見出し画像

読書記録 氣の呼吸法 著者:藤平光一

こんにちは、大志です。

心身統一合氣道会を創設した
藤平(とうへい)光一さんが
書かれた本です。『氣』を介した
人間と天地自然とのつながりや、
正しい姿勢、心身を統一することで
もたらされる効果について、
氣の呼吸法や氣圧法について書かれています。

気、といえばまずドラゴンボールが
思い浮かんでしまうのですが、
著者の藤平さんは気、ではなく
『氣』と書かれています。
氣は超能力のようなものではなく、
私たちの中、そして天地自然に
あまねく流れているものだ、
と本の中で書かれています。
僕の解釈だと、物質だけでなく、精神、心、考えること、といった有形無形、
そして時間といった概念に至るまで
全ての要素を構成する分子、原子よりも
もっと小さい構成単位の集合体、それが
藤平先生の言われる『氣』なのかと
感じました。
(悟空がとっておきのときに使う
元気玉も、あながち間違いではなくて
本当に元氣玉なのかもしれませんね)

特別な技術などは必要なく、
ただ自分の心の状態を把握し、
天地自然に生かされているという
事実を受け止めること。そして正しい呼吸法を
通じて氣を介して天地自然と一体化すること。
それを習慣化することが大切だと
説かれています。
そのために、『正しい姿勢』であることや、『心身統一』すること、『氣の呼吸法』を
体得することが重要だと説かれています。

要約しようとすると、とても難しい思想の
ような表現の仕方になってしまうのですが、この本の中では実際に藤平先生がご経験
されたことを交えながら分かりやすく
書かれているので、素直にまずやってみようかな、と思うことができました。

最近学んでいるエニアグラム心理学や
グラッサーの選択理論、アサーションと
いった人間関係を円滑にする学びにも
つながることがたくさん書かれていて、
新鮮な気持ちになりました。

この本に出会わせてくれたえみこさん、
素敵な出会いでした。
ありがとうございました!