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擬態書ー力士

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日本の国技といえば、相撲。だが、友人に言わせればそれは認められないという。他の国のように、皆が皆その世界に憧れを抱き、進もうとする訳ではないからだ。

確かに、体格がものをいう世界であり、かつ泥臭いイメージもある。

それでも、江戸時代から続いた長い歴史があり、小学生の時分は相撲に明け暮れたりもした。国技の正式な定義は知らぬが、私の中では紛れもなく国技。多くの力士たちが私を魅了してきた。

相撲といえば、横綱。横綱の土俵入りには、雲龍型と不知火型の2種類がある。以前は、「不知火型の力士は短命で終わる」というジンクスがあったが、白鵬も不知火型であることを考えると、所詮ジンクスにすぎないということがよく分かる。

私は、千代の富士が大好きだった。千代の富士の四股は美しく、また彼の雲龍型土俵入りはもはや芸術の域に達しているとすら思えた。

右手を水平方向に突き出し、左手は腰元。うむ、どうにも力という字に見えてきた。

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という訳で力士の擬態書が完成。少し貧相な力士だが、業界ではこの体型をそっぷ型と呼ぶのは覚えておいて損はない。

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