの方が性機能に関する副作用の症例が多く現れています。
また、肝機能に障害がある場合は服用が禁忌となっています。

どれぐらいで生える?

個人差はありますが、3~6ヵ月ほどで効果を感じる人が多いようです。
発毛サイクルが整うことで既存の毛が抜け落ちずに育ち、新しい毛が生えて来るのにこの程度の期間がかかります。

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