【読書録】Think Clearly

□ 今回読んだ本


□ サマリ

- 著者ロルフ・ドベリが書いた「どうしたら良い人生を送れるのか」について52の思考法を紹介しているこの本。

-  今回ピックアップして読んだ章は以下の通り。

 1. 考えるより、行動しよう
 2. 何でも柔軟に修正しよう
 6. 戦略的に「頑固」になろう
 11. 自分の感情に従うのはやめよう
 16. 自分の向き不向きの境目をはっきりさせよう
 24. 本当の自分を知ろう
 26. 楽しさとやりがいの両方を目指そう
 34. 解決よりも予防をしよう
 37. 読書の仕方を変えてみよう
 38. 自分の頭で考えよう
 39. 心の引き算をしよう
 42. 世界の不公平さを受け入れよう
 44. 専門分野を持とう
 46. 組織に属さない人たちと交流を持とう
 47. 期待を管理しよう
 50. 世界を変えるよいう幻想を捨てよう
 51. 自分の人生に集中しよう
 52. 内なる成功を目指そう

□ Take Home

1. 考えるより、行動しよう
 - 頭の中で検討検討を重ねることに、意味がないわけではない。短期間でも集中して考えれば、とてつもなく大きな気づきがある。しかし時間とともに新しい新たに得られる認識はどんどん小さくなり、すぐに思考は「飽和点」に達してしまう
 - 何を描きたいかは描き始めないとわからない
 - 人生において自分が何を求めているかを知るには何かを始めてみるのが1番だ

2. 何でも柔軟に修正しよう
 - 重要なのはスタートではなく修正技術の方
 - 最初の条件設定ばかりを重視し修正の意義を軽んじすぎている
 - 人格を形成する上でも修正力は欠かせない
 - 早いうちに軌道修正した人は長い時間をかけて完璧な条件設定を作り上げ、計画がうまくいくのをいたずらに待ち続ける人より得るものが大きい
 - 何かを修正したり見直したりすることに抵抗があるのは計画が間違っていたことの証拠にも思えるからだ

11. 自分の感情に従うのはやめよう
 - 感情は飛んできては去っていく鳥のようなもの- 37. 読書の仕方を変えてみよう
 - 今手にしている本が読書カードに刻印するだけの価値があるかを考えて選び出した方を2度読む習慣をつける
 - 読むかどうかを考える時間を10分以内

38. 自分の頭で考えよう
 - 自分の意見は周りの影響のもとにできている
 - 自分の周りの「知識のコミュニティー」の知識に頼っている


□ 考えたこと

- ビジネス書と小説では読み方を変えたほうが良いと思っていて、ビジネス書であれば時間(1時間~2時間)を決めてそこで持ち帰るメッセージを決める読み方がまずはいいと思う。

- その後に、自分の中でとって置きたい本を選び、改めてじっくり読む。

- 本当はすべての本をじっくり読んでいきたいが、費やせる時間は限られているので、今の自分に最も合う本を早い段階で選び出し(フィルタリング)、吸収するのがよさそう。

- 52あるうち、目次で現在の自分の思考と同じベクトルのもの、もしくは真逆のベクトルものをいくつか抽出し、そこに対してどんな論理が展開されているのか確かめながら読んだ

- 今回持ち帰りたいメッセージは「思考の飽和点」と「自分の意見は自分の周りの知識のコミュニティーの知識に頼っている」この2つ。

- 思考の飽和点についてはダラダラ考え続けるよりもいかに早くこの飽和点に達するのかが自分にとっては大切。

- 短期集中で考え、すぐ行動に移す方が自分に自分の経験にもなりやすいしどんどん新しいことを試しやすいので、日々意識して行動したい。

- もう一つこれは確かにそうだなと思ったのが知識のコミュニティー。1つのコミュニティーに属しているとそのコミュニティーで正しいとされる考え方が社会の常識だと思ってしまう傾向にある。

- これは会社もそうでその会社が大切にしている行動基準やビジョンが当たり前だと思い社外に出るとそうではない考えを持っている人たちはたくさんいる。

- だからこそ私は1つのコミュニティーに突っ込んでおいてもう片方の足はコミュニティーに属さない状態を作り上げておくことで自分自身の思考にバイアスをかけきることなく多角的に物事を捉えれるようになる。

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