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子育て経験がなくても、地域の子どものためにできること

うちは夫婦2人暮らし。
子どもはいない。

子どもとは無縁だなぁと思っていた。

ニュースなど社会問題として知ることはある。
同様に地元で起きていることも取り組みも
ニュースにならないとわからない。

まるで無関心のようだが違うんです。
いまは無縁だけど関心はあるのです。

地域で子育てを支援している方からお話を聞く

そんなときに知ったのがコチラの授業。

お話は
ふくおか市「みんなで里親プロジェクト」リーダーで
福岡市子ども家庭支援センター「SOS子どもの村」で相談支援員をなさっている公認心理士の橋本愛美さん。

初めて知ったことが多くあった。

  • 日本の虐待相談対応件数は3分に1件のペース

  • 30年で相談件数は20倍になってるのに、里親や施設に受け入れられる数は変わらず、85%が問題を抱えたまま在宅での見守りになること

  • 福岡にも擁護されずに孤独を感じたまま大人になる子どもがいること

  • 日本は施設で子どもを養護するのが主流だけど、他国は里親や養子など家庭で養護する割合が高いこと

  • 1〜数日間、子どもを預かるショートステイ里親制度があること
    SOS子どもの村では、ショートステイ里親について知ることができる「里親って?カフェ」も毎月開催中

そして、なんと!!
福岡市はショートステイ先の割合が、施設よりも里親が上回っている、里親先進地域なんだそう。

全然、知らんかった!

子どもをめぐることについて
特に地元のことは
本当に知らないことばかりだった。

自分に、なにができるのか?

正直、里親に飛び込む勇気をいまは出せない。
だけど、今日のお話を聴きながらできそうなことがあった。

  1. 知ることを続けて、知ったことを伝える

  2. 子どもにも親にも寛大な大人でいる
    周囲の目が支援ではなくストレスになっていることもあるようだ。
    「大丈夫、気にしないで、迷惑なんかじゃない、手伝います」という態度でいることも重要な気がした。

  3. 寄付をする

そして、私の活動基盤であるウェルビーイングやライフオーガナイズは、自分で自分の幸せを創出できる寛大で幸せな大人を増やすことができる。
私自身、学んで仲間と繋がって実践するなかで、周囲にも自分にも寛大になったし、自分の幸せのために自分でできることを増やしてきた実感がある。
これからも経験を積み重ね知識を増やし表現し続けていくことが、私が一番貢献できることなのかも知れない。

社会は繋がっている。
小さな一歩だとしても
遠回りでも
いまの自分にできることから始めよう。