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歴史が築いた焼津ブランド

静岡県焼津市の地名「焼津」は、古事記や日本書紀に登場する日本武尊(やまとたけるのみこと)の東征伝説に由来している。

日本武尊が東征の途上、地元の賊衆に襲われた。
そのとき天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ)で草をなぎ払い、火をかけて賊を滅ぼしたという伝承から、「焼津」と命名されたそうだ。

「焼津」という地名は縁起が悪いという理由で、「益津」に変えられた時代が長く続いたらしい。
古代から明治中期まで存在した益頭(益津)郡は、本来「焼津」という地名がもとになっていたと考えられる。

焼津は遠洋漁業、水産加工業で全国的に有名な地だ。
鰹漁は、江戸時代から盛んだった。

わが町「焼津」。
遠く神話の時代まで遡ることが出来る、由緒ある名称なんだな。

ご先祖様が長い時間の中で築いてくれた、「焼津の魚」というゆるぎないブランド。
自分の代でその看板を汚さぬよう、最高の味と安心を、ご家庭の食卓にお届けしていく。
更にそれを次世代へと継承するのが、わが社に課せられた最大のミッションだ。