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週刊ブレックス(仮) ~2019/12/2

こんにちは、hiroです!
バイウィークで基本的にはB1リーグがお休みでした。皆様どんな休日お過ごしでしたでしょうか。個人的にはサッカーを見つつバスケ仲間やTwitterで教えてもらった良かった試合を見直していました。天気が悪いので引きこもりです。いやーオルンガすごかった(笑)

ということで書いていきます。天皇杯なので簡単に書いていきます。


11月の日程

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ブレックスは11月のリーグ戦を5連勝でバイウィークを迎えました。延期になっていた東京ダービーの結果により首位でリーグ戦が再開します。まぁ、今首位だからといって何も勝ち取ったわけでもないです。


天皇杯 2次ラウンド

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今週はイマイチ盛り上がらない天皇杯です。ただ、カテゴリーの違う相手や普段出番が少ないメンバーのプレーが見られたりと、リーグ戦とは違った楽しみや雰囲気はあると思います。オフィシャルタイムアウトはありません。なので今回ブレアリで行われる男子の試合の3チームについて軽く触れていきます。

vs 東京サンレーヴス
ブレックスが天皇杯2次ラウンドの初戦で戦うのはB3に所属する東京サンレーヴスです。さすがに映像は確認してません。なのでデータだけ。今シーズンはリーグ戦4勝14敗の10位/12チームという成績です。現在4連敗中で4試合全て85失点以上での敗戦です。そして、note投稿日の本日(11/27)ヘッドコーチが契約解除されました…笑

平均得点がB3で下から2番目で外国籍選手と遥天翼の依存度は高めです。そうです、このチームにはあの遥天翼がいます。オフシーズンに福岡→サンレーヴスへの移籍が発表された時、驚いた方も多いのではないでしょうか?(ワタシもその1人)彼が平均16.6得点をB3であげています。ブレックスとしてはベンチメンバー中心に圧勝して翌日の試合に進みたいところです。とはいえサンレーヴスには天翼の他に、佐藤や本間などB1経験者も多数在籍しているので侮れないかなと思います。あとYouTuberもいますね。

三遠ネオフェニックス vs 信州ブレイブウォリアーズ
まずは三遠の紹介から。三遠はB1で今シーズン未だ勝ちなしの16連敗中。昨シーズンから数えると21連敗中です。これだけ負けているとスタッツでも悪い部分が目立ちます。平均得点(71.7得点)、平均失点(85.5失点)ともに下から2番目。得点面が低い要因としては、こちらも下から2番目のペイント内の得点の少なさと(30.0得点)、フリースローも打つ本数が圧倒的に少ないです(9.8本でB1最少)。そこに追い討ちを掛けるようにチーム最多得点のイーバンクスがインジュアリーリスト入り。
ただ、途中からチームを引き継いだ河内新HCの元、チーム状況は良くなっていると思います。スリーの確率はB1で4位(36.7%)と高めなのでそれを活かしつつ、失点を減らしていきたいところでしょうか。内容はともかく、先ずはなんとしても天皇杯で勝ちをもぎ取りたいはずです。

信州は昨シーズンB2制覇しましたが、ライセンスの関係でB1に上がれなかったチームです。圧倒的存在だった石川海斗が熊本に移籍しましたが(そして被害者の会に入会)、15勝4敗とB2で暫定2位と安定した成績を残しています。信州の特徴といえば圧倒的に少ない平均失点(64.8失点)です。とにかくディフェンスがB2の中では強力で、平均失点が2番目に少ない仙台に比べて5.4点も少なく、平均ブロック数も1位(3.5)です。
オフェンスではターンオーバーがB2で2番目に少なく(10.7)、スリーもB2で一番打って一番多く決めています(10.1/30.3)。見た感想としては、外国籍の暴力が多いB2の中でもB1のチームに近い大人なバスケをするなぁという印象があります。マイケルさん良いチーム作りますね。

個人的には信州が上がってきて、安齋竜三vs勝久マイケルの対決が見たいなぁ。と願っていますが興味深い一戦ですね。


2次ラウンド 11/30㈯ 宇都宮 115-71 東京CR

ブレックスはライアンとランドルフを選択し、田臥と遠藤はDNP。1Qだけでスリー7本(7/9)を決め35-18で圧倒し、2Qもダブルスコア。
対するサンレーヴスはデータ通り前半の得点の22/29得点が外国籍選手2人と遥天翼で稼いだという内容でした。

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後半サンレーヴスはクロフォードを中心に攻めますが、タイムシェアをしながらベンチメンバーを中心に寄せ付けず。特に後半だけでスリー5/6本を含む17得点の山崎は圧巻のパフォーマンスでした。

ランドルフ 26分出場 23p-7r-3a-1s-1b
山崎 22分出場 22p(3P 6/8)-2r-2a-1s-1b
橋本 19分出場 14p(3P 2/4)-1a-1s
田原 16分出場 6p(3P 2/3)-2a
喜多川 25分出場 3p(3P 1/6)

HCもコメントしていましたが、普段出番の少ない選手たちが結果を出しての勝利は素晴らしかったですし嬉しいものですね。ランドルフもブレックスのスタイルに馴染んできた印象があるので、次はB1相手にどれくらいやれるかですね。個人的には喜多川に注目していましたが、こういう日もあります。翌日のプレーに期待します。あとは鵤が新潟戦から上がり調子でスリー4/4本のパーフェクトは明るい話題ですね。
総括としては、普通にやって普通に殴り勝った。それだけですね。アテンプトも3P > 2Pでしたし、今シーズンやりたいオフェンスを体現した試合だったと思います。

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BOXSCORE

ハイライト無いので試合映像

ゲームレポート


2次ラウンド 12/1㈰ 宇都宮 74-65 信州

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Round16の対戦相手は三遠を圧倒した信州との対戦になりました。三遠vs信州の感想は以下のツイート通りです。

ブレックスはランドルフからギブスにチェンジ。田臥と遠藤はこの日もプレーしませんでした。田臥はプレーしないどころかベンチ入りもせず。大丈夫かな?今シーズンも欠場モード突入か?

一方の信州で変わった点は、B2リーグ戦で19試合全てスタメン、前日もスタメンだった栗原ルイスがコンディション不良でベンチ外になりました。代わりに前日14得点と好調だった大崎がスタメンに入りました。

序盤はお互い互角の展開で、ブレックスが途中リードを奪う時間帯もありましたが、信州がスコアも内容も上回る前半でした。試合開始の最初の数プレーを見ただけで信州かなりスカウティングしてるなぁという印象を持ちましたし、選手たちもそう感じてたみたいです。PnRの守り方からパス回しの傾向、ブレックスのプレッシャーディフェンスの回避とヘルプの寄りに対する展開方法まで。綿密にスカウティングされているのを感じましたし、信州の選手たちがそれを遂行していたからこその前半だと思います。ミスマッチの使い方もうまかったです。スリーの確率自体はあまり良かったわけではないですが、グッドショットを多く打っていました。マーシャルが苦戦していて前半で3ファウルでしたが、佐藤がよく繋いでいましたね。

対するブレックス。前線からボールマンにプレッシャーをかけ簡単にやりたいオフェンスを始めさせないというのがブレックスの持ち味でもありますが、信州はマクヘンリーがボール運びに参加することでそれを回避。B1だとこれやってきたのはマブンガのいる京都とウォーカーのいる滋賀くらいですかね?思いつくのは。ブレックスはオフェンスもアジャストできず、本当に苦戦しました。前半30得点は今シーズン最少得点です。何よりもボールへの執着心とリバウンドで負けているのが気になるところで、一番負けてはいけないところで負けていた。後半どのように立て直すか注目でした。

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「ハーフタイムに特別な指示はしなかった」と安齋竜三HCが会見で語っていましたが、後半見て一番感じられたのはブレックスのリバウンドとディフェンスの意識が変わったこと。ブレックスが大切にしてる部分ですね。
3Q開始2分でマーシャルの代わりに長くプレーしていた佐藤も4ファウルになり、イニシアチブを持ったブレックスはオフェンスでインサイドを中心に追撃。おまけに信州のアウトサイドを引っ張っていた西山も3Q残り2分で3ファウルに。信州はファウルトラブルに苦しみます。
4Q最初のオフェンス喜多川のスリーでブレックスが逆転。そこからは完全にブレックスの土俵で試合が進み、4Q残り8分でマーシャルが4ファウルになり信州は更に苦境に。そこで繋いだのが西山でした。西山のスティールで止めた後のオフェンスを自らレイアップで得点し、オフェンスリバウンドをブレックスが奪っても我慢して信州がルーズボールをものにして守りきり、トランジションから西山のコーナースリーで連続得点。再び信州が1点差に喰らいつく。なんつー我慢強さだよと。そりゃブレックスはタイムアウト取りますね。ただ、タイムアウト後に比江島がスリー決め、連続で3点プレーでやり返したのはさすがでした。更にナベのスリーが決まって残り3分25秒で遂に二桁点差に。これでほぼ試合は決まりました。最終的には74-65でブレックスが勝利し埼玉行きの切符を手にしました。

後半の修正力がブレックスの強みで、リバウンドの部分で圧倒し、本数自体はいつもより少なかったですが高確率でスリーを沈め、いろいろな選手がバランス良く得点しました。ターンオーバーは3Q比江島のパスミスの1つのみ。ディフェンスでも西山、マクヘンリー、マーシャル以外はシャットアウト。あとは勝負所での集中力と勝負強さ。得点がほしい時にスリーを2本沈めた鵤と、比江島とナベも要所でスリーを決め、FG3/3 の喜多川もいぶし銀の活躍でした。現在東地区1位のチームの力を見せつけました。

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ハイライト無いので試合映像

ゲームレポート


信州戦の雑感

いやー、面白い試合でした。この試合が最安値2000円で見れるとかコスパ良すぎませんか?っていうくらい堪能させていただきました。この前の女子の試合も面白かったですし。三遠とは今シーズン4回戦うので、信州上がってきてよかったなぁというのが感想です。安齋竜三vs勝久マイケル見れましたしね。誰が終了後の握手のシーン撮ってないかなぁ。最後は本当に意地ですね。B1東地区首位にいる意地、前回大会ファイナリストで今回は優勝するんだって意地。ここで負けらてられなかったですからね。

信州の感想

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「あなた達B2にいちゃ駄目よ。他のチームが可愛そう」と思ってしまうくらい、やっているバスケ素晴らしかったです。特に前半は!ブレックスの選手たちの試合後のコメントが物語ってますね。

一部抜粋
比江島:「昨年、B2で優勝をしていて、B1にいるべきチームのレベルであるとチームでも認識していた。ディフェンスのローテーションも早いし、HCも元ブレックスにいたこともありスカウティングもしっかりされていた印象。」
ナベ:「信州が良いチームだった。(中略)信州は、ディフェンスの強度もスペーシングもクォリティが高く、良いシュートを打って決めてきていた。本当にB1にいておかしく無いチームだと思う。

スタッツからにも現れていました▼

もしかしたら苦しい時にマーシャルやマクヘンリーがB2だともう少し得点取れているのかもしれませんが、信州の持ち味を発揮していたと思います。あと、プレーが途切れる度にマイケルさんと選手がコミュニケーションとるシーンが多くてめちゃくちゃ信頼されているんだなと感じました。ブレックスでもナベとかよく見るシーンですが、マクヘンリーとマーシャルもそういうシーンが多く見られました。

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リーグ戦ではなくカップ戦の一発勝負だったからこういう内容になったのかもしれませんが、1つ言えるのは「三遠そりゃボロ負けするわ」というくらい強かったということです。資金面などコート外の部分の課題も多いと思いますが、B2連覇してB1に上がってくることを楽しみにしています。B2も今後もう少し見たいなぁ。


天皇杯 2次ラウンドの結果

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3連覇中だった千葉が北海道に敗戦。予想していなかった人も多かったのかもしれません。北海道は怪我人が復帰したことは大きかったと思いますが、多嶋が怪我したとのことで新たな心配も。
下位カテゴリーのチームは信州だけでなく、群馬や金沢や日立金属、FE名古屋もかなり健闘していましたね。
金沢と対戦した京都ですが、2日連続のオーバータイム。先日150kgセンターのホロウェイと契約解除し、サイモンも怪我の影響で外国籍選手はマブンガ1人で戦わざる得ない状況でした。滋賀と富山はファイナルラウンドに初進出です!
組み合わせ抽選会は12/5です!年明けで少し先になりますが楽しみですね!今年は誰が引くのでしょうか!?富山か滋賀がいいなぁ〜。他のチームとはたくさん対戦するから…(東地区6試合、川崎と三河4試合、富山と滋賀は2試合)


おわりに

天皇杯2次ラウンドの結果を見るとファイナルラウンド進出することが当たり前じゃ無くなってきている気がします。もっと観客が入ってほしいですね…
天皇杯も楽しみですが、リーグ戦も気を引き締めてい戦っていきたいですね。12月は10試合です。皆さん忙しいと思いますが、楽しみつつ応援していきましょう!
今回も読んでいただきありがとうございました!


おまけ

ブレックス公式もたまにTwitterで「いいね」くれたりしますがサンレーヴスの特徴をまとめたツイートに遥天翼ご本人が「いいね」くださいました。ありがとうございました。全然B1でやれるから戻ってきてほしいなぁというのが本音ですし、三遠に入ったら即戦力過ぎるなぁと。

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