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22/0419:PTD_……끝!(7であること)

これを以て、Permission To Dance全公演終了……!(恐らく)

個人的に本当に「7であること」の意味を改めて感じる機会が多かったこのコンサート。
自分用の備忘録にしつつ、振り返ってみようと思う。


「BTS PERMISSION TO DANCE ON STAGE 」

韓国にて。

 当初はオフラインコンサートとして準備されていたが、コロナの状況によりオンラインへと変更を余儀なくされた。ARMYと会う、遊べる機会でもあるライブを何よりも楽しみにしているメンバーにとっては苦渋の決断だったであろう。
 オンラインは【本公演+サウンドチェック・ストリーミング】付きでチケット販売もされた。普段は見る事のないサウンドチェックのラフな様子も配信として見せてくれたのは、ARMYへの愛以外ないだろう。


日が落ちかけている時刻。
この時には既にファンはテヒョンの負傷を知っていたが、
SC時にゆったりと歩く姿を見て一安心した。

 そう。この公演、テヒョンの足の負傷により、6人でほぼやりきる事となる。公式のアナウンスとして『Vは椅子に座った状態で振付なしでステージを進行』と書かれていたが、テヒョンは出来るパフォ―マンスには参加してくれたし、心配しないでといわんばかりにメンバーの側にも幾度も近寄ってくれた。

 思えば「ON」がライブで披露されることになってから、全員揃ったパフォーマンスというものがなかなか出来ていなかったように思っている。
 ONが披露されたMOSライブ以降ユンギが肩の治療の為に不在となる。ONを披露する機会がある際にはダンスの最後、全員で肩を組んで空を見上げるシーンでそこにユンギがいるかのようにユンギの立ち位置の空白に肩を組んでいたりして、寂しく思っていたものだった。
 やっと7人揃った完全体のONが見れるのだなあ…!と勝手に思っていた矢先のお知らせだったので、正直ショックはあったがまあ仕方あるまい。アーティストだって人間なのだから。


2020 MAMA。ユンギ不在。
ユンギの立ち位置が空白となり、そこに肩を回す両サイドのジョングクとジミン。


2021。揃わなかった7。
テヒョンの立ち位置が空白となり、そこに肩を回す両サイドのジンとホソク。


がらんどうのような暗闇を相手に、世界中にいるはずのファンに向けて。
彼らはここにまるで大観衆がいるかのように明るく楽しく振る舞わなくてはならない。
7人(6人)ぼっちで踊らせて、ごめんね


テヒョン不在=A_MY……ㅠㅠ


ただの推し🐱貼り。可愛い(-ㅅ-)




「BTS PERMISSION TO DANCE ON STAGE – LA」


アメリカ・LAにて。

(現地時間)
11月27日 (土) SoFi Stadium、LA
11月28日 (日) SoFi Stadium、LA メーガン・ザ・スタリオン登場
12月  1日 (水) SoFi Stadium、LA Halseyライブ観覧
12月  2日 (木) SoFi Stadium、LA クリス・マーティン登場

なんと2年ぶりの対面、オフラインコンサートとなった。どれだけ7人がこの時を待ち望んだか想像に難くない。しかも規制緩和中のアメリカである。垂涎ものだったに違いない。

12月2日分のみオンライン視聴も同時に行われた。
オタクたちの間では初日こそオンラインにすべき…!!!という意見も見られたが、マジ2年ぶり久しぶりの生身での逢瀬をカメラなどで邪魔されたくない気持ちはわかる気がした。まずはマンツーマンで会って喜びを分かち合いたいよね。きっと。
オンラインストリーミングとなった最終日はジンのセンイルが近かった為センイルイベントあり。


ついに7人ががっちりと肩を組み合う。感動で胸いっぱい


会場いっぱいの一人一人の星の海で泳ぐバンタン君たち。
ジンは息子を肩車しながら一緒に。


ジン写真のチョイスが秀逸。HBDジン。


愛する息子といつでも一緒にいる、愛すべき長男


アンコールにクリス登場。みんなでMy Universeを歌う。


ただの推し🐱貼り。EDメント中。可愛い(-ㅅ-)
全体的に全員がニッコニコで最高のステージだった。


ARMYと一緒に盛り上がり楽しかったアメリカでの公演。国連演説でアメリカに行き、一度母国に戻り、そしてまたLAへ、というスケジュールではあったけれど飛行機に乗る事すら彼らはときめいたはず。そして対面コンサートがこんなにも素晴らしく尊いものであったとは。ただこれはまだこの新時代最初の一歩に過ぎない。

でもオタクも君たちの元気な姿を見るのは嬉しいよ。幸せをキャッチアンドリリースできる公演。まじできっと互いにウィンウィンなのだ。

そんな最中、新たな予告がARMYたちをざわつかせる。




そう、ついにオフライン母国公演、開催。

3か月後にまた会おうという彼らからの約束。
これには本当に本国のARMYおめでとうという気持ちでいっぱいだった。一度公演を予定したがあの感染症が猛威をふるっていた為にギリギリでオンラインのみになってしまったからだ。本当にオフラインで、対面で、コンサートをしてほしいと願った。3か月後だ。どうか。そのまま、――――――


「BTS PERMISSION TO DANCE ON STAGE - SEOUL」


ついに母国にてオフラインコンサート。


2022年
3月10日(木)韓国 ソウル 蚕室総合運動場 メイン・スタジアム
3月12日(土)韓国 ソウル 蚕室総合運動場 メイン・スタジアム
3月13日(日)韓国 ソウル 蚕室総合運動場 メイン・スタジアム


突然の予告から3か月が過ぎ、年も明けて久しい。コンサートは間違いなく開催された。しかもオフライン、対面でのコンサートだ。
韓国で開催するオフラインコンサートは2019年10月のBTS WORLD TOUR LOVE YOURSELF:SPEAK YOURSELF' 以来、2年半ぶりになっていた。またその当時の会場もここ、蚕室総合運動場 メインスタジアムだったのだからなんというか、エモい、といえる。

ただし感染症は未だ落ち着くことを知らず、この度のコンサートは感染予防のため観客のワクチン接種の確認・マスク着用の義務・歓声禁止が条件とされた。歓声を上げないかわりに拍手で応えたり会場で配られた応援ボード(クラッパー)で熱意や熱量を伝えよ、と。
クラシックじゃあるまいし…!というのが個人的な最初の感想だが、本物の彼らを目前にして声一つ出すことができないって。BTSのライブだというのに、絶対声出ちゃうよ……なんと、こんな、拷問のような、条件。

そして会場である蚕室総合運動場メインスタジアムの総座席数は約7万席、10万人収容可能という高いキャパシティを誇るものであったが、今回は1万5,000人まで絞られたオフラインライブとなった。赤字に近くてもどうしてもやりたいと言うメンバーの意向も組まれているようだ。それでもこの集客人数は感染拡大以降、韓国では最大の人数になるという。ギリギリまで頑張ってくれているのだ。
条件だらけの中での開催だが、その意味を考えてはいけない。
会いたくて、会う。開催してくれるから、行くしかない。
ただそれだけだろう。

日程のうち3月10日と3月13日はオンラインストリーミングがあり、中日の3月12日は全世界配信・映画館にてのライブビューイングが慣行された。大人の話をすれば、満員の有観客ライブよりも全世界配信にした方がまあ確かに儲かる気もする……全世界に同時接続という回線的なシステム上のリスクは確かにあるかもしれないがこの会社はこれまでにそれを可能にしているのだから、大した憂慮もないだろう。



ソウル公演についてはもう書き記しているので割愛。
ちょっと読み返してみたけど、2度も欠伸をして罰を受ける校長先生はやっぱり何回見てもおもしろくていいですね。おすすめです。



「BTS PERMISSION TO DANCE ON STAGE - LAS VEGAS」


2度目のアメリカに賛否はあったが、グラミー賞授賞式参加を見据えての
公演であった。

(現地時間)
4月  8日(金)米ラスベガス アレジアント・スタジアム
4月  9日(土)米ラスベガス アレジアント・スタジアム
4月15日(金)米ラスベガス アレジアント・スタジアム
4月16日(土)米ラスベガス アレジアント・スタジアム


今回は4月16日、オーラス分がオンラインストリーミングとなった。もはやオンラインストリーミングがあって当たり前のようになってきている……?当分このご時世の主流になりそうだが、かつてバンタンが世界中を飛び回ってツアーをしている時に「あ~今**にいるから時差は++ぐらいか~SNSで今日のバンタンを見るの楽しみやな…」とか思っていた時代はもう終わりかもしれないな…。早朝に「今ライブ終わりで、ご飯食べようと思って。えぷつけました。韓国は今何時ですかね(もぐもぐ)」みたいな心臓ドッキリ突発えぷももう無いのかもしれない…うう、いい思い出ばかりが惜しまれていく…
リアルタイムで一緒に体感できるのも勿論いいんですけどね。おお、搾取してくれよ。その為に労働してるのだ。



 LAS VEGASスケジュール。グラミー賞のステージが4月4日、そして自らの公演4月8日~と控えていたが、困難は既に始まっていた。
ご存じの通り、LVへのスケジュールの為に渡米する数日前、ホソクが感染症にかかり、渡米が1人だけ遅れた。その後何とかスケジュールには間に合い、皆とアメリカの地で合流した。
 そしてもう一人、渡米直後にジョングクが感染症にかかる。本当にギリギリのタイミングで、1日でも解熱、もしくは症状緩和が遅ければステージに間に合わなかったかもしれない。当の本人はインスタグラムを使いこなし隔離の暇な時間をARMYと遊んでくれていたりしたが、一番最初は鼻声だったので本当に気力と根性と運動でウイルスをボコボコにしたんではないかと思う。(テヒョンは「僕がかかった時は全然動けなかったのにジョングクすごい(意訳)」とコメントを残していた)
 後にも先にもジョングクがあんなにも頻繁に遊びに降りてくる事はもうないのではないかと思うが、間に合わせてくるのは本当にプロだな…と思った。勿論ホソクとジョングクが休養している間にも他のメンバーはリハーサルなどあったに違いないが、7人揃って統率された美しいパフォーマンスをするのがバンタンの強みだ。しかもグラミーのステージの練習も重ねなければならない。リハが容易ではなかったであろう事は想像に難くない。(ユンギ曰く、後でビハインドが出ると思う、とのこと)




12…4567……!!!


 そして4月8日を迎える。……そう、この公演、ジンが左手を負傷し、ONがまたしても6人でのステージスタートとなった。ジンは渡米より数週間前の3月19日に左手の人差し指の筋を一部損傷、伸筋縫合手術を受けていた。
「どうして…」と「何事…」と「大丈夫か…」の思考トライアングルだったが、『アーティストの公演参加の意思が強い為、一部の楽曲の振り付けにだけ参加、ステージパフォーマンスは制限される可能性』との公式アナウンスが出た。
 まあ、ジンは絶対に出るって言うよね…と個人的にも納得をした。ジンの責任感と努力を軽く見ているつもりはない。

 4月4日のグラミー賞ステージにもジンは当然参加した。いつからグラミーステージの練習を始めたのかは分からないが、構成変更などももしかすればあったかもしれない。暗い部屋でコンピューターをいじる司令官のような姿は少しシーグリを彷彿とさせた。勿論ステージは最高に盛り上がり、観客は立ち上がり、多くの歓声や拍手を彼らに与えた。

 とりあえず今回はPTDコンサートの話なので話を戻す。

123,45,67…!!

 ONはダンスが激しい為不在であったが、ジンはすぐに7に交わる。
2曲目の불타오르네の時にすでに皆に混ざっているのだ。プロを感じる。

FAKE LOVE.序盤は6人なのだが
ラストはジンがいないと成り立たない。
実は初回のON STAGEでテヒョンがいなかった時もFAKE LOVEは最初6人構成、ラストのみ7人になる方式を既に経験済みなのでおそらく対応可能。


Dynamite→Butter
ジンははけて近くに椅子に座り、6人を見守る。
座ってるだけでも足は長いしWWHだしかっこよすぎんか?


ユンギのパートナー・ジンの代理をジョングクがしていたが、なんとド忘れしてゴリゴリ自分の本来のパートを踊ってしまっていた。
笑うユンギ、ジミン、そして一番笑っていたのはジョングク本人(笑)
でもARMYは出来……あれテヒョン…R作って…


自らの怪我を心配させないように努めて普段通りに振る舞うジン。
そっちの手ブンブン振って大丈夫か???と逆に心配になる時も。
そんなジンの努力を、しっかりといつも見つめていたのは
やっぱりホソクだった。


 『BTSのステージに1人が抜けるのはとても大きなリスクです。でも正直健康が先なのでそれを監修しても健康を優先するのがメンバーたちです。しかし今回のジンヒョンはあまりにも違いました。本当に!練習の時もどうにかして穴が空いて見えないよう最善を尽くしてくれたウリジンヒョンに、一度大きな拍手と歓声を送って下さったらとてもありがたいです。今回のラスベガス公演、全く!全然空いてみえなくて最高でした。ヒョン、ヒョンのおかげです。サンキュー!サンキューブラザー!』

「君の苦労は君だけがわかっていればいい」

 そういうジンにとっては、このホソクの明るい言葉にどれほど救われただろう。きちんと言葉にして、しかもわざわざ韓国語に切り替えて気持ちを伝えてくれる。恥ずかしそうにしていたジン。キラキラ光る大きなその目は、零れる事こそなかったけれど、濡れたように輝いて見えた。 
 それに対するジンのメントもまた、「自身が迷惑をかけた事に変わりはないが、良いステージが出来たと思うのでウリBTSにありがとうと伝えたい。」という愛の溢れるものだった。
 互いを信頼し互いに寄り添い、支え合い前へ進んでいく。見えないようにしていても見てくれている人がいて、それをきちんと言葉で伝えあう。

 そういうことを出来る。絆とかいう簡単な言葉では現わせないものが確かに彼らにはある。本当の家族よりも家族である7。


そして流行りのYoongi Marry Me。
テヒョンやジョングクからも叫ばれ求愛された(?)


 EDメントは本当にみんな良い事を言うので毎回書き記したいぐらいですね…。もうすぐ終わってしまうという思いもありながら、ただの感想を述べる場所ではなく、自分が感じた心の話をいつもみんなしてくれるので、意味も意義もある瞬間だと思う。



 4日間の公演も無事に終了し、LVでのスケジュールが終了した。と思っていた時だった。


この時はただ意味深な映像だけが流れる。




2022.06.10  BTSカムバック

そのティザーと知るのはすぐ後の事。
ニューアルバムを引っ提げてやってくるとの事…!!!!

わあああああああああああああああああ、え、FESTAは今年あるんですか??????????めちゃくちゃぶつけてきてるね????いいんですか????







多くのひとつひとつの光たちに囲まれて
その中心で輝く7つの魂


 最初の10月オンステージから4月LVまでの半年間、たくさんのステージを見せてもらった。VCRはさすがに毎回同じで、セトリに大差もあまりなかったのだが、何度見ても飽きなかった。毎回彼らが本気だからだ。時々ハプニングがあったり、雨も降ったり、芸術的なblackSwanに毎回目も魂も奪われたり、ああ、もうBS見る機会が無くなってしまうのかと思うととても残念…もう本当に大好きだった。美しく儚い黒鳥たち。時々6羽になることもあったね。

 こうやって記憶を記録していく瞬間にたくさんの事を思い出す。
簡単ではなかった半年間。本当に本当にたくさんお疲れ様でしたと言いたいし、同時に、すでに彼らは次のスケジュールを走り出しているから。

 もうすぐ母国へ到着する時間。오랜만이야 Mi Casa.
少しだけゆっくりできたらいいな。と願いつつ、ナムジュンはまだアメリカで仕事中とのこと。早く帰れるといいね。
LVからの韓国はまだ少し寒く感じる事でしょう。

 みんな身体に気をつけて。ジンの指も早く痛くなくなりますように。



 6月まで待ちきれないようで、きっとすぐまた会える。


 7人揃ってまた、きっと。

 


おわり:)

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