見出し画像

囲碁で感じる、石の強み(550字)

VIAの強みに興味津々だと
なんでもVIAの強みを考える素材にしたくなる。
これは学びを咀嚼していることの表れだと思うことにしている。
見方を増やす新しいメガネに慣れる儀式なのだ。

先日、囲碁番組を見ながら
囲碁ってVIAっぽいと思った。

アプリで囲碁を始めてそろそろ1ヶ月。
定石を学びつつ
石取りゲームしたり
コンピュータと対局したり
少しずつ盤面を見る目が変わってきているのを感じるのが楽しい。

囲碁と将棋はよく並べられるけど
石と駒の性質は全く違う。
将棋の駒は最初から最後まで変わらない動き方をする(成ることはあるけど)。
囲碁の石は局面や石同士のつながりによって役割が変わる。

そう思って盤面を見ると
将棋は駒の得意を活かすゲーム(よく知らないけど)。
囲碁は石の存在を生かすゲーム。

なんとなく強みの性質の違いみたいだなと思った。
駒は得意の強み。
石は価値感や在り方の強み。

私が将棋ではなくて囲碁を始めたのは
なんの違いもない石が、置かれた場所で他の石と繋がって役割を得たり変えたりしながら生きる感じがするからかもしれない。

Aの石を生かすには、Bの石をどこに打つ?…とか
Bの石をここに打つと、Aの石の意味が変わる?…とか

変わっていくところが、VIAの強みっぽいし
ヒトっぽいなぁと思って
なんだか石に親しみが湧いてくる、気がする。


◆強みの対話会のご案内◆
VIAの強みをひとつずつ取り上げて、対話で理解を深めます。
参加資格や事前準備、強みの知識は必要ありません。
どなたでも歓迎です。