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500文字で、初めてひとりで経糸掛け。失敗が力になる

初めて自宅でひとりで経糸掛け。
昨日は仮筬通しまで終えた。

今日はいよいよ、織り機にセットする。
まずは筬を織り機にセットして、最初の難関の綾返し

続いて綜絖通し

ここで間違うと模様が変わってしまうので、慎重に。
終わったら本筬通し

綜絖から出ている糸を
筬の真ん中になるように
1本ずつ通す。

通し終えると山を越えた気分だ。

あとは糸を結びつけて
糸の間隔が均等になるように
結束糸で織るのだが…

ここで綜絖通しの間違いに気づいた。
どうしてもっと注意しなかったんだ、と後悔が押し寄せてくる。

でも、大丈夫。
教室での練習で経験済みだ。

このとき、こんなときのために綜絖に余裕を持たせておくとよいと教えてもらったので、綜絖4本ごとに1本余裕を作っていたのが役に立った。

余裕を使って、間違えたところだけ綜絖通しと筬通しをやり直せば修復完了だ。

こうして、初めてのひとりで経糸掛けが終了した。

綜絖間違い以外にも、細かく間違って、行きつ戻りつしながらの作業だった。

だけど、ひとりでやってみたことで、先生が伝えてくれたポイントの意味が実感できた。

練習だもの。
失敗しても構わない。
いや、むしろ失敗に対応するために経験することが力になっているのだ。


◆5月は暮らし最適化月間
片づけもプロの目線を借りると、思いがけない気づきがあります。