もうすぐ結婚記念日やねと妻に言われて、そう言えば11月やったと思い出した。

確か1994年に結婚したので、今年で25年になる。25年って節目っぽいなと調べてみると銀婚式という奴のようだ。そう聞くと何か重みがある気がする。ちなみに金婚式は50年だそうで、ちょうど銀婚式の倍ということになるようだ。銀ぐらいではまだまだ重みなんて言葉を使うべきではないんだな（笑）。

私たちの結婚式は、万博近くの光の教会で執り行った。正式名は茨木春日丘教会、プロテスタントの厳粛な教会で、軽い気持ちで結婚式をやらせて欲しいとお願いに行ったら、結婚までの半年間、毎週日曜の朝に行われる礼拝に参加すること、結婚の心構えを習う結婚講座を3回受けることが条件と言われ、当時同棲していた吹田の家から毎週自転車で教会に通うようになった。

当時はお金も無く、普段礼拝に通われていた方々がオルガンを弾いてくださったり賛美歌を歌ったり、設営を手伝ってくださったりして、手作りの式を支えて頂いた。いわば結婚するが為のにわか信者の2人を、暖かく迎えて頂いて、ほんと有り難かったし、あんなに人の優しさが身にしみたことは無かったかもな。

当時は、眠たいし、面倒くさいし、どうして頼みに行ったりしたんだろうと後悔もしたが、結婚というものと真摯に向き合う時間をもらって、自分なりにもいろいろ考えたりもしたし、今となってはとてもいい経験をさせて頂いたなと思っている。

あれから25年、

こうして夫婦生活を続けられていることは、当たり前なんかじゃ無いなとも思う。今や夫婦と言うより、生きていく上の同志といった感じに近くなっている気もするけど、昨日見た映画じゃ無いが、これからも互いをリスペクトする気持ちを忘れずにぼちぼち続けて行けると良いな。

次の大きな節目である金婚式まで、あと25年。

さて、どうなることやら。

お互い、それまで元気で生きていられるかの方が問題だな（笑）。